ワンネス 417号  2008/06/22発行

心をひとつにつき進め!
菊陽中部小学校

 “キラリンかがやく中部っ子 心をひとつにつき進め”をめあてに菊陽中部小学校(米村隆一郎校長)の運動会が6月1日(日)同校運動場で行われ、赤団と白団が同点優勝しました。
 子どもたちは、1年生の徒走「ゴールをめざしてまっすぐ、まっすぐ!」や5年生の「中部小 竹取物語」、6年生のリレー「未来につなげ!」など24のプログラムに元気いっぱい頑張りました。
 レッツチアーでダンスを披露した阪本美聡さん(3年)は「練習は暑かったけど頑張りました。運動会は良くできました」と笑顔で話してくれ、優勝した赤団 田上裕介団長(6年)は「最初はまとまりがなかったけどだんだん協力してくれ三連覇ができました」と話し、白団 工藤憲士朗団長(6年)は「副団長の助けもあり団結することができ優勝することができました」と話してくれました。

 

 今年の運動会は1学期開催とあって練習はどうだったかな?と少し心配しましたが、子どもたちは元気に頑張っていました。応援する側もあまり暑くなく良かったかなと思いました。(谷川)


環境にやさしい料理
環境教室

 菊陽町生涯学習課主催の環境教室が6月7日(土)同町ふれあいの森研修センターで開かれました。
 野菜ソムリエの池田春香さんを講師に迎え、大人6名子ども5名が環境にやさしい料理に挑戦。池田先生から、国産の原材料を使うことは、外国産原材料の輸送にかかる CO2を排出せず、防腐剤を使わずに済み体にも良いことを学びました。調理実習では、サラダにするじゃがいもの皮を厚くむいて揚げ、もう一品できてごみも出ないといったエコな料理を作りました。
 参加した益田克弥くん(菊陽南小5年)は「お料理は楽しかったです。僕もよく考えて CO2を排出するものは買わないようにしたいです」と話してくれました。

 

 エコでしかも美味しいお料理を学んで、大人も子どももハッピーでした。(岩田)


華やかに開講
中央公民館

 中央公民館(堀川俊幸館長)で学習する各講座の合同開校式が5月31日(土)菊陽町図書館ホールで開かれました。
 赤峰洋次教育長が「教養を高め健康を維持することが目的ですが、人と出会い人生を楽しむ講座にしてほしいと思います」とあいさつした後、各講座の自己紹介がありました。「エコクラフト講座」では、荷造り用紙テープで制作されたバッグを見せながら楽しく開講されたことが話されました。また、江戸時代の古文書を読む「古文書を読む会」など、主催・自主合わせて25の講座が紹介されました。その後、記念講演として、熊本市在住の津軽三味線奏者 ア裕士さんの講演と演奏があり、迫力のある演奏で開講に花を添えました。
 英会話講座で学ぶ横井キヨ子さん(三里木北区)は「ビンビン響く津軽三味線を初めて聞きました。I had a good time!」と講座で学んだ英語を使って感想を話してくれました。

 

 合同開講式でしたが、参加されていない講座もあり残念でした。高碕さんの演奏はすばらしく、もっとたくさんの方に聞いて欲しかったです。(岩田)


癒しのコンサート
デイサービスセンター星の里

 デイサービスセンター星の里3周年記念コンサートが6月1日(日)同センターで行われ、日頃デイサービスを利用している方や地域の方たちが来場しました。
 同センターの理事長でもある古川まこと先生が「今を楽しく生きる」と題した講演や星の里劇団による舞踊「瞼の母」と唄・舞踊「名月赤城山」が披露されると会場からは大きな拍手と歓声が送られました。本日のメインイベント、ワルツ(SACHIKO&TETU)によるコンサート「風のように花のように」が行われ、SACHIKOさんの透き通った声で「蘇州夜曲」や「アメージング・グレイス」などが歌われました。
 日頃デイサービスを利用されている方は「病気を患ってからここを利用しています。コンサートは前から知っている歌が歌われ楽しみました」と笑顔で話されました。

 

 ワルツのお二人のコンサートも楽しみましたが、古川先生を始めとした劇団の歌と踊りには大爆笑(失礼)しました。先生お疲れ様でした。(谷川)


  (59)  上津久礼区  古川委医院  古川まこと

感染症の時代C ペスト(1)

 20万年前、私たちの祖先ホモ・サピエンスがこの地球に登場して以来、厳しい自然環境のなかで飢餓や外敵そして感染症に脅かされ、危機的な状況になりながらも、今日まで生存してきました。中世に大流行したペストは、世界で7000万人、ヨーロッパで3500万人の人命を奪っています。1300年のヨーロッパの総人口が7300万人、1500年の世界人口が4億2500万人(推定)ですから、ペストがいかに恐い伝染病かわかります。(現在、世界人口66億人で、感染症全体による死亡数が年間1350万人)。ペストは540年ごろエジプトに発し、ローマ帝国に蔓延しています。
 1348年、イタリアのフィレンツェは屍(しかばね)の町と化していました。路地を1本通り過ぎる間にも、腐臭を放つ死体に出会い、家々の戸口には死骸があちこちに転がっていました。そしてペストはヨーロッパ全体にひろがっていきました。フィレンツェのボッカチョは黒死病に遭遇し、「デカメロン」を著し、黒死病の渦中にあった人々の生活を忠実に描写しています。「おびただしい数の死体が、どの寺にも、日々、刻々、競争のように運び込まれました。どこも墓場が満員になると非常に大きな壕を掘って、その中に一度に何百と新しく到着した死体を入れ、幾段にも積み重ね、壕もいっぱいに詰まってしまいました」(デカメロン・岩波文庫)。
 中世ヨーロッパでは、人々は教会と領主の2重の権力に縛り付けられ、人口の大半を占める農民は荘園に縛りつけられた農奴で、自分自身の体さえも自分のものでなかったのです。当時の都市の生活環境も劣悪で、上下水道の整備もなく、生ごみや自らの排泄物も街路に投げ捨て、運河に垂れ流していました。動物も糞尿を撒き散らしながら歩き回っていました。人々は極めて不潔な生活環境で生活をしていました。自然災害、天候不順による凶作、飢饉のため、農村では餓死者が相次ぎ、慢性的食料不足による劣悪な栄養状態、おまけにイギリスとフランスの百年戦争のため、人々は極限状態で生活をしていました。そこに黒死病がやってきたのです。
 先進諸国では19世紀までにほとんど根絶されましたが、1994年インドでペストが発生しているように アジア、アフリカ地域の国々を中心に依然として患者発生がみられます。
 日本での流行は明治32年に台湾から来航した船舶からペスト菌を持ったネズミとペストに感染した船員が神戸港に上陸したので始まり、周辺の地域にまでペストが拡大しました。その後、1899年、1900年、1905年〜1910年代に大きな流行があり、その後、大正15年まで散発的に流行を繰り返し、昭和4年に最後の患者となり、その後、現在までペストの発生は報告されていません。


リトルリーグ全国大会出場!

 僕たち熊本大津リトルリーグは、4月29日第42回全日本リトルリーグ選手権大会九州予選で優勝し、全国のトップを切って九州代表として全国大会への切符を手に入れました。大会は7月5日から東京の江戸川球場で行われ、日本一を決めるのはもちろん、極東大会、世界大会への日本代表権を争う大会となっています。

 加藤優一くん「みんなで声を出してがんばっていきたいです」

 川道攻太郎くん「声を出してチームを盛り上げていきたいです」

 また、大津リトルリーグでは部員を募集中です。一緒にがんばろうぜ!

 

 演チ藤優一くん 菊陽中1年

 川道攻太郎くん 菊陽中1年


 猿O池藍礼(あいら)さん 4歳
    ォ空(はく)くん 2歳
   あさひヶ丘区

 保育園では、あいらはいつもおままごとで遊び、はくはお砂場が大好きです。ふたりは、かわいいわるごろです。

名前  たろう  1ヶ月

 右にいるのが、生まれて1ヵ月のウコッケイの雛です。まだ性別は分かりません。
 飼っていたつがいが産んだ卵がかえり、やっと大きくなりました。ピヨピヨ鳴いてかわいいよ。
沖野区 桑原 渉くん


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ペットボトルを使ったストレッチ
手首のストレッチ

 立ってもイスに座ってもOKです。

 腕を真っ直ぐ伸ばし、ペットボトルを持ちます。息を吐きながら手首をゆっくり下へ曲げます。曲げた状態で10秒間静止します。息を吸いながらゆっくり元に戻します。(写真@)
 息を吐きながらゆっくり手首を上に持ち上げます。この姿勢で10秒間静止します。息を吸いながらゆっくり元に戻します。(写真A)
このストレッチを5セット行って下さい。

 この運動は一見簡単そうに見えますが、結構、力が必要です。腕を真っ直ぐ伸ばすことによって、二の腕の筋力アップにつながります。また、手首を曲げることによって手首の骨折予防にもなります。