ワンネス 427号  2008/09/07発行


夏だ!祭りだ!祭り特集 第2弾

 菊陽町の各区で夏祭りが開かれ、たくさんの人たちが訪れ賑わいました。
 それぞれ工夫した出しものや、お楽しみの福引き、夜店などが催され、訪れた人たちは夏のひとときを過ごしました。

 

新山区 8月23日(土)

 新山区(前村公徳区長)の夏祭りが新山公園内の白鈴公民館で行われました。
 朝からあいにくの雨模様でしたが着々と準備がすすめられ、公園には雨よけのテントがたくさん用意されました。
 5時半に消防団のミニ消防車が先導し、子ども神輿がスタート。元気いっぱい掛け声を掛けながら区内を練り歩きました。
 公民館のステージでは、区民によるカラオケやスイカ早食い大会、バナナのたたき売り、お楽しみ抽選会など大盛況でした。
 お神輿に参加した子どもたちは「楽しかったよ!大きい声で“ワッショイ、ワッショイ”言ったから僕たち声が枯れました〜」と楽しそうに話しました。

 


境の松区 8月23日(土)

 境の松区(中村誠喜区長)の第2回夏祭りが行われました。
 同区には公園が無いため、光の森住宅供給公社から同区集会所前の空き地を借りて、住民手作りで祭りを盛り上げました。
 ゲストバンドの演奏や子ども会の物(人)探しゲーム、中村区長もクマさん役で登場した人形劇などステージは盛りだくさん。ヨーヨーつりや焼きそばなども出店し賑わいました。 (写真提供 中村誠喜区長)

 


緑ヶ丘区 8月23日(土)

 緑ヶ丘区(塚田 攻区長)創立30周年記念夏祭りが同区公園で行われました。
 午後4時30分から子ども交流となり、ストラックアウトやじゃんけん大会などがあり、子どもたちは元気に挑戦しました。6時からは、ビール早飲み競争やカラオケ、ひょっとこ踊りもあり、盛り上がりました。雨天のため公民館での物品バザーや公園でカレーライスや生ビールなどの食バザーもあり賑わいました。
 カラオケを歌った星子義幸さんは「区のカラオケ同好会で練習しています。楽しく歌えました」と話されました。

 


大堀木区 8月23日(土)

 大堀木区(瀬上昌夫区長)の夏祭りが雨天のため同区公民館で行われました。
 ステージでは、子どもたちの宝釣り大会や豪華賞品の当たる福引き抽選、カラオケ、サックス演奏、「きよしのズンドコ節」で総踊りを行い、盛り上がりました。「だんじり」を歌った坂本チトシさんは「ドキドキしましたが楽しく歌いました」と話されました。

 


菊陽杉並台区 8月24日(日)

 菊陽杉並台(川畑延洋区長)の夏祭りが同区南公園で行われました。
 午後6時、ラッパの合図で子ども神輿が元気よくスタート。区内を2コースに分かれ練り歩きました。
 今年、30回目の節目の年で、歴代の区長さんや自治会で貢献された方に川端区長から感謝状が渡されました。その後、組対抗ビール・コーラ・ラムネ早飲み競争や風船割り競争、鳥濱運栄さんによるトランペット演奏などがあり会場は大盛り上がりでした。ラムネ早飲みに参加した渡辺なおくん(菊陽西小1年)は「初めてだったけど優勝して嬉しかったです」と話してくれました。

 


東ヶ丘区 8月24日(日)

 30年近く続く東ヶ丘区(山田 亮区長)の夏祭りは、東ヶ丘公園で雨のため1日順延して開催されました。
 午後6時より子ども会のお神輿が「わっしょい!わっしょい!」と区内を練り歩き、夏祭りの開始を告げました。7時からは、女性の会の赤飯や手作りパン、子ども会のかき氷、バレー部の焼き鳥などたくさんの食バザーと不要品のバザーや福引が始まり、繰り出した住民でにぎわいました。ステージでは、踊りやカラオケも披露され、大人も子どもも参加した盆踊りで閉会となりました。

 


  (28)  たわらや酒店  三里木区  宇野功一

歳時記・日本の酒づくり 稲刈り

◆モミには神秘的な赤いひげ
  9月になると、モミは日ごとに充実し、穂が重くなり垂れ下がってきます。試しにモミを一粒つぶしてみます。先日まで中から牛乳のように白い汁が出ていましたが、いつの間にか米の形をした固形物となっています。稲のモミの先には「芒(ぼさ)」というヒゲがあります。現在の米は芒の長さは1〜2pほどと短いのですが、明治時代の幻の酒米「神力」の芒の長さは2〜4pあります。そして、芒の部分がほのかに赤身を帯びていて、古代米のようでとても神秘的です。

◆二百十日(にひゃくとうか)
  立春から数えて210日目のことを「二百十日」といいます。年によって多少違いますが、9月1日前後です。ちなみに、今年は8月31日が二百十日に当ります。このころから、農作物を栽培している農家は、気がかりなことが出てきます。毎日、朝に夕に報じられる天気予報に耳をかたむけます。台風です。この時期に発生し、接近する台風は農作物に大きな被害を与えます。温かな海水温で、エネルギーが温存された大型の台風は、雨や風によって収穫量と品質が大きく損なわれるのです。台風に備えての準備はしますが、なすすべはありません。ただただ、台風が来ないように願うばかりです。
  神力は古来の品種でして、背丈が高い品種です。現在、この地域で栽培されている「ヒノヒカリ」の背丈はおよそ70〜90pなのに対して、幻の酒米「神力」の背丈は110〜130pになります。また、実る米の粒も多く、頭でっかちで、倒れやすい品種なのです。台風が来れば、すぐに倒れてしまいます。

◆今年は9月28日 稲刈り
  感謝という思いを体験するには農業を体験することが一番でないかと思います。人間が自然・気象の前では、いかに無力であるか、そして、たわわに実った作物を前にした時、感謝せずにはいられないのでは。収穫の悦びから、自然への感謝が生まれます。そして、その作物の命を頂く時、自然と「頂きます」の言葉が生まれます。農業がごくごく当たり前の時代であれば、誰もが体験してきたことなのですが…。
  今年は、9月28日 午前10時より約1時間、神力の収穫祭(稲刈り)を行います。毎年、100名の大人や子どもの方々と酒米「神力」を鎌で刈ります。収穫の悦び、収穫への感謝を実感できます。稲刈り終わった後の、昼食のにぎり飯と酒は最高です。

※体験されたい方は、たわらや酒店まで。  
      096−232−3138


全国中学校剣道大会に出場

 保育園から続けている剣道も今年で10年目となります。より一層強くなりたいと思い、尚絅中学校に入学しました。創部3年目、部員は9名と少ないのですが、日々の鍛錬の結果、厳しい県予選を勝ち抜き、今夏全国への切符を手にすることができました。8月21日から富山県で行われた第38回全国中学校剣道大会では、残念ながら一次リーグ敗退という結果に終わり、悔しさでいっぱいです。団体戦では、大将を任されましたが、緊張からか自分らしい剣道ができず、力不足を痛感しました。しかし、今回の経験を糧に、来年、熊本で開催される全国中学校剣道大会に再び、県代表として出場し、必ず全国制覇を成し遂げようと思っています。
 今回、たくさんの方々から温かい応援をいただきました。周囲の方々への感謝の心を忘れず、強気の攻めを中心に、正しく強い剣道を目指してこれからも頑張っていきたいと思っています。

 



 絵本はいかが?

 生涯学習課で学ぶジュニアリーダー7名が8月7日(木)白鈴保育園を訪問し、絵本の読み聞かせをしました。
 白鈴園(谷川聖子園長)では、ぞうぐみとらいおんぐみの園児が待つ中、男子4名女子3名が絵本を持って来場。「はじめましてのごあいさつ」の絵本を読んでからそれぞれが自己紹介をしました。全部で8冊の絵本を読み、図書館で何回も練習した成果を披露しました。

  中村玲菜(れな)さん 6歳
   合志市杉並台

  毎週スイミングに通って
  頑張っています。
  家族みんなでオセロに
  はまってます。