ワンネス 356号  2007/03/25発行

みなさんありがとうございました!
合志杉並台子ども会

 晴天に恵まれた3月4日(日)合志杉並台子ども会(伊藤由理子会長)のお別れ会が、同コミュニティーセンターで行われました。
 毎年、子ども会のお別れ会には若草会、自治会が協力して「お餅つき大会」が行われます。今年も40kgの餅をみんなで力を合わせてつきました。若草会の男性陣が蒸したもち米を、自治会のお父さんたちと子どもたちが杵と臼でお餅をつきあげ、子どもたちは粉にまみれながら、子ども会のお母さんたちや若草会の女性陣と一緒に丸めました。
 今年初めて参加する宮田あみかさん(合志南ヶ丘小1年)は「楽しい〜」とほっぺに粉をつけながらお餅を丸めていました。
  たくさんのお餅は、若草会の女性陣が作ったお雑煮に入れたり、納豆・大根おろし・きな粉などでお腹いっぱい食べました。
 そのあとのお別れ会で、卒業生はみんなの前に並び、一人づつ「夏祭りの御輿が楽しかった」「ビーチバレー大会が心に残っています」などの子ども会行事の思い出をひと言ずつ発表しました。
 小島涼祐くん、岩下琢也くん(合志南ヶ丘小6年)は「子ども会最後のお餅つきをしました。楽しかったし、美味しいです!夏祭りのお御輿が一番心に残っています」と話してくれました。

 

 

 おもちをつく子 丸める子。自治会や若草会の皆さんに見守られて、のびのび笑顔でした。
 若草会のお母さんたちが作られたお雑煮おいしかったです!(高井)


長縄跳びで年間第2位!
菊陽中部小学校6年1組

 RKKテレビの人気番組“夕方いちばん”の名物コーナー“元気が大好き 小学校対抗 長なわとび選手権 ”に、菊陽中部小学校6年1組が挑戦し、3月11日(日)合志市総合センターヴィーブルであった第4回チャンピオン大会に出場しました。
 チャンピオン大会には、今年度の成績上位13校が出場。中部小6年1組は、今年2月2日の放送で286回を跳び年間第2位の成績となりました。昼休みに毎日練習を重ね、予選第3組に登場し、1回目で737回を跳び決勝へ進出しました。決勝戦は6チームで争われ、昨年の覇者で今年も1172回跳んでいる天草市立手野小学校5・6年生や予選で1000回を跳んだ八代市立八代小学校5年2組などの強豪校に一歩も引けをとらず、保護者や友人の大声援を受け581回を跳び、堂々の第2位となりました。子どもたちの感想を紹介します。

原田 幸「チャンピオン大会は1000回跳べなくてくやしかったけど、2位になれたし、クラスが一つにまとまった感じがしてうれしかったです。長縄をやってよかったと思いました」西本 駿「長縄跳びに出れてきつい事やうれしい事がたくさんあったけど、大会ではいい成績を残せたのでよかったです」井野椋太「700回以上跳んで、超〜きもちー!」立山綾華「私は練習はすごくきつかったし少しめんどくさいと思ったりもしていたけど、大会で2位だったのはうれしいようなくやしいような‥と思うけど、みんなで跳べたことが一番うれしかったです」

 

 

 取材でお邪魔しましたが、子どもたちの頑張りにしっかり応援してきました。2位おめでとう!(岩田)


5年ぶりの演奏会
菊陽吹奏楽団

 菊陽吹奏楽団(柴田智之団長)の第23回定期演奏会が3月4日(日)菊陽町図書館ホールで行われ、すばらしい演奏を披露しました。
 1部はクラッシック&オリジナルステージと題し「5つの祝典ファンファーレより ヴィクトリーファンファーレ」などを演奏。2部は菊陽中学校吹奏楽部によるステージもあり、定期演奏会に華を添えました。
 3部はポップスステージ〜TV番組テーマ曲特集〜となり「太陽にほえろ」や「はぐれ刑事純情派」などのテーマ曲メドレーや「憧れのヒロインたち」と題したアニメソングメドレーが演奏され、会場からは大きな拍手が送られました。アンコールでは「たらこ・たらこ・たらこ」や「千の風にのって」も演奏されステージと客席が一体となって音楽を楽しみました。
 石坂あやかさん(6歳)は「おじちゃんとおばちゃんの応援に来ました。とてもじょうずでした」と元気に答えてくれました。柴田智之団長は「昭和57年12月に結成して27年になりました。団員不足で活動できない時期もありましたが、皆さんの協力で5年ぶりに地元菊陽町図書館ホールで開催することができました。これからも地域に根ざした活動をしていきたいです」と話されました。

 

 

すばらしい演奏でした。次回の定演ではぜひ演歌も演奏して欲しいと思ったのは、私だけ?(谷川)


  (59) 菊陽町手をつなぐ心障者の会 「つくしんぼ」   会長 坂田義美 

「竜也くん成人おめでとう」
  今回は、成人までのお母さんの喜びや悩みを綴ってもらいました。

息子「竜也」が20歳になって@   あさひヶ丘区 大野美智子 

 障害のある子どもを持たれた親御さんのほとんどの方が、どうして私たちの所に産まれて来たんだろうかと思われたのではないでしょうか?私もその一人でした。どうして私たちの所に生まれてきたんだろうと何度思ったことか。仕事をしながら障害のある子どもを育てていくのは、大変なことでした。
 3歳になり、地域の保育園へ入園させ、年中になるときに園長先生から「竜也くんはそのまま年少さんに居たほうがいいのではないですか」と言われ、ショックを受けました。そんな時知り合いから隣接地域の幼稚園を勧められ見学に行きました。「どんな障害の子どもでもその子の年齢に応じた対応をしてあげることが大切です」という園長先生の一言で、車で片道30分でしたが通わせることを決めました。1年半でしたが、竜也にとっては楽しい幼稚園生活を送れたと思います。
 小学校に入学したときも不安でした。地域の保育園には少ししか通っていなかったし、人に対して慣れるまでに時間がかかる子だったからです。しかし、竜也のことを覚えていてくれた子が同じクラスにいたのがラッキーでした。先生方にも竜也のことを理解していただきたかったので、私も積極的にしなくてはと思い、5年間役員を務めました。高学年になって一人の子に嫌がらせをうけているのを周りの子が見つけてくれ、ちゃんと竜也をかばってくれていたということを担任の先生が目に涙をいっぱいに浮かべて話されたことを今でもハッキリと覚えています。竜也のことをちゃんと見ていてくれた子どもに感謝、その事を隠さずにすぐに報告にこられた先生に頭の下がる思いでした。
  こんなにも周りの人に助けてもらっているのに竜也は学校へ行きたがらなくなりました。なんで、どうして、何が嫌なの。竜也のためと思い私なりに何でもやってきたつもりなのに、行き詰っている自分がいました。朝から学校へ行かせるのに何も言わない竜也に向かって説得。やっと車に乗ってはくれるものの、学校に着くと今度は車から降りてくれず、クラスの子どもたちが迎えに来てくれます。調子が良い時はすぐに降りてくれるのですが、私も店の仕事もあり余裕のない時には竜也にひどい言葉を言っていました。
 今にして思えば、竜也自身が、みんなにできることが自分にはできないことや友達に何でもやってもらえることに耐えられなくなっていたような気がします。

次回につづく


  土筆(つくし)

 スギナ(トクサ科)の胞子茎。はかまを取り、おひたしやつくだ煮にして食べられます。少し前までは春の野原に草摘みに出掛け、つくし、よもぎ、よめな、いたどり、のびる、せりなどを採る楽しみもありましたね。

 

第33回郡市対抗熊日駅伝2年連続6度目の優勝!


  2月11日(日)に行われた郡市対抗熊日駅伝で、菊池郡市チームは5時間21分31秒の大会新記録で2連覇を果たしました。ワンネスでは、配布エリアにお住まいの出場選手の皆さんに@走られた感想とA今後への目標を聞きました。

 

 

 相馬将末総監督

堰@合志貞臣コーチ

 
1区(3.4`) 久保田和真さん  菊陽中1年

タイム 10分15秒 区間新で区間賞

@今回初めて参加しました。スタート時は緊張せず、2区へたすきをつなぐことだけを考え走りました。アップ(登り)では少し頑張って走り、下りではスピードが出過ぎないように注意してブレーキをかけながら走りました。たすきを渡したら安心して、全身の力が抜けてしまいました。走り終えゴール地点に着いたときは2位だったのでドキドキしましたが、チーム全員が力を出しきり優勝して良かったです。
Aこれからも陸上を楽しみながら続けて行きたいし、中学生駅伝大会では優勝したいです。

 

2区(7.7`) 指原悠祐さん 18歳  菊陽杉並台区

タイム 23分25秒

@中学生の時からメンバーの補欠には入っていたのですが、今回初めて走りました。高校生最後に出られて嬉しかったです。2区を走って、一つ順位を落としたのが心残りでしたが優勝できてよかったです。

A進学する中央学院大学で、箱根駅伝に出場するのが大きな目標です。そのためにも力をつけ、競って試合ができるように頑張ります。

 

5区(3.7`) 迫 知軌さん 合志中2年

タイム 11分43秒

@橋が多く、風が強い区間でした。前に選手もいなくて、風が強くきつかったけれど、頑張りました。優勝して嬉しかったです。

A今年は最終学年の3年生になるので「3000m」で全国大会に行けるように頑張りたいです。

 

8区(10.2`) 木實淳治さん 26歳   光の森区

タイム 31分7秒 区間賞

@昨年3月まで三重県の実業団チームで走っていましたが、熊本に帰ってきて7月まで走っていませんでした。現在の職場にマスター記録を持つ先輩がおられ、刺激を受けて練習を始め、九州一周駅伝にも参加しました。ところが1月24日にフルマラソンに挑戦してヒザを故障してしまい、3週間休んで大会1週間前に練習を再開したところでした。メンバー皆に迷惑をかけない程度に走れました。

Aまずはまだ痛みのある足を直すことです。将来は、市民ランナーとしての自覚を持ち、史上最強と呼ばれ、最優秀選手賞が取れるような選手になりたいと思います。

 

最優秀選手賞受賞
14区(8.3`) 塩月良輝さん 18歳   合志杉並台区

タイム 25分32秒 区間賞

@昨年はケガに泣かされ不本意な成績しか残せず悔しい気持ちがありました。14人でつなぐたすきは重いです。首位との37秒差をひっくり返す走りができたのは、地域の代表としての責任があったからだと思います。高校最後のレースで優勝できて本当によかったです。

Aあこがれの箱根大学駅伝出場を目指し、法政大学に進学します。全国高校駅伝大会を制した世羅高(広島)の主将が同級生になるので、彼には負けたくありません。大学では全国レベルの成績を残したいと思います。