ワンネス 373号  2007/07/29発行

少女の頃に戻って笹飾り
宮ノ上区

 7月5日(木)宮ノ上区(宮邊松代区長)で、各自持ち帰りの七夕飾りを楽しく作りました。
 同区公民館に集まった女性28名は、最初に笹飾りを作りました。色とりどりの紙やキラキラ光る紙を使って、持ち寄ったハサミやのりで、輪つなぎや吹き流しなどを制作。「この色が良いよ」「長〜く作ろう」などと話しながら、昔作った飾りを思い出したり、ほかの人から教えてもらったりしながらそれぞれ飾りを作り、笹に結びました。短冊には「老いたれど 夢はあります 笹かざり」など今の心境をつづったものやお孫さんの元気な成長を願う言葉が書かれ、涼しげにゆれていました。笹飾りを作った後は、村田准一さんのハーモニカ伴奏で懐かしい歌や唱歌を歌い、お昼には手作りのちらし寿司を頂いて、七夕の楽しいひとときを過ごしました。
 次々と飾りを作っていた熊谷勝代さんは「少女時代に戻ったようなウキウキした感じです」と話してくれました。

 

おしゃべりして、製作して、歌って、たくさんのお友達と仲良く遊べて皆さん本当に少女のようでした。(岩田)


カッコいい作品できたかな
スタンプアート体験

 7月19日(木)緑ヶ丘区のベアーズファミリー(講師 内田早苗さん)で“夏休み限定企画スタンプアート体験”が行われ、子どもたちは楽しい体験をしました。
 参加したのは小竹智大くん(菊陽中部小3年)裕文くん(同5年)相川郁弥くん(同3年)川道隆征くん(同3年)の4名です。グローブやボールなど、いろんな種類のスタンプに特殊なインクを付けてTシャツや袋に押していきます。このあとインクをドライヤーで乾かし出来上がりです。このインクに熱を加えることで、洗っても落ちなくなります。
 川道くんは「出来上がったらこのTシャツはお母さんにプレゼントします」とテレながら話してくれました。

内田さん宅に私の作品を取材に行ったら、子どもたちがペタペタと楽しそうにスタンプを押して作っていたので楽しくなり写真を撮りました。子どもたちの楽しい笑顔に会えて嬉しかったです。(谷川)


しまっていこうぜ!
菊陽町子ども会ソフトボール大会

 第41回菊陽町子ども会ソフトボール大会が7月8日(日)菊陽町民グラウンドで行われA・Bパートに18チームが参加し、熱戦が繰り広げられました。
 開会式では新成キッズチームの仲光洋一くん(菊陽西小6年)が「楽しく力いっぱい最後まで、正々堂々と戦い抜くことを誓います」と元気に選手宣誓のあとプレーボール。
 子どもたちは「しまっていこう!」と声を掛け投打にがんばり、点数が入るたびに応援の保護者から大きな声援を受けていました。
 緑ヶ丘ファイターズチームの今村一希くん(菊陽中部小5年)は「1回で5点も取られて負けるかと思ったけど、最終回2アウトで1、3塁で3ランホームランを打ち逆転しました。嬉しかったです」と喜んでいました。

子どもたちは元気にグラウンドでプレーしていました。
 実はこの大会3回戦に入る頃には雨が降り出し中止になってしまいました。残念です。(谷川)


狙いを定めて投げます
菊陽町東部町民センター室内ペタンク大会

 菊陽町東部町民センター(冨永悦子所長)が主催する第4回室内ペタンク大会が7月17日(火)同センター多目的ホールで行われ85名が参加し、さわやかな汗を流しました。
 開会式では、豊住 功さん(出分区)が「多くの方と出会い、楽しい時間を共有することで、お互いがいきいきと生活できる地域作りを目指して、参加者相互の親睦を図りながらプレーすることを誓います」と選手宣誓のあと競技開始。ペタンクは、1チーム10名程の団体戦でゲームを行い、得点ボールの側に自分の投げたボールが近づくことで得点し、勝敗を決めます。参加した皆さんからは「思うごついかん。難しか」などの声の聞かれましたが、上手く投げられると大喜びしていました。
 参加した西 シゲ子さん(曲手区)は「初めて参加しました。思うところにボールを入れることができました」と話されました。

 参加した皆さんは和気合いあいと楽しくペタンク競技をされていました。競技中に投げたボウルが得点玉に命中!その得点玉は壁際へ転がっていきました。その後の競技は壁際で行われ、壁際の攻防戦になって、ちょっとしたハプニングもあり見ていてとても楽しかったです。(谷川)


つむじ風
塚田 攻

 風がひゅうっと鳴った。落ち葉がかさかさと音を立てた。ときおり吹く風に木の葉が舞い散った。雲の動きも早くなっている。
  おりえは一日中縁側に座り、木々の移ろいをじっと眺めていた。毎日何もすることがなかったのだ。しかしこうしていると奥深くしまっている心の傷が、少しずつ癒されてくるような気がした。
  この山里の小さな庵に来てから永い歳月が過ぎたが、ほとんど訪れる人もいない。生計(たつき)の費用を届けに来る者も、用事を済ませるとそそくさと帰っていく。あとは物音一つ聞こえない深閑とした静けさが戻ってくる。
  むしろ、おりえはそれでいいと思っている。来客があれば否応にも古傷を曝け出すことになるからだ。折角癒されようとしている傷に触れられれば到底耐え切れないだろう。このまま誰にも会わず老いさらばえていこうと決めている。それが自分に残された唯一の道だと考えていた。
  「おばちゃん」
  垣根の向こうから小さな女の子が声をかけた。
  「あら、お梅ちゃん。中へお入り」
  おずおずと庭へ入ってきた子どもは竹の籠を抱えていた。
  「母さんがおばちゃんにって」
  さし出した籠の中には里芋や大根などの野菜が入っている。
  「ありがとう、お梅ちゃん。重かったでしょう、ご褒美をあげるから上がってちょうだい」
  すでに盛りを過ぎて風に散る紅葉を愛でながら食べるつもりで、今朝作ったばかりのおはぎを持ってきた。
  「わあ、おいしそう」
  お梅は口いっぱいにほお張った。おりえは、まだあどけないお梅とのお喋りに楽しいひと時を過ごした。
  腹一杯おはぎを食べて眠くなったのか、お梅はしきりに欠伸を始めた。そしてついに横になってしまった。
  おりえは、着ていた袖なしをそっとお梅にかけた。安らかな寝息を立てている子どもの顔は、どんな夢を見ているのか幸福そうであった。
  だが、おりえには次第に過ぎ去った昔の忌まわしい出来事が甦ってきた。
  あの時用心さえしていれば、わが子は何とかなったかもしれない。いまさら悔やんでも取り返しのつかないことは分かっているが、思い出せばやはり心を締め付ける。堪えていた感情が一気に噴きあがり、おりえは顔を手で覆った。しばらく嗚咽が続いた。
  お梅がいつの間にか怪訝そうに目を開けていた。
  風が鳴った。小さなつむじ風が落ち葉を巻き上げている。


 武蔵ヶ丘中学校柔道部 
                  中体連で大活躍

菊池郡市中体連結果
個人男子66kg級   2位 立川晴也(3年) 
              3位 中林寛人(3年)

個人男子73kg級   3位 石田晃大(3年)

個人男子90kg超級 優勝 武藤博紀(3年) 
              3位 櫻田正和(3年)

個人女子48kg級   3位 中林真帆(2年)

個人女子63kg級   2位 芝 恵梨香(3年)

団体女子         3位

 

 


 カサブランカが満開です!

 

 孫の友人からもらった球根から、こんなにたくさん
花が咲きました。
 一生懸命お世話をして3年目になり、大事にして
います。
 1本に14個の花がついたものもありますよ。みな
さん見に来て下さい。

下津久礼区 冨永ノブ子さん


 ビーチバッグを楽しく演出しよう!
               オリジナルシール

<材料>
・クリアファイル  
・カーボン紙
・布製ガムテープ  
・竹串  ・図案
・ビニールテープ(白っぽい色)
・油性マジック(好きな色を数色)

<作り方>

クリアファイルの中に図案を挟み、油性マジックで絵をなぞります。なぞったら図案をファイルから抜き、クリアファイル2枚目の内側にテープを貼ります。(好みに合わせて、ガムテープとビニールテープを使い分けます)
ファイルの間にカーボン紙を挟んで、ファイルの上から竹串を使い図案をなぞります。絵が写し取られたらテープを切り取ります。
カーボンが写った絵をしっかりと油性ペンでなぞり、色を付けて出来上がりです。ビーチバッグなどのビニール製バッグに好きなシールを貼ると自分だけのオリジナルバッグの完成!

作品協力 緑ヶ丘区 内田早苗さん
       Hand Made工房
       Bears Family