ワンネス 346号 発行
おやじの手作り門松
         菊陽西小おやじの会

 子どもたちに日本の伝統行事を伝えようと、菊陽西小おやじの会(斉藤忠会長)が12月17日(日)校門前に門松を立てました。
  中川校長、志水教頭を含むおやじの会メンバーは、まずドラム缶に土を入れ、前村新成区区長提供の太い竹をきれいに斜めに切り、3本合わせて立てました。竹の根元に千両と紅白の葉牡丹を植え、南天や梅をあしらい、ドラム缶の周りに青竹を巻きつけ縄で締めると完成。この日は松が見つからず後日加えることになりましたが「素人が作ったものとは思えない」できばえに一同満足していました。また、学校に飾る鏡餅もつきあげ、メンバー自身も楽しみながらお正月を迎える準備が整いました。
  斉藤会長は「会員の協力で門松を作り始めて4年目です。これからは、できれば子どもたちや地域の方も一緒に作りたいと思っています」と話されました。

●寒い中皆さんお疲れ様でした。「自分たちも楽しんで」をモットーのおやじの会の活動は、一輪車の修理や木の剪定などその都度必要な作業だそうです。岩田


 いじめは凶器 絶対にしない
          人権フェスティバル

 第10回菊陽町人権フェスティバルが12月9日(土)菊陽町民体育館で行われました。
  午前中は人権子ども集会が行われ、町内の小・中学校が「いじめ」や「差別」をなくすために学習したことなどのパネル展示やステージ発表がありました。意見交換の時間には西小6年の金子僚磨くん、伊藤克真くん、葛川大樹くんが「いじめは凶器です。絶対にしないようにしたいです」と発表しました。
  午後からはルポライター瀧井宏臣さんによる人権講演会も行われました。

●子どもたちの取り組みには感心しました。学習したことをきっかけに「いじめ」や「差別」をなくすようにしてほしいです。谷川


 新しい節目        福祉のつどい

 菊陽町社会福祉協議会が主催する福祉のつどいが12月2日(土)菊陽町老人福祉センターで行われました。
  開会式では菊陽町社会福祉協議会 冨永清次会長が「本日新しい節目を迎えられました。元気で心豊かな一生を送って頂きますようお願い申し上げます」とあいさつのあと、一人だけの金婚表彰式で17名、福祉功労者3名の表彰式がありました。
  また、舞台役者の木内里美さんによるアクティブ朗読「のはらうた」と一人芝居「とめばあさん」の公演があり、会場からは「とめばあさん」に大きな拍手と笑いが起こり大盛況でした。
  坂田貞女さん(武蔵ヶ丘1町内)は「木内さんの演技は素晴しいですね。人として大事なことを教えられました。子どもたちにも見せてあげたいです」と話されました。

●一人だけの金婚式、福祉功労者の表彰を受けられた方おめでとうございます。谷川


 お正月には美味しいものを
                   おせち料理教室

  お正月に美味しいおせちで家族を喜ばせようと、12月20日(水)三里木町民センターでおせち料理教室が行われ、いつもとはちょっと違うおせち料理を作りました。
  16名の参加者は、帆立のチリソース煮、フルーツきんとん、ゆで卵で作るタルト卵、ナッツ田作りなどいつもとは違うおせち料理や、来客のおもてなしにも良い料理など9品を教えていただきました。講師は男の料理教室などでも講師を務める井上恵美子先生。牛肉のビール煮は「来客があったときなどに、簡単で豪華に見えるので覚えておくと便利ですよ」と井上先生。参加者は「定番のおせちではないからどんな風に出来上がるのか楽しみ」と一生懸命調理していました。
  初めて参加した堀川妙子さん(菊陽杉並台区)は「お嫁さんと共通の話題が出来ると思い参加しました」と手際よく料理しながら、にこやかに話されました。お嫁さんの幸恵さんは「子どもは託児に預けられるので参加しました。お母さんも一緒だし、子どもも預けているので安心して料理ができます」と話されました。

●いつものおせちもいいけど少し違ったものもたまにはいいかな?と思うメニューでした。今年のお正月には作れなかったけれど(作らなかった?)おもてなし料理として機会がある時作ってみたいと思いました。井


  (2) ひばりヶ丘区  矢原正治

身近な薬用植物 “春の七草 ナズナ”

明けましておめでとうございます。年末年始良く食べ良く飲みましたでしょうか? 胃の調子は如何でしょうか? 
 
人の胃は、車に例えるとエンジンです。車もエンジンがおかしいと調子が悪いですね。胃のチューンアップはおこたらないようにしましょう。人は食べることをしなくなると死にますが、昨今点滴という胃腸の天敵があらわれています。点滴は素晴らしい栄養補給方法ですが…。
 
今月は春の七草の“ナズナ”です。別名ペンペン草とも言われ、雑草あつかいされます。しかし、れっきとした薬用植物です。
 
七草粥は、年末年始で疲れた胃腸を休ませ、更に調子を整えてくれる野菜(薬用植物)が入っています。現在は飽食の時代、胃腸を休めるには断食の方が良いのでしょうが。
 
「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ」と言える人も多いと思います。セリ:健胃・整腸等。ナズナ(ペンペン草):目の充血・利尿等。ゴギョウ(ハハコグサ):咳・痰等。ハコベ(ヒヨコ草):歯茎の出血等。ホトケノザ(コオニタビラコ):解熱・解毒・潰瘍等。スズナ(カブ):利尿・便秘等。スズシロ(大根):健胃・せき止め・冷え性等に効果があります。こう書くとすごいなと思われる方もおられるでしょうが、普通の野菜としてセリ、カブ、ダイコンは食べられています。

他は雑草(名前はあっても、いらない草)ですね。七草粥は、七草にこだわらず、畑(冷蔵庫)にある旬の野菜で粥を作り、胃腸を休める食養生です。平安時代から始まりました。現在は1月7日に行われますが、本当は旧暦ですので2月中旬ですね。このあたりになると植物もだいぶ芽を出しているころです。

旬のものを旬に食べる、地元の物を食べることが、生産者が見え、安全・安心で、生産物移動のエネルギーを使わない環境に優しい昔ながらの食生活です。日本の食文化を大事にしたいですね。
 
12月〜2月は緑黄色野菜の少ない時期、この時期になるべく沢山の野菜類を食べておくと花粉症が出にくいかもしれません。鍋料理などでお試し下さい。
 
ノロウイルスによる嘔吐下痢が流行しています。私の家ではます漢方薬の“五苓散”を頓服で飲みます。このお陰で子どもたちもひどい下痢にかかったことはありません。お試し下さい。


 夢の世界へ   
             ユリコバレエ発表会

 12月23日(土)原水にあるユリコバレエスタジオ(田上由里子代表)の第5回発表会が、熊本県立劇場で開かれ、満席の観客を魅了しました。
  「ドン・キホーテ」より「夢の場」や、「くるみ割り人形」第2幕お菓子の国などのクラシック作品や、楽しい曲にのせたダンス、創作作品「舞」〜maiなど、小学生を中心に3歳から大人まで69名が一生懸命に踊りを披露し、観客からは大きな拍手が送られました。
  「夢の場」のキューピッド役で出演した勝木萌香さん(ルーテル学院中1年)は「最初とても緊張しましたが、お客さんの応援と先生やみんなの気持ちがひとつになり、最後まで踊りぬくことができました。これからも、自分の踊りがもっとよくなっていくようにがんばります」と話してくれました。


 
新成人が
成人式ボランティアを行いました


写真前列左から
西田智美さん 松尾緋子さん 松永みゆきさん 平松瑶巳さん 横田 愛さん
久原佑子さん 古荘由貴さん 小森田有美さん 愛甲希美さん 吉山志保さん
写真後列左から 
米村内蔵助さん 荒木公佑さん 緒方誠也さん 村山議顕さん 緒方雄平さん ボランティアの内容は、事前には記念品の選定やその袋詰め、会場設営のお手伝い。当日は受付や式の司会進行、記念品の受領、新成人代表謝辞などです。
  4〜5回ほど、会議を重ねました。会議をするごとにボランティアの人数が増え、最終的には15名となり嬉しかったです。初めての体験で大変でしたがとても楽しかったし、良い思い出になりました。

        
みんなで楽しくおもちつき!

井口区の菊池茂昭さん宅で12月30日(土)毎年恒例のもちつきがあり、菊池さんご夫婦、子どもさん、お孫さん、昨年8月に生まれた愛美梨ちゃんをはじめとしたひ孫さんたちが勢ぞろい。昔ながらの杵と臼で餅をつくのは男性陣の役目。餅が杵にくっつき宙を舞い「あわや!」というハプニングもありましたが、60kgの餅をつきあげました。
  女性陣はつきあがった餅を手早く鏡餅やあんこ餅、丸餅にしました。


 年末警戒パトロールを実施

青葉台区(岡本民也区長)では12月
27日(水)から29日(金)までの3日間、年末警戒パトロールを実施しました。
  自衛消防団の団員や住民の皆さんは午後8時に区の公民館へ集合。8時半と10時の2回「火の用心!」と言いながら区内を巡回しました。

 
無伴奏トラヴェルソの夕べ12
日 時 2月10日(土)午後7時開演
場 所 同仁堂ホールスタジオライフ
            (熊本市上通町)
入場料 1500円(当日2000円)
チケット取扱店
西野楽器店 ぐらすはうす たわらや酒店
問合せ  232−2188(南)
《編集後記》
年末年始と忙しい日々が続き、あっという間のお正月休みでした。皆さんはどのようなお正月を過ごされましたか?(N.T)