ワンネス 377号  2007/09/02発行

夏だ!祭りだ!  夏祭り特集 第2弾

各区・施設で行われた楽しい夏祭りを大特集!写真に写ったいい笑顔を見てください。

三里木区 8月18日 (土)

東ヶ丘区 8月18日 (土)

新山区 8月25日 (土)

境の松区 8月25日 (土)

緑ヶ丘区 8月25日 (土)

菊陽杉並台区 8月25日 (土)

大堀木区 8月25日 (土)

紀水ナーシングホーム 
8月25日 (土)

光の森デイサービス 
8月25日 (土)

 (16)  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

〜 シャーベット酒を楽しもう 〜

◆ お酒は0℃で凍らないのはなぜ?

 冷凍庫で急速に冷やすことを目的に、日本酒を入れておいて「あっ、しまった。とり忘れた」というような経験をしたことはありませんか。もしビールであれば、冷凍庫内で破裂してしまいますが、アルコール度数の高い酒類は破裂するどころか、凍ってもいません。
  いったいどうしてでしょうか?水は通常ですと、0℃で凍り始めます。液体が固体になるところの温度を凝固点(温度)といい、固体が液体になるところの温度を融点(温度)といいますね。凝固点も融点も同じ温度です。水の凝固点は0℃で、融点は0℃です。つまり、0℃以下に下がれば、水は液体から固体の氷になり、0℃以上になれば、固体の氷は液体の水になります。
では、お酒の中に含まれている成分として、水の次に割合として多く占める物質として、エチルアルコール(エタノール、単にアルコール)があります。エチルアルコール100%の凝固点・融点の温度は何℃だと思いますか?マイナス135℃です。もの凄く低温にしないとアルコールは凍ることは無いのです。地球上でアルコールが氷で存在することはまずないといってもよいでしょう。だから、アルコール類のことを「不凍液」といったりするのはそんな物質のもつ特性からです。

◆ シャーベット酒を楽しもう
 お酒は酒類ごとに醸造方法や蒸留方法、熟成方法が違います。しかし「酒とは何か?」と言われると「水とアルコールの混ざった液体」です。アルコール度数が高くなればなるほど、凝固点・融点は0℃より低くなります。

  アルコール度数 凝固点・融点の温度
0% 0℃
日本酒 約15% −5〜8℃
焼酎 約25% −12〜15℃
ウイスキー 約40% −30℃
ウオッカ 約50% −40℃

 このような性質を利用して、あなたの好きな日本酒や焼酎で、シャーベット酒を作ってみてはいかがでしょうか?
 通常、家庭用の冷蔵庫の製氷室の温度は-20〜15℃です。日本酒も、焼酎も凝固点・融点温度よりも低いため、当然、凍ってしまいます。しかし、水とアルコールの混じった酒類は、氷のようにガチガチに凍りはしません。シャリシャリのシャーベット状です。そして、アルコール分から先に液状になり、氷の部分はなかなか水にはなりません。シャリシャリの冷たい感触が楽しめます。


元気の秘訣はカラオケと
グラウンドゴルフ!

上津久礼区  松村重人さん 92歳

 カラオケは週に1回通って練習しています。最近は氷川きよしの曲が得意です。グラウンドゴルフは上津久礼グラウンドへ毎朝7時に行って楽しんでいます。8ホールを3回まわって5回ホールインワンを出し、スコア38点を出したことがあります。まだ誰にも破られていません。
 90歳までは単車に乗っていましたが、家族から「危ない」と止められたので、今は電動セニアカーに乗っています。これに乗ってカラオケとグラウンドゴルフを楽しみます。

大堀木区  富永 大耀(たいよう)くん 1歳

 車と飛行機と電車が大好き!外でも救急車のサイレンに反応して、追いかけていきます。

 サッカーチーム
菊陽キャロッツ 九州大会出場!

 菊陽キャロッツは1988年に創立された社会人サッカーチームです。菊池郡菊陽町を拠点に活動し、所属選手は社会人が95%を占めています。『キャロッツ』という名前の通り、菊陽町は人参が名産です。地域の人たちにも親しみを持っていただける愛称ですし、プレーしているメンバーも菊陽町の代表として誇りを持って戦っています。社会人チームということもあり、なかなか全員揃っての練習や試合をすることができないこともありますがチームの目標は常に高く掲げ、日々邁進しています。
  最近では青少年育成のために、母校やクラブチームの指導にも携わり、将来Jリーグで活躍するかもしれない子どもたちと一緒にサッカーをすることで、チーム内も活性化されいい組織作りができてきました。
  7月8日(日)に行われたRKKカップ争奪戦全国クラブチームサッカー選手権熊本県大会で優勝することができ、チーム創立以来、初となる九州大会出場。合言葉は『向上心』この言葉を胸に、これからも活動してまいりますので、これからもご支援のほどよろしくお願い致します。
     菊陽キャロッツ代表 紫藤 登

 防災を学ぶ
             宮ノ上区


 8月5日(日)宮ノ上区(宮邊松代区長)で自主防災組織活動の一環として「防災講話」が行われました。
 平成7年の阪神淡路大震災で神戸市の自宅が倒壊し、奥さまを亡くされた杉水 満さん(大津町在住)が、当時のビデオ映像を見ながら震災の惨状を話されました。自宅2階屋根が落ちて自分も腕を挟まれ身動きできなかったこと、必死の思いで手を抜き奥さまを探されたこと、4時間後にやっと布団の中で冷たくなっている奥さまを発見されたことなど、実際に経験された方しか話せない言葉に参加者は真剣に聞き入っていました。
 その後、菊陽町役場交通防災係の矢野博則さんが、菊陽町での防災の現状を話されました。   

写真提供;宮邊松代区長