ワンネス 394号  2008/01/01発行

明けましておめでとうございます

昨年はたくさんの皆さんにお世話になりありがとうございました。

今年も慶びのメッセージを発信します。

皆様のご多幸をお祈り申し上げます。

平成二十年元旦

熊日新聞 菊陽販売センター ワンネス編集室一同

 


げんきいっぱいおもちつき
白鈴保育園

 12月20日(木)「よいしょ!よいしょ!」と元気な声が響き、白鈴保育園(谷川聖子園長)の園庭でお餅つきが始まりました。
 JA菊池菊陽支部の青壮年部の日高裕成さんら6名が、お餅をつき始めると、子どもたちからは応援の声があがりました。つきあがったお餅が子どもたちに配られると「おいし〜い!」「もっとたべた〜い」と大喜び。菊陽町保育所安全対策指導員の中岡敏博さんが杵を持つと子どもたちは「中岡先生がんばれ〜」と声をかけ、らいおんぐみさんも、次々と杵を持ちお餅つきに挑戦しました。この日は給食にも、きなこ餅が出され餅ざんまいの一日でした。
 らいおんぐみの中原ようさんと吉岡なるせさんは「はじめてついたよ。きねはおもかったよ」ぞうぐみの松本みずきくんは「おもちはうまかった!」とお餅つきを楽しんでいました。

 

 

おいしそうにお餅を食べる子どもたちの笑顔に、こちらも嬉しくなりました。(岩田)


自慢の芸を熱演
老連芸能大会

 菊陽町老人クラブ連合会(吉本正昭会長)が主催する第15回菊陽町老連芸能大会が12月7日(金)菊陽町老人福祉センター大広間で行われ、参加者は芸達者ぶりを披露しました。
 芸能大会は山本誠一さんの楽しい司会でスタート。4名の“サザエさん”が登場し、楽しく踊った出分清香会の踊り「サザエさん」、白いスーツでビシッと決め、すばらしい歌声を披露した柳水区の大住英輝さんの歌「涙船」など、午前の部と午後の部にわたり、55のプログラムが熱演されました。
 「久しぶりに踊りました。無事に踊ることができ安心しました」と「乱れ髪」を踊った新山白鈴会の前村ミドリさん。フラダンスを踊った富永富穂さん、舟津辰子さん、舟津葉久代さんは「3名合わせて236歳。少しドキドキしましたが気持ちよく踊りました」と話されました。

 皆さんのすばらしい芸に感激しました。出演された方々、お疲れ様でした。(谷川)


手作りでお正月を迎えよう
生涯学習課

 12月22日(土)武蔵ヶ丘コミュニティセンターで菊陽町生涯学習課主催の“親子しめ飾り作り”が行われ、23組の親子が集まりました。
 最初に、根元をきれいにして揃えたワラ36本で三つ編みを作り、丸くまとめてしめ飾りの土台を作りました。三つ編みがうまくできなくて、お父さんお母さんに手伝ってもらった子どもも、飾りをつける時には、自分の好みの飾りをつけようと一生懸命。用意されたウラジロ、キンカン、水引、松、梅の造花、色紙で作った扇子、まつぼっくりなどを思い思いの場所につけ、個性あふれるしめ飾りが次々と出来上がりました。参加した親子は「玄関につけようね」と大事に持ち帰りました。
 お母さんと妹と参加した嶋田栗彦くん(菊陽西小2年)は「去年よりじょうずにできてうれしいです。飾りを全部付けようとくふうしました」と出来上がりに満足していました。

 親子で相談しながらいろいろ飾りをつけていく姿は“幸せ”そのものでした。
 よいお正月を迎えられたことと思います。(岩田)


  (20)  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

〜 日本の酒は民の酒 〜


◆ 新年明けましておめでとうございます

  お正月に付き物といえばなんと言っても「酒」です。すでに飲んでいらっしゃる方も多いのではないかと思います。今年は平成20年、西暦でいいますと2008年、皇紀でいいますと2668年です。日本が生まれてからなんと今年で2668年ということになります。
 今日はお正月ですので、日本のことをヨイショしたいと思います。世界に目を向けますと、日本より長い歴史のある国は?大国アメリカの建国は1776年ですので、日本の江戸時代、たかだか250年の歴史しかありません。中国はといいますと、4000年の歴史とか言いますが、ひとつの民族が営々と国を治めてはいません。いろんな民族がその時々で皇帝となって国を治めました。日本は営々と2668年の歴史を刻んでいます。

◆ 酒は誰のもの

 さて、民族にはイスラム地域を除いて酒があります。その地域で収穫できる安価な果物や穀物を用いて、独自の伝統的な製法によって酒を仕込んできました。
 ヨーロッパの人々は麦を利用してビール、葡萄を利用してワインを醸しました。アジアの人々は米を利用して、中国では紹興酒、日本では日本酒を醸してきました。(中世になって錬金術師が蒸留の技術を確立。ビールを蒸留したものはウイスキーに、ワインを蒸留したものはブランディーに、日本酒を蒸留したものは焼酎・泡盛になりました)。民族や地域に違いはあれど、酒というものは神聖なもので、神事に欠かせないものであり、高貴な方々が楽しむものでした。こと、ワインはフランスやドイツの貴族に庇護され、ワイン文化を形成してきました。1855年のフランス・ボルドーのワインの格付け(特級から5級まで、シャトーごとにランク付)は150年以上経った今でも変わっていません。日本はどうでしょう。貴族やその地域の大名が日本酒を庇護してきたのは事実ですが、格付けまではしていません。日本酒では「越の寒梅」「八海山」「出羽桜」「菊姫」「天狗舞」などの各地の銘酒、焼酎では「伊佐美」「森伊蔵」「魔王」「佐藤」などの南国の銘酒は、誰が有名にしたのでしょうか。庶民の人々です。

◆ 日本人は偉い

  貴族が尊んだワインだから、優秀なワインは750mlで何万という価格がします。あのロマネコンティーは750mlでなんと30万円は下りません。日本の庶民がブランドを育んできた日本酒や焼酎は、一升瓶で2000〜3000円程度です。多少プレミアが付いたにせよ、私のお小遣いで買える価格なのでありがたいです。皆さんが正月に飲んでいる酒を、おそらくこのような銘酒ではないかと思います。
 庶民が酒について語る民族って、宇宙創成以来、日本人が初めてではないかと思います。だから、日本人は偉いと思うし、先祖の方々が脈々と伝承してきた酒文化を次の世代に伝えて行きたいと思います。

 お正月に皆さんが飲んでいる酒は、美味しい酒だと思います。こんな素晴らしい味わいになるには、長い年月の研鑽があって出来上がったものです。次の世代に伝えたい日本の文化です。健康的で美味しい酒を世界の方々に飲んでもらいたい。そんな21世紀であったらいいなぁと2008年の元旦に思います。


  
 

平成8年生まれ

左 : 野口雅喜くん ひばりヶ丘区
   バスケットの練習をがんばって、
   大会で優勝したいです。

右 : 工藤憲士朗くん 緑ヶ丘区
   バスケットや勉強をがんばり、
   バスケの試合で勝ちたいです。

昭和35年生まれ

  平松弘子さん 沖野区
  ネズミのようにちょこちょこと動き回って、自分と町民の皆さんの健康づくりの手助けができるようにがんばっていきます。

昭和23年生まれ

紫藤 修さん ・ 恵美子さん 南方区
 昨年暮に主人が入院し、
夫婦の絆が一層深まりました。
今年は良い年でありますように。

昭和23年生まれ

井野栄八さん 青葉台区
 還暦を迎え、これからの人生を、
仕事と趣味の山菜取りと囲碁でエンジョイしたいと思います。

昭和11年生まれ

左 : 中村岩夫さん 合志杉並台
 健康で長生き!グラウンドゴルフ、
カローリングと、スポーツ頑張ります。

右 : 岩下勝喜さん 合志杉並台
 十二支最初の子年、私の年となりました。
初心に帰り、健康で体力の続く限り、趣味、ボランティア活動などに精進したいと思います。

大正13年生まれ

吉本清子さん 上中代区
 3歳のひ孫の成長を楽しみに、元気で長生きします。


越猪 太護(おおいたいご)くん  5歳
     日香理(ひかり)さん    3歳
                 三里木北区

 妹思いの優しいお兄ちゃんと、
少しやんちゃな妹ですが、
とても仲良く遊んでいます。


緋扇会 花寿美乃会

 緋扇会は土曜午前中、花寿美乃会は月曜夜に、三里木町民センターで踊りの練習をしています。
 町民センター設立時から続いている講座で、みんなで楽しく和気あいあいと踊っています。新メンバーも少しでも上手になりたいと思っています。


 

今回使用した門松、しめなわ、うめ、鏡餅は、 フリー素材 やすらぎ庵 様からお借りしました。