ワンネス 402号  2008/03/02発行

活き活き公民館活動
菊陽町公民館大会

 平成19年度菊陽町公民館大会が2月17日(日)菊陽町図書館ホールで行われました。
 モデル公民館実践発表では、辛川、武蔵ヶ丘3町内、堀川の3館が行い、公民館活動内容や成果、問題点などを報告。堀川の発表では、公民館で練習しているリズムダンスやこども太鼓の披露もありました。
 中央公民館講座発表ステージの部では、さわやかスポーツ教室が「目覚まし体操」などの曲に合わせ元気に踊り、ハーモニカ愛好会による「高校三年生」など懐かしい曲の演奏もあり、会場からは口ずさむ声が聞かれました。展示の部では、韓国語教室、プランター園芸教室、書道教室など日頃の学習の成果が展示されました。
 さわやかスポーツ教室の藤本泰子さんは「リハーサルの時は間違わないか心配しましたが、本番は練習の成果が出せホッとしました」と話されました。
 最後にお米や健康茶などが当たるお楽しみ抽選会もあり大盛況でした。

 

 

 公民館活動もいろんなことをされていると感心しました。ステージ発表や作品展示もすばらしかったです。(谷川)


かわいい弟、妹
菊陽西小5年生

 2月15日(金)菊陽西小5年生が白鈴保育園を訪問しました。
 5年生は総合学習の一環で、自分たちの生まれたときのことや命について学習しており、小さい子どもたちと遊ぶことで自分の小さかったときのことを思い出したりお世話の仕方を学びました。白鈴園では年長らいおん組の子どもたちがわくわくして待ち構え、5年生が来るとすぐに仲良く園庭であそび始めました。まるで兄弟のように鬼ごっこやなわとびをして、楽しい歓声が響きました。最後に、5年生から4月には1年生になる後輩たちに折り紙のプレゼントがあり、園児たちはきれいな色のオウムや風船などをもらい大喜びしていました。
 5年生の川端 淳くんは「保育園は、なつかしかったです。みんなかわいい子ばかりでした」と話してくれました。

 

 懐かしい保育園で、むしろ5年生の方が楽しそうに遊んでいました。思い切り遊んで、小さかった時のことや大きくなった自分を見つめなおしたことと思います。(岩田)


笑顔いっぱいの集い
横道会

 上津久礼区横道会(大野誠哉会長)の第3回総会が2月17日(日)上津久礼公民館で行われ、21名が参加しました。
 横道会とは、県道瀬田・竜田線下津商店とヘアー&ヒラノから西へ500m、下津久礼との境までの間で、戦中戦後小学生だった方たちの会です。今回から60歳以上の方も自由に参加できるようになりました。
 今回は「おはじき・ゴルフ大会」となり、松村昭治副会長が9ホールまであるおはじきボードを作成し、ゲームのルールも考えました。ゲームは学年(年齢)別にチームを組み、少ない点数で終了したチームが優勝となりました。
 「昔の友だちと会えていいですね。40年ぶりに会う方もありとても懐かしかったです」と石坂紀生さん。大野会長は「横道会を結成して10年になります。久しぶりに会う方もあり、会を結成して良かったと思います。皆さんからの強い要望もあり、来年も開催することになりました」と話されました。

 

 

 おさななじみの会は楽しくていつまでも話が尽きずいいなーと思いました。来年の会も取材の予約が入り、私も歌を披露するはめになりました。1年かけて頑張って練習します。(谷川)


いらっしゃい!
大津養護学校中学部

 大津養護学校中学部の作業製品販売会が2月13日(水)14日(木)の2日間、サンリージャスコ菊陽店で行われました。
 店内には生徒たちが心を込めて作った、木工班のウエルカムボードや小物掛け、園芸班のパンジー、ビオラ、寄せ植え、やきもの班のコーヒーカップやペン立てなど、たくさんの作業製品を買い物客に「いらっしゃい!」と大きな声で呼びかけ接客、販売しました。
 渕上 菫さん(3年生)は「コーヒーカップなどを作りました。お客さんがたくさん来てくれ、たくさん売れて嬉しかったです」と笑顔で話してくれました。買い物客の中田淑恵さん(熊本市)は「保護者の方に販売会の日程を聞いて伺いました。一輪挿しやウエルカムボードを買いました」と話されました。

 

 

 

 いろんな作品が販売されていました。私も寄せ植えと鉢カバーを購入しました。次回も楽しみにしています。(谷川)


  (22)  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

昔の単位が息づく酒の世界
◆むかしの単位 石・斗・升・合・勺

  問題「一升瓶の容量は?」

  答え「一升瓶の容量は1800ml(1800cc=1.8?)」です。正確には1升は1803.9mlです。
日本酒や焼酎は今でも「升」や「合」「勺」の単位が生きています。居酒屋さんで「とっくり1合・400円」とか書いてあるのを目にしますね。

  1石=10斗=100升=1000合 =10000勺

  つまり勺の10倍が1合であり、1合の10倍が1升であり、1升の10倍が1斗であり、1斗の10倍が1石なのです。
  石・斗・升・合・勺は尺貫法の体積の単位なのです。この歴史は古く、奈良時代の大宝律令にこの単位が見られるそうです。およそ1300年間、この単位が息づいているのです。

 尺貫法からメートル法に変わったのは1875年(明治8年)のことですが、その後も相変わらず尺貫法の単位が使われているのです。ビールやウイスキー、ワインはメートル法の単位が一般的ですが、日本酒や焼酎蔵で1年間に生産される酒の量は「石」の単位で言い表します。もちろん、生産量や販売量を税務署に報告する時は「?」の単位を使いますが・・・。だから「うちの蔵は年間生産量1000石です」と蔵元がいうのです。なんだか、江戸時代の武士の所得みたいでしょ。実際そうなんですから笑えますね。酒や焼酎の世界では尺貫法の単位が馴染み過ぎて、世界の標準単位になかなか馴れないのでしょう。

◆お米の1石、お酒の1石

 江戸時代、大名や御家人たちの所得は「石」で表わされました。熊本(細川)藩は54万石でした。さて、ここに出てきた「石」は米の量です。米の1石とは、大人が1年間におよそ消費する米の量です。ご存知でしたか?江戸時代の生活は現代人と同じく「朝、昼、晩」の3回食でした。1回におよそ1合の米を食べていました。1日に3合食べていたので、1年間では3合/1日×365日 =1095合。米は約7合で1sなので1095合は156sとなります。米俵2.5俵で1石になります。

 お米からお酒が造られることはご存知ですね。1石(約150s)の米でどれぐらいのお酒が造れるでしょうか?日本酒を造るのは、食べる米よりもっともっと米を磨きました。米の芯に近い部分で造る方が美味しい酒になることを経験で知っていました。現在は精米機という便利な機械がありますが、ついこの間まで、水車を利用したり、足込みで精米して酒の原料としていました。玄米を100%としますと、米糠を35%出すと、白米は65%になります。この白米で酒を仕込みますと、一升瓶でおよそ100本、いわゆる1石の酒ができます。

 米1升で酒1升、米1石で酒1石ができるというわけです。


 牛乳パックで作る
          おひな様ペン立て

<材料>

・顔の布(白のジャージ)
・えりのフェルト(黄・ブルー)
 1.5cm巾×12cm 1枚
・えりの布(ピンクのジャージ)
 4cm巾×12cm 1枚
・着物の布(おびな・めびな用)6cm×14.5cm
・フラワービーズ(ピンク) 1個
・黒の折紙 おびな用 2cm×9.5cm 1枚
・(髪の毛用) めびな用 3cm×5.5cm 2枚
・子爵と扇 各1枚
・体とペン立ての部分(牛乳パック)
・土台作り 牛乳パック 9.5cm×14cm
・黄色い紙 1枚
・<作り方>
土台の牛乳パックに黄色い紙を貼る。
体の型に顔の布を貼る。
着物を着せていく。
髪の折り紙を貼る。
めびなにビーズをつける。目と口を書く。
土台におひな様を貼り、ペン立てにも貼り
花の折り紙を貼って完成!

菊陽町東部町民センターふれあいサロンより

 

 

 


空き巣などの被害防止について

 昨年中に大津警察署管内では、昼間や夜間に泥棒に入られるという被害が50件発生しており、1月は6件発生しています。
 一晩で数件の被害が発生する場合もあり、これらの被害を未然に防止するためには、被害にあう前からの防犯対策が不可欠です。
 泥棒が嫌うものは「音・光・時間」で、自宅の窓に市販の防犯ブザーを取り付ける。
 玄関のカギを防犯効果の高いものに交換する。
 外出するときは、すべての窓を完全に閉め、施錠する。
 センサーライトを取り付ける。

 などを組み合わせることが効果的な方法として挙げられ、泥棒に「中に入りにくい家だ」と思わせることが何よりも重要です。
  また、玄関を開け、玄関付近に財布を置いていたために財布を盗まれる。
 火災報知器の検査など、何らかの職員を装った者から金品を盗まれる。

 などのケースもありますので、被害にあう前に防犯について考えてみてください。

 

房登 葵香(ふさのぼりあおか)さん 2歳 光の森区

 お兄ちゃんのまねっこで、お絵かきが大好き。
何にでも書いています。

  梅の花

 

 開花時期は、1月下旬から3月中旬。
 桜とちがって、咲き方も散り方もゆっくりです。
 梅が咲き出すと、なんとなく春の訪れを感じますね。