ワンネス 362号 2007/05/13 発行

「境の松区」誕生
境の松区

 4月15日(日)三里木町民センターで、住民約50名が参加し「境の松区」設立総会が開かれました。
 4月1日(日)の新山区総会で、菊陽町内で最も世帯数の多い新山区から、光の森の南側に当たる174世帯を分区することが決定されました。これを受けて設立総会が開催され、区の規約や今年度の事業計画や予算などが承認されました。住民からは「約半数を占めるアパートの住人から区費を集めることができるのか」などの質問があり、丁寧な回答がなされていました。また、区長の中村誠喜さん、副区長の中村 勲さん、その他の役員さんたちも紹介され、最後に缶ジュースで乾杯して区の誕生を喜びました。その後、区公民館(旧境の松集会所)に場所を移して、新区誕生を祝う懇親会が開かれました。
  中村区長は「役員だけでなく住民皆で区を盛り上げていけるように、夏祭りや文化祭も開きます。また、日曜日に公民館を開放して、お年寄りや子どもたちが自由に集える場を作りたいと思います」と、抱負を語ってくれました。

 

 

新区誕生おめでとうございます。役員の皆さんのやる気が満々で頼もしく思えました。がんばってください!   岩田


いつでもおはなし会
菊陽町図書館

 「子ども読書の日」の特別企画として4月21日(土)菊陽町図書館おはなしのへやで“いつでもおはなし会”がありました。
  午前11時から3時までの毎時ちょうどに、ボランティアおはなしの森さんさんと図書館司書によるおはなし会が始まり、毎回たくさんの親子連れが参加しました。小さい子どもたちはお父さんやお母さんの膝の上でじっと絵を見つめたり、話し合ったりして絵本の世界を楽しんでいました。おはなし会が終わると、さっき読まれた本を早速借りて帰る子どももいました。手遊びやパネルシアター、昔話の語りもあり、子どもたちにとって一足早いこどもの日のプレゼントとなりました。
 12時からのおはなし会に参加した森ヶ山 愛さん(武蔵ヶ丘小2年)と弟のこうた君は「絵本もかみしばいもみんなおもしろかったよ!」と喜んでいました。
 

 

 

 子どもたちは、ほんとに絵本やお話が大好きですね。でも一緒に聞いている大人も癒されますね。   岩田


元気に仲間入り!
沖野区子ども会

 4月22日(日)沖野区子ども会(山本正子会長)の歓迎会が、菊陽西小学校体育館であり、新1年生15名が子ども会の仲間入りをしました。
  この日はあいにくの雨でしたが、子どもたちは体育館の中で元気いっぱい。山本会長のあいさつのあと、新1年生が自己紹介をし「大きくなったらサッカー選手になりたい」「ピアノの先生になりたい」など夢を発表しました。その後、5・6年生から記念品の黄色い傘が贈られました。
 お楽しみの時間は新聞紙を使ったいくつかのゲームがありました。10名位のグループに分かれ1枚の新聞紙の上に何人乗れるかと言うゲームでは、みんなで肩を組んだり、6年生が1年生をおんぶしたりと力を合わせ、工夫して楽しんでいました。
 1年生のくぼはるかさんと、すみよしあやねさんは「新聞紙のしっぽ取りゲームが楽しかった〜!」「学校のブランコで遊ぶのがすき!」と元気に楽しんでいました。

 

 

 みんな元気ですねー。私もしっぽとりに 半分ムリヤリやらされて体育館を走り回りました!楽しかった、ありがと。   高井


今年も大学開講
菊陽町高齢者大学

 平成19年度菊陽町高齢者大学の開校式が4月25日(水)菊陽町図書館ホールで行われました。
  高齢者大学は、毎月1回の講座や研修旅行を通じて教養を深め、高齢者の親睦と融和を図っていくことが目的で開講され、今年度361名の入学生がありました。菊陽町の住民なら誰でも参加でき、平成17年度はのべ1800名が参加しました。
 開講式では吉本正昭学級長が「10年目の学級長の役目を全うしたいと思います。前進と反省を繰り返しながら進めたいと思いますので、ご協力ください」とあいさつ。大学の企画や運営を担う今年度の役員が紹介されました。4月講座として、後藤三雄菊陽町町長の「私が考える協働のまちづくり」と題した講演があり、「住民と行政が対等な立場でお互いを尊重してまちづくりをしよう」と話されました。
 参加した鍋島幹人さん(井口区)は「ゴミ減量の話を聞き、町のために賢い消費者になろうと思いました」と話されました。

 

 

 皆さん学習意欲満々でした。町長のお話は、町の歴史から現在の発展まで菊陽町の様子が良く分かり、町民としてなすべきことも考えさせられました。  岩田


   (12)  三里木区  たわらや酒店  宇野功一

新幹線とTGV 日本酒とワイン

◆ 新幹線とTGV
  フランス国鉄の高速鉄道TGVが3月
13日の試験走行で、世界最速の時速 553キロに達したという。1990年に達成したフランス国鉄の高速鉄道TGVの最高時速515.3キロの記録を約17年ぶりに更新。走行した区間はパリと東部ストラスブールを結ぶ新路線。

◆ フランスに負けるな新幹線
  ちなみに我が国、日本の高速鉄道新幹線の最高時速は1996年(平成8年)に時速446キロ。およそ100キロの差が開いた。フランスと日本では地形が違う。フランスは平野が広いのに対して、日本は山間地が多く地震が多い。地形的なデメリットは大きいにしても、やはり最高時速を達成するための挑戦をやってもらいたい。負けるな九州新幹線、負けるなJR総研・・・。

◆ いまや輸出品に
  いまやフランスが開発したTGVは輸出品となり、日本の新幹線も台湾に輸出するなど、両国の開発した鉄道とそのシステムが輸出品として競争が激化している。
  酒類に目をやると、フランスはワインとブランデーを持つ。日本は日本酒と焼酎を持つ。フランスはワインを輸出するに際してワインの品質を国が保証するワイン法という法律がある。特定名称酒(特別な酒)のルールを法律で定めている。産地毎のブドウの品種の設定、単位面積当たりのワインの生産本数、官能検査による香味の審査などなど。品質が高くなれば高くなるほど、クリアしなければならない事項が多くなる。
  そして、ソムリエというワイン案内人の権威が大きい。ワインは文化と言い切る。また、ワインをとりまく物語(薀蓄・うんちく)が鎧のように凄い。

◆ 日本酒も焼酎も輸出しよう
  フランスのワインも国内需要は年々下落傾向。しかし、国内で減る需要を海外で穴埋めしているというのが現状。
  日本の酒・日本酒や焼酎(品質のよいもの)もこれからはアジアに輸出すべきでは。では誰が日本酒や焼酎の品質を認定し、誰が物語を語り、誰がソムリエ的なお酒の案内人を務めるか?他国の酒が消費されるためには、酒を醸造・蒸留した国への「憧れ」がないといけない。日本全体が世界の人々に憧れの的となっているだろうか。それを目指せば酒文化も酒類業界の未来も明るい。


山崎 水葵(みずき)さん  2歳
    拓海(たくみ)くん   2歳
新山区

 ケンカが絶えない二人だけど、外ではお互いをかばいあう場面も見られるようになりました。

清成 紫月(しづき)くん  2歳
    碧月(みづき)くん  2歳
光の森区

 2歳の双子の兄弟です。二人とも、体を動かすのが大好きで、毎日公園で遊んでいます。

   
   こどもの日特集
 

甲斐 翔真(しょうま)くん  2歳
三里木北区

 保育園の入学式で、パパとママと一緒に記念撮影しました。ミニカーで遊ぶのが大好きです。

満井 秀栄(しゅうえい)くん  2歳
光の森区

 恐竜キングが大好きです。たくさんお友達を作って遊びたいなぁ!


 仕事は、農業です。JAS認定を受けた有機無農薬でがんばっています。趣味は釣りです。石鯛を釣りに、長崎や鹿児島まで出掛けます。
 境の松区は、新山区から分区した新しい区です。新山区で経験した公民館長の体験を活かして夏祭りや文化祭を催し、みんなで区を盛り上げていきたいと思っています。また、お年寄りや子どもを大事にする区になるようにと考えています。

 水墨画作品展

 三里木北区にある熊本ファミリー銀行菊陽支店ロビーで、5月9日(水)から25日(金)までの予定で馬場幸生さん(三里木北区)の水墨画作品展が始まりました。
 馬場さんは、三里木町民センターで水墨画教室講師を務めるかたわら、各地の作品展に出展し、入賞入選を重ねています。
 今回は入選作品の中から、ベネチアの水路の風景画など9点を展示。銀行に来られたお客さんは感心して見入っていました。