ワンネス 436号  2008/11/09発行

おいしいお米できたかな
田んぼの学校

 10月19日(日)白川中流域水土里ネット主催の「田んぼの学校 in 白川中流域」の稲刈りが下津久礼区みらい大橋下の田んぼであり、熊本市内の親子や青葉台区と下津久礼区の子どもたち約100名が参加しました。
 6月に自分たちが田植えした田んぼには稲穂が実り、参加者は意欲満々でカマを握り一斉に稲刈りを始めました。小さかった苗が大きく育ち、びっくりしながら次々と刈り、最後はコンバインのお世話になり20アールの田んぼを刈り終えました。畦には、前田孝一さん(下津久礼区)方の蔵の2階に保存されていた昔の農機具、田打ち車やガンツメ、千歯、俵編み機などが並べられ、子どもたちに説明されました。千歯こきや足踏み脱穀機は実際に使ってみて、昔の稲作の苦労を体験しました。
 稲刈りをした後藤いずみさんと高嶺悠奈さん(菊陽西小6年)は「難しかったけど慣れたら楽しくなりました。早く食べたいな」と元気に話してくれました。

 

 

 たくさん並んだ昔の農具は、お年寄りが、懐かしそうに触ったり子どもに使い方を説明されたりされていました。
  前田さん宅にこんなにいろいろたくさん残っていて感心しました。(岩田)

 


みんなの願い世界にとどけ!
菊陽西小学校

 10月18日(土)菊陽西小学校環境委員の生徒3人が、“ペットボトルキャップで世界の子どもにワクチンを届けよう!キャンペーン”に協力しようと、集めた約30キロのキャップをジャスコ菊陽店に届けました。
 環境委員の荒木さえさん(6年)、入江桃夏さん(5年)、谷口彩乃さん(5年)は「私たちの活動に続き、西小全員でキャップ集めに取り組んでいます。ポスターを書いたりみんなの前で発表したり放送したりして、呼びかけて1万個位集まりました」と話しました。また、ジャスコ菊陽店の冨永清久店長は「菊陽町の子どもさんからの寄贈ということで嬉しく思います。さっそく送らせてもらいます」と感謝状を渡されました。

 

 

 これから、ペットボトルキャップを捨てずに集めます。(井野)


ペタンクで親睦
津留区民体育祭

 津留区(矢野郁夫区長)の区民体育祭が10月26日(日)区のグラウンドで行われました。
 体育祭は、区民の交流を深めようと組対抗のペタンク大会となりました。1チーム7名の団体戦でゲームを行い、得点ボールに投げたボールが一番近いチームが得点をし、その合計点で勝敗を決めます。参加者からは「ぜんぜん違うところへ行った」や「よかとこ!」などの声も聞かれ、競技を楽しんでいました。
 参加した矢野成豪くん(菊陽中部小4年)と阪本有紀さん(同3年)は「ペタンクはうまくいかなかったけど教えてもらいながらしました。楽しかったよ」と話してくれ、優勝した8組の阪本豊子さんは「初めてペタンクをしました。みんなで楽しめてとても良かったです。優勝できて嬉しいです」と話されました。

 

 

 皆さん楽しそうで一緒に入ってゲームをしたかったです。(谷川)


楽しくみんなで体育祭
緑ヶ丘区体育祭

 緑ヶ丘区(塚田 攻区長)では第9回区民体育祭を10月26日(日)区のグラウンドで行ない、スポーツの一日を楽しみました。
 開会式では工藤憲士朗くんと下田望未さん(菊陽中部小6年)が「組ごとの結束を深め、ケガしない程度に楽しみながら頑張ることを誓います」と元気に選手宣誓し、競技がスタートしました。
 体育祭は組対抗戦で行われ、選手の皆さんは「食欲の秋 パン食い競争」や「ムカデ競争」、メインイベントの「組対抗リレー」など15競技に出場し、さわやかな汗を流しました。
 参加した2組の橋口美幸さんは「体育祭は毎年参加しています。はじめて挑戦した昔の遊び(輪回し)リレーはまっすぐ走らずとても難しかったです。競技は楽しみました」と話されました。

 

 

 小学校の運動会のような競技がたくさんあり出場者も童心に返り楽しんでいました。パン食い競争に参加したかったな!(谷川)


  (23)  ひばりヶ丘区  矢原正治

やぶがらし ぶどう科

 朝夕涼しくなってきました。稲刈りもほとんど終わり、ニンジンも大きくなってきました。ようやく紅葉が始まり、ミカンが店頭に並び、カリンも少し黄色に色づいています。近くの庭のカツラの葉から甘いマルトールの香りが漂っていました。
 前置きが長くなりましたが、今月は、雑草の王様のような“ヤブガラシ”です。今年も仕事中に数度イラガの幼虫に触ってしまいました。すぐヤブガラシを探し根茎を揉んで塗り付けますと、数分で痒みがとまります。効く人と効かない人がありますが、私は良く効いてくれますので重宝しています。蚊などに刺された時、根茎の他、地上部の葉、茎でも効果があります。よく揉んで粘り気のある汁を、かゆい中心部分から塗ると外にかゆみが広がるので、かゆい部分の外側から中心に向かって塗ってください。秋になり蚊、毒虫も減りましたので、来年覚えていたら使ってみて下さい。新芽は和え物、天ぷらなどで食べられます。
 ヤブガラシの分布はインド、東南アジア、中国、日本となっています。名前の由来は『薮』を『枯らす』ほど繁茂することからきています。日当たりのよい森林などいたる所にはえています。蔓性で木々に絡みつきます。花は7月〜9月にかけて咲きますが、小さいのと開花時間が短いので余り目立ちません.果実も小さく球形の液果で黒く熟し、この実を観るとブドウ科であることが分かります。根を乾燥したものを烏斂苺(ウレンボ)と呼び、消炎、解毒、鎮痛、利尿薬として、煎汁を内服するか、すりつぶした液汁を外用として、各種の浮腫、化膿等にもちいます。また、蛇、蜂、ムカデなどの咬傷にも茎、葉の生汁をつけると良いと言われています。中国では民間薬的に用い、各種化膿、肺結核、関節リウマチ等に用いるようです。
 雑草も薬になる例の一つです。身近に沢山の薬草があります。
 阿蘇の草原にはセンブリ等の薬草がありますが、種子を落とさないで皆さんが取りますので、無くなっています。薬草を採取する時は種子を落とす、根こそぎ取らないことが、毎年毎年使用するために必要なことですのでご協力ください。



菊池郡市中学校駅伝大会
男子優勝 女子5位

 10月23日(木)菊池郡市中体連駅伝大会で菊陽中学校陸上部男子チームは6区間20kmを1時間7分28秒で走り優勝、女子チームは5区間12kmを走り5位となりました。
 この大会で思ったことは、仲間とのつながりです。本来駅伝は、たすきをもらった自分との闘いだけど、そのたすきにはさまざまな思いが込められています。先生方や保護者、役員の人たちの思いがそのたすきに込められています。今年の駅伝は、全チームどこが優勝するか分からない状況でしたが、菊陽中全員がまとまって優勝を勝ち取りました。
 11月12日に行われる県大会では菊池郡市代表として自信を持って走りたいです。そのために全員で掛け声や体操をしっかりして上位入賞できるように頑張りたいと思います。
文・菊陽中陸上部主将 佐藤北斗(3年)

 

 

 


車いすふれあいジョギング大会

 10月19日(日)第24回くまもと車いす
ふれあいジョギング大会が菊陽杉並木公園
周辺で行われ、1kmと3kmのコースに県内
各地から85名の車いすランナーが集い、
さわやかな汗を流しました。
 ジョギング終了後は、ボランティア手作りの
だご汁で昼食交流会となりました。

 

 

  中原和人(かずと)くん 5歳 境の松区

  幼稚園の運動会がんばるよ。ウキウキ
  パレードを踊るのが楽しみです。


編集後記


 先日、お友だちから頂いた花が咲きました。不思議な花です。葉はクンシラン系のようですが、名前がさっぱり分かりません。どなたかご存知の方教えて下さい。(N.T)