ワンネス 416号  2008/06/15発行

心をこめて育てました
下原区東陽会

 下原区東陽会(前田義範会長)の趣味の園芸展が5月25日(日)区の公民館で行われました。
  会場には、丹精込めて育てられた サツキやクジャクサボテン、ケヤキ、盆栽など約50鉢が展示されました。また、西昭子さんのサボテンの花は19日に咲いてしまったため、その写真が展示されました。
 園芸展のもう一つの楽しみは、若い方への料理の伝承と災害時の炊き出しの訓練を兼ねた女性部による手作りの昼食です。さつき寿しや下原名物だご汁、人参のピーナッツごま味噌和え、おからサラダなど8品がテーブルに並びました。
 今年初めて参加された民生児童委員の村上千恵子さんは「盆栽はコケの生え具合や根の生え具合を見るということを初めて知りました。料理作りも初めてお手伝いしました。身近な材料で美味しくできました。これから料理を教えて頂きます。楽しみにしています」と話されました。

 

 下原園芸展には毎年感心しています。心を込めて育てられているのが伝わってきます。お料理も美味しかったです。(谷川)


あわてず落ち着いて
菊陽町東部町民センター

 菊陽町東部町民センター(冨永悦子所長)では、5月28日(水)日頃同センターを利用している講座受講生を対象に避難訓練が行われました。
 午前10時、非常ベルと「火災が発生しました。落ち着いて非難してください」との放送で、センター内にいる方たちは全員駐車場へ非難し、各講座ごとに人員点呼をしました。菊池広域連合南消防署から3名の消防士が来訪し、火災現場の確認や避難誘導、避難場所について指導があり「実際の火災の場合、木造構造は2分40秒以内に姿勢を低くして煙を吸わないように避難してください」と話されました。
 また、消火器の取り扱いについて説明があり、実際に消火器を使って消火訓練が行われ、ミニデイ参加者の熊野ツルエさんは「初めて消火器を使いました。実際の火事ではあわてるとできませんね。良い体験になりました」と話されました。

 

 いざという時慌ててしまうのが災害です。日頃から訓練をするといいですね。私も勉強になりました。(谷川)


親睦のホームラン!
三里木北区レクリエーション大会

 5月25日(日)三里木北区(松本 仁区長)で、恒例のレクリエーション大会と親睦会が開かれました。
 三里木北公民館では、朝早くからテントが張られ、親睦会の準備が着々と進められました。9時から菊陽西小学校運動場で親子ソフトボール、三里木北公園ではグラウンドゴルフが行われ、両会場からはにぎやかな歓声が響きました。ソフトボールに参加した菊陽西小1年生の相川ゆうきくんは「初めてだったけどバットにボールが当たったよ」と嬉しそうに話しました。
 松本区長は「このレクリエーションをかわきりに夏祭り、餅つき大会などいろんな行事を計画しています。行事には毎年老人会(遊友クラブ)や子ども会を中心にたくさん参加協力があり、嬉しく思います」と話されました。
 スポーツ終了後は、公民館でバーベキューや焼きそば、手作りのおにぎりで和やかに区民の交流を深めました。

 

 前日が気になりましたが天気が上がり良かったですね。朝早くの準備ご苦労様でした。(井野)


早くおおきくな〜れ
白鈴保育園

 5月31日(土)菊陽町立白鈴保育園(谷川聖子園長)では、年長らいおん組の園児たちが、さつまいもの苗植えをしました。
 朝8時半に園庭に集合した34組の親子は、園長先生のお話のあと近くの伊藤武則さん(新山区)の畑まで歩いて出発。
 お芋の苗を手にした子どもたちは、先生があけてくれた穴に一株づつ丁寧に植えていました。谷川園長は「子どもさんと一緒に土に触れながら、日頃とは違った成長を感じてくれるといいですね」と話され、600本の苗が畑いっぱいに植えられました。吉永しんじくんは「おいもいっぱいできるかな。お母さんといっしょに植えたよ。楽しかった!」と満面の笑顔でした。
 苗植えを終えた親子は、園庭の草むしりや側溝の清掃作業をして、気持ちの良い汗を流していました。

 

 園児たちが、保護者と楽しそうに苗植えをしているのがほほえましかったです。


  (18)  ひばりヶ丘  矢原正治

スイゼンジナ(水前寺菜)キク科

 今月は熊本の地名のついたスイゼンジナ(水前寺菜)です。沖縄県では、ハンダマ(半玉)、石川県ではキンジソウ(金時草)と呼ばれている野菜です。元々は東南アジア原産の植物ですが、いかにも熊本、水前寺の特産野菜に思えるところがにくいですね。“ひご野菜”に指定されています。ひご野菜は15種あり、“熊本京菜、れんこん、熊本ねぎ、水前寺もやし、水前寺菜、水前寺せり、熊本長にんじん、春日ぼうぶら(カボチャの仲間)、熊本いんげん、ひともじ(細ネギの仲間)、芋の芽(サトイモの芽)、熊本黒かぼちゃ、ずいき(サトイモの茎)、熊本赤なす、水前寺のり”です。食べたこと有りますか?知ってましたか?“熊本長にんじん”は菊陽町の特産ですね。
 水前寺菜の葉は表は緑、裏は鮮やかな紫色で、色合いがよいですね。葉の裏の色素は近ごろはやりのアントシアニンで、熊本大学理学部の吉玉教授が構造を明らかにしました。抗酸化活性が強いですね。他にミネラル成分のカルシウムとマグネシウムがホウレンソウ、シュンギクに比べ高いと言われていますが、生育時期によってミネラル含量が大きく変動するようです。抗酸化力はホウレンソウよりも高いと言われています。しかし葉の裏の紫色の薄いのは抗酸化力も弱いので、買うときは紫色の濃いのを選びましょう。
 中国では水前寺菜の全草を“観音見(guan yiu xian)”と言い、止血、解毒し腫れを消すなどの効果で、月経痛、出血、潰瘍(かいよう)などに用いると記されています。食べ方は、柔らかい葉茎を熱湯に軽く通し、あえ物、炒め物などにして、少し食べるのが良いでしょう。いろんな料理方法で作って下さい。“ひご野菜”で売りだすためには多くの料理方法、食べ方が必要です。皆さんご協力をお待ちしています。
 飽食の時代、食べ過ぎないように、食事は“楽しく、よく噛んで、まんべんなく”食べてください。肥満の解消には、

  @食事のバランス
  A心のバランス
  B運動のバランス
  C禁煙、節酒 を心がけたいものです。

 宇宙、地球も、人も“バランス”で成り立っています。食が毒の時代、お互い気を付けたいものです。


自分の健康は自分で守ろう!
スポーツクラブきくよう

 スポーツクラブきくよう(相馬将末会長)が主催する「シニア元気体力向上教室」が6月7日(土)菊陽杉並木公園管理棟で行われ、シニアの健康について学習しました。
 この教室は、毎週1回、6ヵ月にわたり生活習慣病やメタボリックシンドローム、運動不足対策を中心とした学習を行います。第1回は熊本県立大学 鈴木 公教授による「中高年の健康と身体づくりについて」と題した講演がありました。次回からは「体組成測定」を行い、測定に基づいた運動プログラムを作成し、自分に合わせた運動を行います。参加希望の方は、スポーツクラブきくよう事務局( 233-1520)へお問合せ下さい。

 


 

 

 三里木北区  松本仁さん 67歳
  趣味 ゴルフ・切り絵

 昨年11月より、前区長の転居により区長をすることになった次第です。よろしくお願いします。
 三里木北区は、最近一戸建てやアパートの増加により配布物等は400件を超えている状況です。どこかの知事の言葉じゃなかばってん「どぎゃんかせんといかん」と常に頭に置きながら、各種行事を推進し、地域住民との交流と親睦を図り、連帯感を更に深めて頑張って行きたいと思います。

  

  

 演ェ島颯大(はやた)くん 3歳
   ひばりヶ丘区
 松本華舞(はるま)くん 4歳
   東ヶ丘区

 いつも一緒に、なかよくあそんでいます。



 

 ショコラ  4歳  オス 

 お散歩大好き。お散歩しないと怒ってベッドにおしっこをすることもあるんですよ。
福馬清純さん 新成区

  
    ポストがヘンシン!

  

 青葉台区の石田靖人さんが自宅のポストに、本業の材木店であまった材料を利用して作りました。和風の素敵なポストは郵便屋さんや新聞配達員に大人気です。


 ユリ

 

 ユリ科の多年草。球根から育ち、ラッパ型の大輪の花を咲かせます。

  


編集後記

初めまして♪ ワンネスデビューしました。これからみなさんの町や区に出かけて行き、いろんな話しをお聞きできることを今からわくわくドキドキ、久々に心地よく胸が躍っています。たくさんの出会いが楽しみです。よろしくお願いします。(S.I)