ワンネス 396号  2008/01/20発行

無病息災家内安全を祈願
青葉会初詣と長寿祝賀会

 青葉台区の青葉会(山本誠一会長)は今年で20回目となった初詣と長寿祝賀会を1月8日(火)に行いました。
 午前10時、鉄砲小路にある蘇古鶴神社へ初詣に出掛け、今年1年の無病息災、家内安全を祈願しました。
 このあと、区の公民館で長寿祝賀会を行い、米寿(88歳)、傘寿(80歳)、喜寿(77歳)、古希(70歳)の方たちを祝い、記念品を贈りました。米寿の祝いを受けた鬼塚ヒサノさんは「記念品を頂きとても嬉しいです。これからも元気で過ごしていきます」と話されました。祝賀会では、田村カズヱさんの「祝賀の舞」、植田紀久子さんの「日本の心」といった日舞や五味安子さんによる詩吟「富士山」が披露されたり、参加者の皆さんのカラオケもあり楽しいひとときを過ごしました。

 

 

 毎年取材させてもらい、新たな気持ちになっています(谷川)


ぜんざい食べて優勝するぞ!
SCきくようジュニアバドミントン

 スポーツクラブきくようのジュニアバドミントン(丸山 裕監督)は1月12日(土)毎年恒例の新年ぜんざい会を菊陽町西部町民センターで行いました。
 丸山監督が「新たな1年がスタートしました。少しでも上位を狙えるよう練習を頑張って下さい」とあいさつのあと、保護者の方たち手作りのおいしいぜんざいを頂きました。子どもたちは「郡市で優勝!」や「学童オリンピックでベスト16に入ります」など今年の目標を発表。
 太田流花さん(合志南ヶ丘小6年)は「もう少し体力をつけて郡市でベスト8に入れるように練習を頑張ります」と元気に話してくれました。

 

  保護者の方たちのおいしいぜんざいにおかわりをする子どもたちもいました。ぜんざいを食べて優勝してね。(谷川)


感動の時代を乗り越えて
福祉のつどい

 菊陽町社会福祉協議会が主催する福祉のつどいが12月15日(土)菊陽町老人福祉センターで行われました。
 開会式では菊陽町社会福祉協議会後藤三雄会長のあいさつのあと、一人だけの金婚式16名の表彰が行われ、表彰者を代表して中牟礼須美子さん(向陽台区)が「戦後12年目の昭和32年に結婚し、夫婦で激動の時代を乗り越えてきました。残念ながらこれまでに夫や妻を亡くしてしまいましたが、一人だけの金婚式をして頂き感激しています。これからは健康で楽しく、家庭や社会から愛されるよう努力してまいります」と謝辞を述べられました。次に、福祉功労者15名と福祉車両寄贈による社会福祉協助者の表彰が行われました。また、記念公演として肥後にわか“森都劇団”による「親子の絆」が上演され、会場は熊本弁丸出しの熱演に、笑ったり涙ぐんだりしました。

 

 

 一人だけの金婚式では激動の時代を乗り越えてこられたと感動しました。肥後にわかもあり楽しみました。(谷川)


音楽のひととき
ジョイントコンサート

 第11回ジョイントコンサートが12月15日(土)菊陽町老人福祉センターで行われ、音楽愛好者や施設利用者などが集い、音楽のひとときを楽しみました。
 菊陽武蔵剣豪太鼓の力強い太鼓の演奏やコールフレンズによる「ベストフレンド」や「赤とんぼ」などの合唱、菊陽町ハーモニカ愛好会による童謡や昔懐かしい曲が披露されました。また、お楽しみのコーナーでは、菊陽虹の会指導者の遠嶋和之さんによるサックス演奏もあり、来場者はすばらしい演奏に大きな拍手を送りました。
 「いつものように上手に歌えました。楽しかったです」と特別養護老人ホームきほう苑の井上ミサヲさん。来場した阪本蓮美さん(下原区)は「武蔵剣豪太鼓の演奏を初めて聞きました。力強くてカッコ良かったです。みなさんすばらしい演奏で感心しました。知っている曲が演奏されたら一緒に口ずさみました」と話されました。

 

 

 

 

 

 皆さんの演奏で音楽のひとときを過ごさせてもらいました。楽しみました。(谷川)


  (54)   上津久礼区  古川医院  古川まこと

地球温暖化問題C  
悪い政治が格差社会をつくる

 すべての人間がそれぞれすばらしい能力をもっているにもかかわらず、その能力を発揮できないのが現実です。その理由のひとつは、日本では明治時代、欧米列強に追いつくため、欧化政策や富国強兵の名のもとに、家庭教育や学校教育により国民を物言わぬ労働者や兵隊や市民につくり上げてきた歴史があります。残念なことに、このような社会のしくみが現在にまで受け継がれています。
 すなわち、現在もなお、教育やメディアを通して年少時より高齢になるまでさまざまな体験の中で、個性を出さず自らの意見を主張しないのが「美徳」という社会習慣が身についています。個々の人々が自由な考えを持ち、一人ひとりのすばらしい能力が発揮できる環境ではないのが、日本の現状です。
 おまけに最近では、もうける事を人生最大の目的とした市場原理主義を掲げた「小泉改革」は現在も続き、深刻な格差社会となっています。一生懸命働いても報われず、生きているのが精一杯のワーキング・プアが全国各地で急増しています。お金がない人や病気の人は「はやく死ね」といわんばかりの医療制度や社会保障制度があり、現実に医療崩壊・年金制度崩壊も進行しています。今や日本は米国と同じように一部の人間だけが富み、大多数が貧困者となる社会となりつつあります。
 2007年の世相を象徴する漢字は「偽」でした。最大・最悪のうそつきは政治家・官僚です。年金問題や防衛庁装備品疑惑は氷山の一角にすぎません。政府は国の借金は膨大なので、今後は年金などの社会保障費も増大するという理由で、国民に重税を課しています。しかし、国民に公表する一般会計以外に、特別会計があります。この特別家計は、各省庁の管理下にあり、官業を行う天下り法人に補助金、委託費などとして支給され、まさに「官の聖域」の資金源となっています。この特別会計(財政融資資金・外国為替・空港整備等々)の余剰金が50兆円もあります。また、国や独立行政法人の資産には膨大な不動産があり、売却や証券化をすれば借金を減らせるのです(独立行政法人の総資産は118兆円)。国民の税金をむだに使い、特別会計を意のままに扱う官僚を告発し、行政改革を行うことができる政府が望まれます。増税路線を走る福田首相や額賀財務相は、窮乏する国民の現実を直視すべきだと思います。
 一人ひとりの人間が、食べ物や住む場所に困らず安心して暮らせる世の中になり、自らの能力を最大限生かせるような社会のしくみが、早くできるようにいつも願っています。

ジョバンニ「さあもうきっと僕は僕のために、僕のお母さんのために、カムパネルラのために、みんなのために、ほんとうの幸福をさがすぞ」
宮沢賢治・銀河鉄道の夜より


 
手作り人形に囲まれて

 沖野区の文化祭に、手作りの人形を出品された林さんにお話を伺いました。

◆いつごろから作られていますか
  仕事のストレス発散にと、習い始めて10年くらいになります。

◆どのように作られますか
  ワタを綿のジャージ布でくるみ作ります。顔を、額、頬、鼻、アゴにワタを入れて立体的に作ったり、細い5本指を作ったりするのはとても苦労します。

◆やさしいお顔ですね
  目は黒画用紙を切って貼っていますが、これで表情が決まるようです。私の人形はいつもやさしい顔ね、と言われます。手放したくなくて、我が家に40体ほど飾っています。

◆これからは
  娘が結婚する時は、ウエルカムウエディング人形を作ろうと思っています。初めてのオリジナル作品になります。

 

 

林 静代さん  59歳  沖野区


坂田 隆成さん  68歳 下津久礼区長

趣味はスポーツや釣りです。カラオケを歌いながら、皆で和やかに楽しく美味しい酒を飲むことも大好きです。
  町議会議員を辞して4年経ち、昨年4月から区長になりました。田舎の良さを生かして、区民が助け合い、力を合わせて毎日楽しく生活しやすいような区作りをしていきたいと思います。


家族でもちつき

 

 井口区の菊池茂昭さん宅で12月30日(日)毎年恒例の家族で餅つきが行われました。お孫さんの小百合さんは餅取りに初挑戦。つき手と息を合わせて上手に餅をつきあげました。


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バランスボールを使ったストレッチ
背中のストレッチ


 お腹と太ももと両腕を使ってボールに乗ります。(写真)息を吐きながらギュッとボールを抱え込みます。息を吐き終わったら、息を吸いながら力を抜いてリラックスします。このストレッチを5回行ってください。

 ボールをお尻と腰の部分に当てて息を吐きながら写真のようにします。
 息を吐き終わったら、息を吸いながら写真のように頭を後ろに倒します。寒い時期は筋肉が緊張しているので息を吸いながらゆっくり行ってください。このストレッチを5回行ってください。
 2つとも猫背矯正のストレッチです。猫背は肩こりの原因にもなります。寒い時こそ背筋を伸ばしましよう。

 


編集後記

 以前、子どもがお世話になっていた菊陽ジュニアバドミントンのぜんざい会に久しぶりに参加しました。みんな元気に今年の目標を発表してくれ、とても嬉しくなりました。(N.T)