ワンネス 424号  2008/08/10発行

当時を懐かしむ
青葉台区 青葉会

 7月26日(土)青葉台区の青葉会(坂本義敬会長)は同区南公園で、発足20年を記念して子ども神輿の中に入れられたタイムカプセルを開封しました。
 青葉会結成当時「ひとつの目標に向かって全員が協力し、会の基礎固めをしよう」と当時の会長 宮本 磨さんが図面を引き、会員全員で研磨や塗装など、分担して作業をしました。約4ヵ月で高さ1.5m、縦、横1.2mの立派な子ども神輿を作りました。その神輿の天井部分はタイムカプセルとなっており、当時の会員60名が書いた「夏はきぬ 子らの神輿に 瞳燃ゆ」や「勇気と思いやりの人生を歩きませう」などのメッセージを入れて子ども会へ寄贈。同区夏祭りの当日、タイムカプセルを開封しました。取り出されたメッセージの中に自分の物を見つけ「わしのがあった」と喜び、当時を懐かしんでいました。
 当時の会長 宮本さん(84歳)は「今度は子ども会や婦人部なども誘いメッセージを入れ、20年後に開封したいです」と話されました。

 

 次回20年後のタイムカプセル開封は楽しみにしています。私も絶対メッセージを入れます。でも開封時6ン歳です。まだ元気かな。(谷川)


ハンドベルの音色にのせて
むさしがおかじどうかん

 むさしがおかじどうかん音楽ボランティアサークル“花音”の児童6名が、歌や音楽で楽しんでもらおうと7月25日(金)菊陽町の介護付有料老人ホーム「陽かりの郷」を訪問しました。
 子どもたちは日頃から練習しているハンドベルで“ミッキーマウスマーチ”や“星に願いを”の曲を演奏、綺麗な音色に集まった人たちは聴き入っていました。最後には“われは海の子”と“ふるさと”を会場みんなで合唱し、お別れしました。
 参加した住田朝美さん、田上日奈子さん、花田夏美さん(武蔵ヶ丘北小5年)は「外で演奏するのは初めてだったので、とても緊張しましたが喜んでくれて嬉しかったです。勉強頑張りなさいよと声をかけてもらいました」と話してくれました。

 

 ハンドベルの演奏は少し緊張気味でしたがとてもきれいな音色にうっとりしました。(井野)


がんばって
泳げるようになります

スポーツクラブきくよう水泳教室

 スポーツクラブきくよう(相馬将末会長)主催の水泳教室がスポーツパレスアスパで行われ、7月21日から25日は泳げるようになりたい1〜2年生、7月28日から8月1日まではもっと泳げるようになりたい3〜6年生が元気に水しぶきを上げました。
 初日の7月21日(月)は準備体操をして、参加した子どもたち60名を6つのグループに分け、インストラクターの指導で水に慣れることから始めました。手をつないで輪になり水の中に潜ったり、ばた足や息つぎの練習もしました。
 菊陽中部小1年の佐藤ちひろさんは「お友だちができました。がんばっていっぱい泳げるようになります」と話してくれ、菊陽西小2年の三代たいがくんは「息つぎがむずかしいけどがんばればできると思った。15mは泳げるようになるよ」と笑顔で話してくれました。

 

 

 毎年参加者が多くて事務局は嬉しい悲鳴だそうです。がんばってたくさん泳げるようになってね。(谷川)


日本舞踊を楽しむ
菊陽町高齢者大学

 菊陽町高齢者大学7月講座が7月23日(水)「伝統の日本舞踊を楽しむ」と題し、菊陽町図書館ホールで行われ、松ノ本流家元松ノ本錦宗と社中の皆さんによる日本舞踊が披露されました。
 吉本正昭学級長が「日本舞踊の良いところを見ていただき、自分たちの活力にして下さい」とあいさつのあと、第1部は、三代女の舞と銘打ち「堀部安兵衛の妻」「お徳」「おりょう」や、見ごたえある「熊本城」など7曲が披露されました。また、介護福祉士の栗栖 綾さんが指導し「皆で一緒に若返り体操」を会場全員で行い、体を使ったり、手指を使ったストレッチ体操で体をほぐし、脳トレーニングをしてリフレッシュしました。第2部では「川の流れのように」や「美子のおてもやん」などが踊られ、会場からは大きな拍手が送られました。
 松ノ本錦宗さんは「昨年秋のカーネギーホールでの公演は大成功でした。芸を磨いて日本舞踊を世界へ広めていきたいです」と話されました。

 

 3名で ”川の流れのように”

 毎年恒例になった日本舞踊の観覧です。会場の皆さんはすばらしい踊りを楽しんでおられました。(谷川)


  (20)  ひばりヶ丘区  矢原正治

クマツヅラ  (クマツヅラ科)

 毎日焼けるような暑さですが、植物は花を咲かせ虫を集めています。朝夕、夜はうるさいぐらいの蝉の声です。
 今月はクマツヅラです。多年性植物の雑草です。本州、四国、九州、沖繩、さらに中国、東南アジアに分布し、民間薬として用いられ、地上部の絞り汁を打撲に湿布薬、また、皮膚病に用います。中国の16世紀の本に婦人病の薬として疝痛に用いると記してあります。
 クマツヅラは、生薬名を馬鞭草(バベンソウ)といい、他に消炎、止血、強壮などに用い、風邪の時には解熱に用いたともあります。近ごろはやりの抗酸化作用は、大変強い活性を示しました。昔、酒で煎じて痛み止めに使ったとあります。焼酎エキスが特に抗酸化活性が強かったですね。
 クマツヅラは4年前に沖永良部のおやじさんから「沖永良部の民間薬草の焼酎浸けを飲んでいたら、体調がよくなった。道端に生えているヨモギみたいな植物なのだが何ですか?」とデッカイ声の電話がかかってきたのを思い出します。医者に治らないと見捨てられている病気で、沖永良部から急きょ来られた時は、手がグローブのように腫れ上り「指の先が壊死して短くなった」と言われました。その手は氷の様でした。「これを飲んだら調子が少しずつ良いので、これから温泉療法をかねて鹿児島に行きます」と言われ、一年近く経った春、急に電話があり「車で行くからね」と言うのでびっくり。その時、握手すると良く動くようになった温かい手をさすりながら「クマツヅラ様々だ」と言っておられました。今は元気にユリの栽培をされているのでしょう。
 皆様、暑い毎日ですが、食とストレスに気を付け、胃をいたわり、元気でこの夏を乗り切って下さい。
 この時期、熱帯のスコールのような雨が降ることがあります。雨が降っていないのに川の水が濁ったら、上流で大雨が降り、増水の危険があります。水遊び、キャンプなどを止め、安全な場所に避難しましょう。自然を甘く見ないようにして下さい。


世界へ羽ばたけ

 難関を突破し、スイスの国立チューリッヒオペラハウスバレエ団のオーディションに合格した上原絵美さんにお話しを聞きました。

◆入団おめでとうございます
 ありがとうございます。一昨年からチューリッヒオペラ座バレエ団付属バレエ学校に留学していましたが、練習風景を見てくれた学校長が推薦してくれました。年間400人以上が受験しますが、数人しか合格できないので、芸術監督から合格を知らされたときは嬉しくて信じられませんでした。

◆バレエを始めたのは
 1歳半から、叔母に習い始め、4歳から16歳まで田上由里子先生に教えていただきました。

◆菊陽中部小学校時代は
 バレエが大好きで、学校のクラスごとの出し物にも一人でバレエを踊りました。かなり元気な子どもでした。

◆留学を決めたのは
 高校1年の夏にフランスカンヌのバレエスクールに短期留学した際、ベルギー在住の坂井先生と出会い、いまの学校への留学を勧められて行くことに決めました。

◆菊陽町の子どもたちへ
 小さい頃からずっとバレリーナになりたいと思っていました。不安もいっぱいありましたが、なりたいという思いが強かったら実現できました。夢に向かって頑張って欲しいと思います。

 

  

  上原 絵美さん 18歳 緑陽台区

  

 5月の学校公演リハーサル
        写真:本人提供



SCきくようジュニアバドミントン

監 督 丸山 裕さん
コーチ 古財泰三郎さん
部員数 20名


キャプテンから一言
 学童五輪は良い成績が残せるように頑張ります。夏の大会は個人戦です。全員が初戦突破できるよう、そして優勝目指して頑張ります。
奥村悠生くん 武蔵ヶ丘北小6年

   

 福島正勝さん 73歳 ひばりヶ丘区

今年4月より区長を引き受けました。区は300を少し越える世帯数ですが、アパート居住者が56%と、一戸建てを上回る形になっています。
 区の課題は、交流の場が少ないことです。何とか趣味・スポーツなどを通じて交流を深め、明るく、楽しく、住みよい区になるよう努力したいと思っています。
 趣味は、ゴルフとパソコンです。


見学して分かりました

 7月24日(木)宮ノ上区(宮邊松代区長)の住民38名は、同区主催のごみ処理施設見学に行きました。
 朝9時に菊陽町役場を出発。まず、燃やすごみの処理をする大津町の東部清掃工場で、燃えやすくするために、ごみを撹拌する様子を見学。次に、環境美化センターで、菊陽町で出された違反ごみを見て「資源物として出ている中に、きちんと分別がされていないものが多くあります」とのお話を聞きました。
 参加した黒瀬澄子さんは「“その他の紙”は、袋から出して一つひとつ手作業で分別されていて驚きました。各家庭でもっときれいに分別することが大切だと、見学してよく分かりました」と話されました。

 


残暑お見舞い申し上げます

毎日暑い日が続いていますが
いかがお過ごしですか?
この夏も話題満載のワンネスで
楽しんでください。