ワンネス 432号  2008/10/12発行


夜空に響くコンサート

合志杉並台

 9月27日(土)合志市杉並台ホタルを育てる会(久川 健会長)主催、杉並台自治会、若草会、子ども会、NPO生ごみ研究会共催のお月見コンサートが、飯高山公園円形広場で行われました。
 円形広場に続く遊歩道には、手作りの灯篭が並べられ、訪れる人たちの足元をやさしく照らしていました。
  今回のゲストには山鹿市を中心に、昭和歌謡ライブを行っている「ウィング」が出演し、昭和40年代の懐かしい歌謡曲や演歌が歌われました。また城南町の「火の君太鼓」の皆さんによる勇壮な太鼓の音が月夜の空に響きました。広場では若草会の手作りおでんやビールが大繁盛でコンサートが始まるころには完売していました。
 友だちと子ども連れで訪れていた杉本尚子さんと井 亜里さん(合志杉並台)は「今日は楽しみに来ました。子どもの頃に聞いた懐かしい歌を思わず二人で口ずさんでいました」と音楽のひとときを楽しんでいました。

 

 

 

 コンサートが始まる6時半ごろには遊歩道を歩いてたくさんの人たちがぞくぞく集まってました。(井野)


交通事故ゼロを目指して
交通安全推進大会

 大津地区交通安全推進大会が9月20日(土)菊陽町図書館ホールで行われ、大津署管内(合志市、菊陽町、大津町、西原村)からたくさんの来場者がありました。
 式典では、交通安全功労者等表彰や菊陽町交通安全母の会原田 紀会長の交通安全宣言がありました。また、HSR九州交通安全センターレインボー熊本の中野真秀さんが「交通事故“ゼロ”を目指した明るいまちづくり」と題して交通安全講話を行い、シートベルトやチャイルドシートの正しいつけ方や重要性、飲酒運転の危険性、交通事故をゼロにするには人の教育が必要であることなどを話されました。

 

 

 HSR九州の野中さんの話しを聞き、ますます交通安全に気をつけなければと思いました。(谷川)


おいしいコーヒーの真実
菊陽町中央公民館講座「水紀行」

 菊陽町中央公民館主催の講座「水紀行」が9月19日(金)開かれ、受講生はおいしいコーヒーについて学びました。
 今回は講師の珈琲豆専門店“ケイズコーヒー”を経営する焙煎士の竹下幸輝さん(ひばりヶ丘区)が「美味しいコーヒーの淹れ方」と題し、コツを教えてくれました。レギュラーコーヒーに向く水は軟水で、熊本では汲みたての水道水でもおいしく淹れることができることやヨーロッパに多い硬水はエスプレッソなど苦味のあるコーヒーに向いているとのお話を聞きました。また、実際に竹下さんがペーパーフィルターを使って入れてくれたコーヒーを味わうと、その美味しさに感激。受講生代表で淹れた山川 和さん(武蔵ヶ丘8町内)は「コーヒーはあまり飲めない方ですが、竹下さんのコーヒーはおいしく飲めました」と驚いていました。
 豆の保存方法や原産国での農民の苦しい生活も聞いた参加者の馬場律子さん(津久礼ヶ丘区)は「淹れ方のコツも原産国のことも深く考えてコーヒーを飲みたいと思います」と話されました。

 

 

 竹下さんのお話は多岐にわたり、“コーヒーおたく”とも言える位でした。脱サラして大好きなコーヒーのお店を経営されている竹下さんが、光って見えました!(岩田)


愛ちゃんをめざせ! 
スポーツクラブきくよう

 スポーツクラブきくよう(相馬将末会長)主催の卓球体験教室が9月13日(土)菊陽町民体育館で行われ40名が参加しました。
 今回は特別コーチとして、信愛高校出身でシドニーオリンピックに日本代表として出場し、現在は熊本県スポーツ振興事業団で運動指導をされている坂田倫子さんを招きました。準備体操を行ったあと、坂田さんから卓球の基本やルール、正しい姿勢からのサーブやレシーブのやり方などの指導を受け、初心者、経験者、学年別のブロックに分かれて練習をしました。
 後半では、2名勝ち抜くと敢闘賞がもらえる練習試合や参加者と坂田さんの手合わせ試合もあり、皆さん大満足の1日でした。
 参加した大木 翼くん(菊陽西小6年)は「試合では負けて悔しかったけど分かりやすく教えてもらいました」と話してくれ、渡辺美千代さん(上堀川区)は「バックハンドが苦手だったのでこの指導はとてもためになりました」と話されました。

 

 

 元オリンピック選手を迎えての卓球教室は卓球初心者はもちろんベテランの方たちにも有意義な1日になったと思います。後半で小学生と対戦しましたが負けました。いい汗やら冷や汗やらかいてしまいました。でも、スポーツって良いものです。(谷川)


  (22)  ひばりヶ丘区  矢原正治

カボチャ ウリ科

 皆さん、カボチャを何と言いますか?カボチャは1541年にカンボジアからポルトガル船により大分(豊前)に渡来し、ポルトガル語のCambodiaがなまってカボチャとなりました。また中国を経て渡来したので南京といいます。これからが 美味しいシーズンです。熊本の野菜で“かすがぼうふら”という品種を知っていますか?ヒョウタンの様な格好をしたカボチャです。甘味はあまりなく肉質も軟らかいので、昨今は好まれませんが、カボチャスープにすると美味しいです。
 カボチャの黄色い色はニンジンと同じカロチノイドです。ビタミンAの元になるもので、抗酸化作用などが有ります。薬用としては、果実を“南瓜(南下)”と言い、消化器系を補い気を益す、消炎、止痛、解毒など。花は“南瓜花(なんかか)”といい、熱を清め、腫毒を消す。根は“南瓜根(なんかこん)”といい、乳の出を良くし、火傷を治す等。種子は“南瓜子(なんかし)”といい、駆虫作用など。茎のヒゲ(巻きひげ)は“南瓜鬚(なんかしゅ)”といい、乳頭が中に入ってしまうのを治す、疼痛に。蔕(へや)は“南瓜蔕(なんかてい)”といい、デキモノ、火傷に。茎は“南瓜藤(なんかとう)”といい、結核の微熱、胃痛、月経不順などに。葉は“南瓜葉(なんかよう)”といい、切傷、火傷などに用いると記してあります。全て薬用に用います。すごいですね。
 カボチャは、種類が多く、日本で収穫できない時期には、メキシコ、オーストラリアなどから輸入されています。熊本ブランドの“坊っちゃんカボチャ”は美味しいので、たまに大学でも調理します。ラップで巻き電子レンジで10分ぐらい温めると甘いホクホクのカボチャ煮ができます。ハローウィンのカボチャの飾り、パンプキンスープも楽しく美味しいです。
 来年はでっかいカボチャに挑戦してみたいので、どなたかジャンボ南瓜の種子を譲って下さると嬉しいです。
 涼しくなってきました。咽の痛くなる風邪が流行っているようです。咽がおかしいときはウガイを早めにして下さい。濃いお茶でウガイをするのも良いでしょう。ウガイも2回目からはゴロホロ ゴックンすると咽の裏まで洗えますので効果が倍増します。お試し下さい。



 堰@森 結花子(ゆかこ)ちゃん  2歳

  城戸 琴華(ことは)ちゃん  2歳

   光の森区

  よくケンカもするけど、おしゃべり大好きな
 仲良し2人組みです。

 



金婚おめでとうございます

 石田久治さん  80歳
    和子さん  78歳

 杉並台に来て20年、結婚して50年、まさかと思っていた金婚式まできたのも、家内に無理強いしてきたから続いたのだと思います。
 これからは、お互いにいたわりあって、飯高山公園の周りをゆっくり散歩して、末永く楽しい人生を過ごしたいものです。

 



ブラジルを学ぶ午後のひととき

 ブラジル移民100周年を記念して、日系移民の様子や文化を学んでもらおうと、KSN国際交流クラブ主催(田中成美代表)のセミナーが9月24日(水)菊陽町南部町民センターで開かれました。
 産山村に在住の日系ブラジル人の今田えりかさんが“ブラジル人の福祉意識”と題して、肉親から伝え聞いた移民当時の話やブラジル人として見た日本の福祉の現状などについて話されました。
 また、ロミオとジュリエットと呼ばれるブラジルのお菓子とハーブティーをいただきながらクイズも楽しみました。

 

 

 



絵手紙講座

 三里木町民センターで4月に始まったばかりの絵手紙講座です。第2、第4水曜日午前10時〜12時に、17名の講座生が、花や静物など毎回違った課題に取り組んでいます。
 講師の板垣アキ子先生のユーモアあふれる指導は「ヘタでいい、ヘタがいい」をモットーに、相手のことを思って感動を伝えることを念頭においています。どんな絵でも先生に必ず褒めていただけるので、楽しく筆を動かしています。若いママも同センターの託児を利用して、子育ての息抜きを楽しんでいますよ。

 

 


編集後記

 10月8日(水)は寒露でした。朝に出た霧が庭の蜘蛛の巣にかかり、露がきらきら光ってとてもきれいで、いつもはちょっと気味悪いなあと思ってみていた蜘蛛の巣も、見入ってしまいました。自然ってすばらしいですね。(T.I)