ワンネス 421号  2008/07/20発行

斉藤さんを支援しよう
菊陽ブルーリボンの会

 北朝鮮による拉致被害者松木薫さんの姉で菊陽町在住の斎藤文代さんを支援しようと、菊陽ブルーリボンの会(逸見芙美子代表世話人)が発足しました。
 斎藤さんが入院していた病院であさひヶ丘区の伊佐坂カシ子さんが同室になり、お見舞いにきた逸見芙美子さんと知り合ったのが活動のきっかけ。斎藤さんの力になりたいと、同区の岡本房子さんも加わり「菊陽ブルーリボンの会」として会員7名で発足しました。
 6月28日(土)は、ゆめタウン光の森で、応援する町民と大学生も参加して署名と募金を呼びかけました。「拉致被害者が1日も早く帰ってこられるように署名を」との呼びかけに、買い物客から920名の署名と募金が集まりました。
 布田 悟相談役は「斎藤さんの活動に対して地元での認識が余りないので情報を発信し、菊陽から全県下に広げていきたい」と話し、世話人の逸見さんは「たくさんの署名と募金をありがとうございました。募金は会の活動費として大切に使わせていただきます」と感謝していました。

 

 たくさんの有志の方の呼びかけに、たくさんの買い物客の皆さんが応えていらっしゃいました。支援の輪が広がりますように。(岩田)


優勝してポテトたべるぞ〜!
スポーツクラブきくよう

 菊池地域におけるチームの交流と技術の向上を目的とし、サッカーの楽しさを子ども達に体験してもらおうと、スポーツクラブきくよう(相馬将末会長)主催の「2008マクドナルドカップ菊池地域チャレンジマッチ」が6月28日(土)に菊陽町杉並木公園スポーツ広場で行われました。
 菊陽中部小学校サッカー部保護者会が後援、日本マクドナルド株式会社が協賛し、同地域で活動している少年少女12チームが出場。菊陽町からは4チームが出場しました。時折強く降りしきる雨の中、熱戦が繰り広げられました。
 スポーツクラブきくようの興梠勝太郎くん(菊陽西小6年)は「雨でグラウンドコンディションが悪かったけど自分なりのプレーができて良かったし楽しかったです」と話してくれました。
 優勝はKMFC(合志市)でした。

 

 雨の中の試合でスライディングでドロだらけになりながらみんな頑張っていました。(井野)


たなばたまつり

青葉台区

 青葉台区(山本誠一区長)では7月5日(土)区の公民館でたなばた祭りを行い、楽しいひとときを過ごしました。
 笹竹にはふれあいサロン参加者や住民の皆さんが作った七夕飾りや短冊が付けられ、公民館の駐車場に立てられました。午前11時からは、青葉台お話し会のメンバーが「たなばた」のお話やハンカチを使った手遊びで子どもたちと一緒に楽しみました。お話し会に参加した山村こうのすけくん(菊陽西小1年)は「たなばたさまのお話しがおもしろかったです」と元気に話してくれました。
 午後7時からはエコクラフトでクロワッサンバスケット作りの講習会もあり、参加した石川知江さんは「頭を使って作らないと間違うので、頑張りました。だんだん形になっていくので楽しく作ることができました。次回は大きな買い物カゴを作りたいです」と話されました。

 

 楽しい一日でした。一緒にクロワッサンバスケットを作りました。このおしゃべりが一言もしゃべらず黙々と作りました。でも出来上がったときは嬉しかったです。(谷川)

菊陽町老人クラブ連合

 菊陽町老人クラブ連合会(吉本正昭会長)では7月7日(月)阿蘇薬草園ハーブの里で七夕祭りを行いました。
 午前8時30分バス2台で菊陽町を出発。到着すると、会場には薬草園が準備した笹竹に、女性部の皆さんがチラシを利用して作った七夕飾りや会員の皆さんが書いた短冊を6月30日に飾ってあり七夕ムード満点。吉本会長や来賓のあいさつのあと、阿蘇薬草園井澤 敏社長による「薬草と食生活の改善で地域おこし、健康おこし」と題した記念講演があり「健康の秘訣は、毎日野菜を300g〜350g食べましょう」と話されました。
 また、今回初めて会員から募集した環境保全や環境美化を趣旨とした標語や肥後狂句150点の中から優秀な作品40点が表彰されました。参加した堀川二一さん(柳水区)は「薬草の話は、とてもためになりました。七夕飾りのアイディア賞を頂きました。楽しみました」と話されました。

 

 


  (60)  上津久礼区  古川医院  古川まこと

感染症の時代D ペスト(2)

 いつも長い文章を読んでいただき、ありがとうございます。この感染症シリーズは少々退屈かもしれません。しかし、過去の危険な感染症の教訓は現在にも生きています。歴史や過去に学ぶことは現在を生きる上で極めて重要な事だと思います。
 ペストは元々、齧歯類(特にクマネズミ)に流行する病気で、人間に先立ってネズミなどの間に流行が見られ、人間、ネズミ以外に猿、兎、猫などにも感染します。菌を保有したネズミの血を吸ったノミに人が血を吸われた時にその刺し口から菌が侵入します。また感染者の咳や痰などに含まれる菌を吸い込む事で感染します。
 ペストは、致死性の高い劇症型の急性細菌感染症で、原因となるペスト菌(腸内細菌科)が体内に入って2〜5日たつと、全身の倦怠感に始まって寒気と高熱が続きます。そしてリンパ節炎、敗血症および小出血斑を生じ、重症化すると中毒症状、意識障害からショックを伴い、死に至るケースもあります。腺ペスト(80〜90%)が最も普通に見られ、リンパ腺が冒されます。感染したノミに刺された場合、まず刺された付近のリンパ節が腫れ、ついで腋下や鼠頸部のリンパ節が腫れて痛みます。リンパ節はしばしばこぶし大にまで腫れ上がります。ペスト菌が肝臓や脾臓でも繁殖して毒素を生産するので、その毒素によって意識が混濁し心臓が衰弱して、多くは1週間ぐらいで死亡します。死亡率は50〜70パーセントとされています。ペスト菌が血液によって全身にまわり敗血症を起こすと、皮膚のあちこちに出血斑ができて、全身が黒いあざだらけになって死亡するので黒死病とも呼ばれます。肺ペストは、気管支炎や肺炎を起こし、強烈な頭痛、嘔吐、39〜41℃の弛張熱、急激な呼吸困難、鮮紅色の泡立った血痰を伴う重篤な肺炎像を示し、2〜3日で死亡します。
 ペスト菌は強力な感染力のため、空気感染で広がります。発病した患者をできるだけ早く発見し、治療する必要があります。患者を伝染病院に隔離して、抗生物質(ストレプトマイシン、テトラサイクリン、サルファ剤等)を投与します。
 現在、この日本でも、安心はできません。観光客や商社マンがペスト菌常在地域(アフリカの山岳・密林地帯、東南アジアの熱帯森林地帯やヒマラヤ山脈地帯、中国・モンゴルの草原地域、北米南西部のロッキー山脈周辺、南米のアンデス山脈および密林地帯等々)を訪れています。また、この地域から資材や食品、ペットの輸入も増えています。東京などの大都心ではクマネズミが大量に繁殖しています。
 人間の生活環境・社会環境が悪化すると疫病が流行します。今後、大地震や巨大台風などの自然災害により生活環境・社会環境が破壊されると、ペストをはじめさまざまな感染症が流行するかもしれません。


少林寺拳法熊本県大会で頑張りました!
少林寺拳法熊本東スポーツ少年団

 武蔵ヶ丘コミュニティセンターで活動している少林寺拳法熊本東スポーツ少年団は6月22日(日)水俣市立総合体育館で行われた2008年少林寺拳法熊本県大会で優秀な成績を収めました。

<単独演武の部・緑帯の部>
優秀賞 小林 誉くん(菊陽南小5年)
優良賞 山田智樹くん(熊本市武蔵小5年)

<組演武の部・緑帯6級の部>
最優秀賞 川野隼輝くん(合志市南ヶ丘小3年)
       川野拓真くん(合志市南ヶ丘小2年)

<団体演武の部・低学年の部> 優良賞
川野拓真くん(合志市南ヶ丘小2年)
西 英資くん(熊本市北部東小1年)
庭田朋弥くん(菊陽西小1年)
村田拓巳くん(熊本市武蔵小1年)
亀ア悠理さん(合志市南ヶ丘小2年)
小林亜美さん(菊陽南小3年)

 

 

 

 

後列から
川野拓真くん・川野隼輝くん
  小林誉くん・山田智樹くん

前列から
村田拓巳くん・西英資くん
庭田朋弥くん・小林亜美さん・亀崎悠里さん


  楽しいママの休日
             キャロットランド

 6月27日(金)託児付きのイベントで子育てを支援しようと、光の森キャロット保育園と武蔵ヶ丘コミュニティセンターが共催した「ママの休日」が行われました。
 0〜3歳の子どもを連れたママ18名が参加。子どもたちを残して別室に移動し、講師の野見山弘美さんが「親」という文字の成り立ちから「親とはどうあるべきか」を話されました。そして、小麦粉粘土で作った花やリンゴなどをボンドで貼り付けたネームプレートを作りました。
  加した益田弓子さん(合志杉並台)は「お話も楽しく、いいものもできました。託児は初めてで、子育ての息抜きになりました」と笑顔で話されました。

 


ペットボトルを使ったストレッチ
上腕・背筋のストレッチ

 足を肩幅に開いて体を床と平行に倒し、両腕は真下におろします。息を吐きながらペットボトルをあごのところへ引き上げます。息を吐き終わったら、息を吸いながら腕を伸ばします。腕を引き上げたとき脇を開き、肩と一直線になるようにします。このストレッチを5セット行って下さい。
写真の姿勢から息を吐きながら両手を真横へ開きます。このとき伸ばした腕が肩と一直線になるようにします。息を吐き終わったら息を吸いながら元の姿勢へ戻します。
 このストレッチはイスに座ってもできます。上腕の筋力アップ、骨折、骨祖鬆症の予防にもなります。腰、ひざの悪い方も行って下さい。

 


 仲良し兄弟に育って欲しいです。

 近本鴻生(こうせい)くん 5歳
      紳(しん)くん   4ヵ月
     薫(かおる)くん  3歳    ひばりヶ丘区

夕菅(ゆうすげ)  ユリ科

 夕方に咲き、翌朝萎れるのでユウスゲの名がつけられ、花が黄色で、葉がスゲに似ていることからキスゲとも呼ばれます。