ワンネス 403号  2008/03/09発行

力作が勢ぞろい
菊陽西部町民センター 

 2月24日(日)第22回菊陽町西部町民センター祭が同センターで行われ、講座生や見学者などたくさんの人が訪れ、賑わいました。
 9時半から開会式があり、主催者や来賓あいさつの後ステージ発表が始まりました。児童館小学生による花音のハンドベル演奏やリトルシダーズクラブの体操、社交ダンス、着物着付けなどさまざまな発表が続き、たくさんの拍手が送られました。
 作品展示の部では手編み、洋裁、トールペイント、パッチワーク、陶芸、書道などが所狭しと並べられ、見学者は感心して見ていました。また、お茶席が設けられたり、銀粘土アクセサリーや、フラワーアレンジなどは体験コーナーもあり、子どもから大人まで楽しみました。また、パン教室のパン、母親クラブのカレー、勤労青少年ホームの焼きイモなどがいい匂いを漂わせていました。
 孫の本田小巻さん(武蔵ヶ丘小3年)と一緒にフラワーアレンジに初挑戦した小城久美子さん(武蔵ヶ丘4町内)は「初めてにしては上出来です。孫の着付け発表も上手にできていました」と笑顔を見せてくれました。

 

 

 

 毎度ながら皆さんの力作に感心するばかり。 お上手です。(高井)


食で社会を変える
菊陽西小学校PTA

 2月23日(土)菊陽西小学校PTA(斉藤 忠会長)学級委員会主催の講演が、菊陽町さんさん公園管理棟内 学習室で行われました。
 「食卓の向こう側」を掲載している西日本新聞社出版部編集の安武信吾さんが「正しい食と生きる力」と題して講演し「食事を変えることで健康になる、病気をしなくなれば医療費も下がると、食事は環境や福祉などいろんなものにつながっている」「食を変えることで社会を変えよう」と話されました。また、香川の小・中学校で取り組む「子どもが作るお弁当の日」で、作ってくれる人への感謝、食べ物の大切さなどを知り、成長した子どもたちの話など盛り沢山の内容でした。
 2人の子どもを持つ畠中智枝さん(新山区)は「子どもにお手伝いをさせ始めたら、少しずつ穏やかになり、大事なことだと実感しています。生き方・食を考えるいい機会になりました」と話されました。

 

 

 他紙ながら「食卓の向こう側」特集をしっかり読んでみたくなりました。講師の安武さんの奥さんのブログ「早寝早起き、玄米生活」にいろんなことが書いてあるそうです。興味のある方はご覧下さい。(高井)


地域の力を集めて文化祭 2月23日(土)24日(日)

緑ヶ丘区

 第2回緑ヶ丘区文化祭が同区公民館で開かれました。
 23日(土)午後1時から開会式が行われ、塚田 攻区長や来賓のあいさつの後、出品者を代表して平木重利さんが「自作の漢詩を書くために、書道を60歳から習い始め今回出品できました。文化祭を機に、区の皆さんの交流を重ねることができればと思います」と話されました。
 会場には、絵画やカズラ工芸、写真や編み物、洋裁などたくさんの力作が華やかに展示され、来場者は感心して見ていました。和室にはお茶席も作られ、ゆっくりとくつろいで話の花が咲きました。
 パンの花を出品した神戸真理さんは「昨年以上に見やすい展示でした。みなさんの作品を楽しみながら、なかなか話す機会のない区の皆さんとふれ合いの場ができてよかったです」と話されました。

 

 二回目の作品展とあって、昨年よりもっと見やすくしようと、役員さんたちの工夫が光っていました。区の歴史も興味深く見させていただきました。(岩田)

東ヶ丘区

 東ヶ丘区文化祭が同区公民館で開かれ、区民の力作が展示されました。
 会場には、油絵、水彩画、水墨画、生花、肥後てまり、木彫り、フランス刺繍、子どもたちの絵や工作作品が並べられ、さっそく訪れた人たちが熱心に見ていました。「ひなまつり」の歌詞が書道作品として飾られたり、小さなお雛様も出品されたりと季節感あふれた会場では、出品した人に作品の作り方をたずねて、その難しさに驚いたり、譲ってほしいと頼んだりして交流の輪も広がりました。また、山田 亮区長手作りの音響機器からきれいな音色の音楽が流され、会場の雰囲気を盛り上げていました。
 「皆さんの芸の奥深さに驚きます。どれもこれも習ってみたいと思います」と、佐伯和子さんは作品を見て感心していました。

 

 プロ級の腕前の作品が並び、見ごたえのある文化祭でした。高齢の方の力作も多く、元気なパワーに圧倒されました。(岩田)


  (16)  ひばりヶ丘区  矢原正治

イチョウ イチョウ科 

 “イチョウ葉エキス”は、四肢の末梢血管・脳血流の改善、アルツハイマーに有効と言われますが、イチョウ葉にはアレルギー物質が少し含まれます。
 イチョウはジュラ紀(約1億9千万年前)に繁栄した、生きた化石と言われています。イチョウの別名を鴨掌樹(オウショウジュ)鴨脚(オウキャク、中国読み ヤーチャオ)銀杏、公孫樹などとも言います。イチョウの種子の種仁(白果)を、民間薬で、鎮咳(せき止め)に用います。他に中国の本には、抗結核、抗菌作用などが記され、白果は有毒とされていす。
 イチョウの葉は白果葉といい、心血管などに対して拡張などの作用があることが報告されています。
 20年以上前、ドイツでイチョウの葉が脳 血栓予防、高血圧予防などの薬として開発され、アルツハイマー予防などの薬としてヨーロッパでは販売されています。
 日本でもイチョウ葉茶などとして、健康食品で販売されていますが、ヨーロッパで開発された製品は“イチョウ葉の有効成分だけを分離したもの”(イチョウ葉エキス)を用いています。
 イチョウの葉には果肉に含まれるアレルギー成分が微量ですが含まれ、よく売られているイチョウ葉茶は乾燥葉をカットした物で、ウルシ・ハゼなどにアレルギーを持った人が飲むとカユクなることがあるので気を付けて下さい。健康食品で利用されるときは、きちんとしたイチョウ葉エキスを飲用することをお勧めします。
 ちなみに私はウルシ科、イチョウなどの植物にアレルギーを持っていますので、イチョウ葉茶は飲みません。また、身近な食べ物で、マンゴーはウルシ科ですので未熟な果実は食べませんし、宮崎のマンゴーケーキも駄目でした。
 イチョウの果実を多食すると痙攣(けいれん)を起こすことがあります。これはビタミンB6の欠損になるためです。酒を飲みながら、ギンナンを多食することは避けたほうが良いかもしれません。
 このようなことを書くと、モロヘイヤの時のように食べない、飲まないと言う人が出ますが、選別・量・体調を考えて飲食すれば、美味しく、楽しく食べられます。自分がどのような体質か、今日の体調はどうかを理解しておくことも必要ではないでしょうか。あとは、美味しいからといって他人に無理に勧めないことですね。
 食も環境も同じですが、無理をすると返しのリスクが大きくなります。安心、安全な食と環境にするには、人が汗を流す方向に少しずつ変わらないといけないのではと思います。あと、農産物の流通に、ぼろ儲けをする仲買・商社のシステムを変えることです。そうすれば少しは安心・安全な食が流通するかもしれません。



最後の保育参観は大型紙芝居で
杉並台幼稚園

 2月19日(火)杉並台幼稚園(伊藤博士園長)年長組の幼稚園最後の保育参観があり、保護者は子どもたち手作りの大型紙芝居と、歌や踊りを楽しみました。
 各クラスごと時間を分けて行われた保育参観は、まず、きく組からスタート。「ぞうのえるまー」の紙芝居に合わせていろんな動物のペープサートも登場し最後に、みんな友だちでいようねと「ビリーブ」を歌いました。次のふじ組は「うれしいがいっぱい」と幼稚園の思い出をつづり、みんなありがとうと声をそろえました。最後はゆり組が「おおきくなるっていうことは」と、自分たちのできること、成長を描き、1年生になる喜びを表現しました。園長先生からは「みんなの気持ちが伝わる、いい紙芝居とお話でした。一生懸命描いた絵はすばらしいですね。みんな立派に成長しました」と、それぞれの組ごとに感想が話されました。
 きく組の西村あかりさんの母、さとみさんは「子どもの成長した姿を見て、幼稚園生活を思い出して涙が出ました」と話されました。

 

 

 


 ステンドグラス

 ステンドグラス作品を作り始めて、8年になります。どんなものを作るか自分で考えてデザインし、形どおりに色ガラスを切っていきます。もう何十個も作りあげ、クリスマス時期には窓辺につるした作品に点灯し楽しんでいます。
 昨年から緑ヶ丘区公民館で教室を開き、生徒の皆さんと一緒に、文化祭に出品しました。

 

 


 

激走!熊日30kmロードレース

 金栗記念第52回熊日30`ロードレースが2月24日(日)びぷれす熊日会館前を発着点に菊陽町原水を折り返すコースで開かれ、下重正樹選手(コニカミノルタ)が1時間30分33秒で優勝しました。
 旧57号線沿いには、たくさんのマラソンファンが小旗を振りながら応援に駆けつけました。

 三里木周辺では、菊陽中出身の吉野将悟選手(帝京大、写真)が姿を見せると声援がいっそう大きくなりました。
 皆様のご協力、ご声援に深く感謝しお礼を申し上げます。