ワンネス 399号  2008/02/10発行

学習の成果を発表
菊陽町南部町民センター

 第3回菊陽町南部町民センター講座発表会が1月27日(日)同センターで行われ、講座生が日頃の学習の成果を発表しました。
 センター内には、絵手紙やビーズアクセサリー、パッチワークなどすばらしい作品が展示され、来場者の目を楽しませていました。ステージでは、親子琴教室や健康体操、フラダンスなどの講座がステージ狭しと発表されました。子ども習字・硬筆教室は受講生全員が「字が上手に書けなかったけど習ったら書けるようになりました」と元気に発表しました。
 外村歌謡教室で歌を習い「だんじり」を歌った上村悦子さん(井口区)は「ドキドキで間違わないように歌うので精一杯でしたが、練習の成果は出せたと思います。楽しく歌いました」と話されました。
 最後に、お楽しみ抽選会もあり、楽しい一日を過ごしました。

 

 

 講座生の皆さんの元気なステージ発表とすばらしい展示作品に感心しました。(谷川)


子どもを火事から守ろう!
むさしがおかじどうかん

 就学前の子供と母親を対象に、火災予防講習会が1月18日(金)むさしがおかじどうかん(太田幸信館長)で行われました。
 菊池広域連合泉ヶ丘消防署から消防車と救急車が到着すると子どもたちはソワソワ。秋吉幸徳第2消防係長ら4名の消防隊員が火災原因について話し、子どものいる家庭では、子どもの手の届くところにマッチやライターを置かないことやストーブにはガードを付けることを特に注意してほしいと訴えました。次に、親子は火事や地震の時どうすればいいかを子供にも分かりやすアニメで学習しました。
 その後、消防車や救急車の見学タイムとなり、運転席に乗せてもらったりヘルメットをかぶらせてもらったりして、消防士気分を味わっていました。「子どもの好きなアニメを見て勉強ができてよかったです」と大久保信恵さんと匠成くんはよろこんでいました。

 

 小さい子どもの命をあずかるお母さんたちは、一生懸命お話しを聞かれていました。消防車、救急車の前では大撮影会でした。(岩田)


男女共同参画都市を宣言
合志市

 合志市の男女共同参画推進都市宣言をする記念式典が、1月26日(土)同市総合センターヴィーブルの文化会館で行われました。同市では昨年11月に市・市民・事業者などが協働し、男女共同参画の実現に取り組もうと「男女共同参画まちづくり条例」を制定、男女共同参画都市を宣言しました。
 記念式典はオープニングコンサートで、同市の“ママSUNコーラス”がわらべ歌メドレーなどを披露し、開会。内閣府男女共同参画局の神田玲子さんと大住清昭合志市長のあいさつの後、「男女共同参画社会の実現を目指して」と題し、現状や取り組みなど内閣府からの報告がされました。また、公募された一行詩の表彰式と、市長と同市男女共同参画推進懇話会のメンバーが男女共同参画都市宣言文を読み上げ、宣誓しました。
 記念講演では、民法男性アナウンサーが「息子3人、アナウンサー・記者夫婦奮闘物語」と題し、自身の立ち合い出産や子育ての経験を話されました。
 合志市男女共同参画推進懇話会の岩谷桂子会長は「宣言都市は県内でもまだ5〜6ヶ所しかありません。この条例が制定され、DVなどで悩んでいる女性も市に相談、介入することも出来る様になりました。遠慮なく相談して欲しいと思います」と話されました。

 

 

 熊本県内では推進都市宣言をしているところはまだ5〜6市しかないそうです。笠井さんの話はおもろしろかったです。(高井)


自然のいやしで長生きしよう!
菊陽町高齢者大学

 菊陽町高齢者大学の1月例会として、23日(水)菊陽町図書館ホールで環境省環境カウンセラーの小林 修さんを講師に迎え「再発見!ためんなる自然のいやしと健康法」と題した講演会が行われました。
 テレビ番組のコメンテーターとしても活躍される小林先生は「日常生活の中に健康になる秘訣があります。自分の中のもう一人の自分を感じてください」と話し、薬を飲まずに健康になる方法を披露されました。“100まで生きるための実験”として、うがい薬は緑茶でよいことや足の臭いには10円玉が効果的であること、1円玉と50円玉を首の後ろに貼る健康法などを実際に見せながらユーモアあふれるお話をされ、参加者は身を乗り出して聞き入っていました。最後に全員で大声で笑って終了となりました。「今日のお話はためになりました。時間が足りないくらいで、もう一度聞きたいです」と相馬邦子さん(下原区)は喜んで話されました。

 

 先生のお話しに参加者全員身を乗り出して聞いていました。やっぱり健康で長生きしたいでーす。(岩田)


  (15)  ひばりヶ丘区  矢原正治

キンカン(ミカン科)

 中国からの輸入食品で中毒が起きています。殺虫剤のリン系農薬(サリンと同じ作用)の混入です。加工食品が安全だと信じていた皆さん、自分で野菜、果物、魚、肉を見分けて買ってきて、料理しませんか?少しは安心して食べることが出来ますね。中国だから危ない・米国だから安心ではなく、安心して口に入れられる食材、食器を少し高くても生産者の顔の観えるところで購入するように心がけるのも必要では。“信じ込まず、信じられるものを探しましょう”環境問題と一緒ですね。さあ どうしますか?

 今月は“キンカン”です。キンカンの果実が熟れてきたので、メジロがついばんでいます。さすがに鳥は熟れたものしか食べません。賢いです。ミカンは皮を捨て、中の果肉を食べますが、キンカンは皮を食べ、果肉は普通は食べませんね。キンカンは民間薬で咳止めに果実を砂糖と煮て煎液を飲む、キンカン果実の蜂蜜漬け・砂糖漬けを作っておくと子どもさんの咳の時にいいですね。薬用としては、中国で、果実を”金橘(キンキツ)”、葉を”金橘葉”、根を”金橘根”、種子を”金橘核”といいます。金橘(果実)は,性味:辛甘・温、気をととのえ、鬱(うつ)を解き、咳・痰を和らげ、酒をさます、皮が特によいと記されています。金橘核は、眼の疾患、喉の麻痺を治すなどに。金橘根は、気を巡らす、胃痛による嘔吐などに。金橘葉は、気の滞りによるイライラ、頭痛などに。またキンカン果実の水蒸気蒸留液を金橘露(キンカンロ)といい、イライラ、怒りやすく、消化器系の調子の悪い人の、消化機能を調え、嘔吐を治し、イライラなどに効果があると記してあります。キンカンはほとんどの部分が薬用として用いられますね。
 キンカンの果実は生食だけでなく、キンカンの塩煮も軟らかくて甘くて美味しいです。
 風邪の予防に、魚介類、香辛料が入った鍋でも食べて身体を温めて下さい。但し、背中を冷やすと風邪を引きますので“ゾク〜〜”とこないように御注意を。


 空間デザイナー

 英国ロンドンでのデザイン留学から帰国、1月11日(金)にオープンした実家のカフェ&ギャラリー「Vessel(べセル)」の空間デザインをした恵泉裕介さんにお話を伺いました。

◆空間デザインを勉強されたそうですね

  大学卒業後、アメリカに語学留学し、東京の文際アートカレッジで空間デザインを勉強しました。その後、1年間ロンドンで空間デザインを学びました。日本には2007年2月に帰国しました。

◆空間デザインとはどんなものですか
  インテリア、家具など、ものをコーディネートするだけでなく、空間すべてをコーディネートしていくことです。なかなか説明しにくいのですが〜。

◆このお店はどのようなイメージで作られたのですか
  店の名前Vessel(べセル)とは「循環する」という意味があります。その言葉から、コンセプトは「母胎」として、居心地のいい空間をイメージし、来られた方が落ち着いて過ごしてもらえるようにと考えました。また、その中に自分の個性を出せるようにバランスをとるように心がけました。

◆これからは
  魅力あるギャラリーにして、カフェ&ギャラリーを軌道に乗せると同時に、自分の勉強してきた空間デザインを生かし、店舗デザインなども手がけていきたいと思っています。

 

 

恵泉裕介さん  26歳  三里木北区


梅田 倖菜(ゆきな)さん  2歳  三里木北区

 保育園に行くのが大好きで、楽しく通っています。
歌が大好きで、いつも歌っています。

 ビーズアクセサリー

川端フジノさん  光団地区

 菊陽町南部町民センターの講座発表会にネックレス・指輪・ブローチ・ブレスレットを出品しました。
 平成16年南部センターでビーズアクセサリー教室が開講してから習い始めました。最初はビーズが小さくてとても大変でしたが、作品が出来上がると嬉しいです。最近では作品を作るよりも教室の皆さんと会っておしゃべりをするのが楽しみのひとつになりました。


  これは何でしょう?

 正解は、そてつの実です。
 下原区の南 邦司郎さんが、昭和35年に種子島の
友人宅へあそびに行った時、そてつの実を3個持ち
帰り、鉢に植え大切に育て、47年ぶりに初めて
実をつけました。

 



編集後記

 

  我が家の木の枝にミカンを切って置いていたらメジロがやってきました。
 可愛くついばんでいる姿にとても嬉しくなりシャッターを押しました。     (N.T)