ワンネス 345号 発行
新年あけまして おめでとうございます
昨年はたくさんの皆さんにお世話になり
ありがとうございました。
今年も喜びのメッセージを発信します。
皆様のご多幸をお祈り申し上げます。

平成十九年元旦 熊日新聞 菊陽販売センター
ワンネス編集室一同
親子で手作りしめ飾り
       菊陽町教育委員会 生涯学習課

  手作りのしめ飾りでお正月を迎えようと、12月2日(土)菊陽町中央公民館で28組の親子が参加してしめ縄つくりを体験しました。
  子どもたちはお父さんやお母さんに手伝ってもらいながら、堀川二一さん(柳水区)の用意したワラを、三つ編みにして輪を作り、いろいろな飾りをつけました。ウラジロや松、ユズリ葉、稲穂、水引き、松かさ、千代紙で作った扇子、キンカン、どんぐりなどが並んでいる前で「これなんかどう?」と親子で相談しながら選び、それぞれが世界に一つのしめ飾りを作り上げました。堀川さんは「これだけ上手にできると思いませんでした」と驚いていました。
  おじいちゃんと参加した仲田朝紀くん(緑ヶ丘区、中部小2年)は「初めて作っておもしろかったよ。水引をちょうちょ結びにしてかざったよ」と工夫したところを見せてくれました。  

 芸達者ぶりを披露   老連芸能大会

菊陽町老人クラブ連合会(吉本正昭会長)が主催する第14回菊陽町老連芸能大会が12月1日(金)菊陽町老人福祉センターで行われ、自慢の芸を披露しました。
  山本誠一さんと松岡宏子さんの司会で楽しく進行。若い娘になったつもりで踊った東ヶ丘区の「島のブルース」や、ひょっとこのお面をかぶり、会場を沸かせた緑会の「日向ひょっとこ踊り」など歌や踊り、ハーモニカ演奏などを熱演しました。
  「一杯飲まんと調子の出らんなぁ」と「安来節」を踊った青葉会の餅沢 博さん。二人で仲良く「二輪草」を歌った花立区の緒方重男さんと笠タミ子さんは「日頃は一緒に歌ったことはないのですが、この日のために3回程練習しました。気持ちよく歌えました」と話されました。

 元気に餅つき    ひばりヶ丘区

 ひばりヶ丘区(藤本博道区長)の餅つき会が12月17日(日)区の公民館で行われ、30kgの餅をつきあげました。
  蒸しあがったもち米を臼に入れ、大人の方たちが「よいしょ、よいしょ」と粘りが出るまで杵でこねます。このあと子どもたちが順番に「ぺったん、ぺったん」と餅つきを体験しました。
  「餅つきを体験することが少ないので毎年恒例で行い、今年で4回目になりました。子どもたちにも大好評です。毎年続けて行きたいです」と公民館長の伊藤一朋さん。阪本加菜さんと藤本篤司くん(中部小3年)は「餅つきは、つくとき重かったです。あんこを中に入れて丸めるのが難しかったけどじょうずに出来ました」と笑顔で話してくれました。
  つきあがった餅は、あんこ餅、きなこ餅、納豆餅などにしてみんなでおいしく頂きました。


 たわらや酒店
   宇野功一 三里木区(8)
赤酒で祝す・くまもとの正月
  新年あけましておめでとうございます。

皆様は赤酒を召し上がりましたでしょうか?熊本のお正月はこの『赤酒』がないとはじまりませんね。赤酒に屠蘇散を入れて飲む風習は熊本独自の文化です。熊本以外の地域では清酒や味醂(みりん)に屠蘇散を入れて飲みます。

では、肥後の国・熊本のお国酒(くにざけ)であった赤酒について、今年最初の酒・おもしろ小話を書きたいと思います。

◆ 赤酒とは
  「赤酒」は熊本県にだけ存在する日本酒の仲間です。色が赤が強く、テリのある琥珀色を呈しています。アルコール度数は13%程で、清酒よりやや低めです。「延喜式」(西暦905年)に「黒貴(くろき)」なる木灰を使う酒が記録されており、この流れを汲む灰持酒(あくもちざけ)に属する古典的タイプの酒が赤酒です。肥後の国では「御国酒(みくにざけ)」として、古来より熊本の地で醸造されていました。
  江戸時代・細川藩となり清酒を醸造することはご法度(禁止)となりました。熊本では赤酒以外の酒を醸すことはできなくなりました。これには理由があります。冬でも温暖な時期がある熊本以南の温暖な地域で、清酒を健全に醸造することは当時としては至難の技でした。清酒は多くの米を使います。清酒が腐造すると、米が無駄になるばかりか、腐造した酒蔵が破綻してしまう。そうなれば、藩の収入も減ってしまい、藩が破綻に追い込まれる恐れがある。そのために明治維新まで、熊本では酒といえば「赤酒」だったのです。

◆赤酒の製法は
原料米は清酒が酒造好適米という酒米に対して、赤酒の原料米はうるち米を使用します。醸造手順は清酒に似ていますが、醗酵が終了して、お酒を搾る前に、もろみの中に木の灰(灰汁・あく)を加えて、酸化を防ぎ、もろみを中和します。
灰汁を入れるためでしょうか?お酒の色が赤く照りのある琥珀色となります。赤酒はアルカリ性の酒なのです。味わいは、清酒に比べてトロリと甘く、味醂より味わいは濃厚。

◆慶事用の酒として
熊本では、御慶事用の酒として赤酒を用います。色が綺麗なこともあるのですが、お正月に赤酒を飲んで新年を迎える風習は江戸時代より代々伝わる熊本の文化です。

◆世界の極上の甘口の酒のご紹介
  世界三大甘口酒(欧州貴族たちが尊んだ酒)として
○ ソーテルヌ(フランス・白ワイン) ○ アイスワイン(ドイツ・白ワイン) ○ トカイワイン(ハンガリー)
がありますが、赤酒も上品な甘味があり、これらの酒に劣らない酒質です。ロックで飲めばより飲みやすくなります。料理だけではなく、普通に赤酒を飲むことをお奨めします。体によいアルカリ性の酒ですから。赤酒で乾杯!

 
昭和46年生まれ   平成7年生まれ 
  高森真紀さん   遥さん
        (青葉台区)
親子で色んなことにチャレンジして、心身ともに健康に過ごしたいです。

昭和58年生まれ 
大野直人さん  (あさひヶ丘区)      
いろんな料理が作れるように頑張りたいと思います。
昭和34年生まれ 
大野美智子さん
経営している喫茶アベニューで出す美味しいデザートを作りたいです。

 
昭和10年生まれ
藤原 昭さん (宮ノ上区)
健康の秘訣は毎日の仕事と温泉です。今年は山登りに挑戦したいと思います。


明治44年生まれ 
村上カツ子さん (青葉台区)
家庭の平和から幸せが訪れます。
  家族円満で幸せいっぱいです。

 
昭和22年生まれ
平嶌 忍さん   (三里木北区)
  仕事や地区のために頑張ります。

大正12年生まれ 
堀部ミサヲさん (戸次区)
  若い方たちと一緒に楽しんで歌を歌って
  います。

 芥川ももみ桃美さん  4歳
   かいせい海星くん  1歳9ヶ月
           (合志杉並台)
桃美ちゃんは幼稚園で習う歌や踊りが大好き。海星くんはお兄ちゃん、お姉ちゃんのあとを追いかけて遊んでいます。
緒田あじゅ愛樹さん 6歳
   じゅり樹里さん 3歳 (宮ノ上区)
けんかばかりの毎日ですが、とても仲良しの姉妹です。

  熊本アクアサッカークラブ 初X!

  11月4日から19日まで行われた、熊日学童オリンピックサッカーチャンピオンシップの部で、各ブロックを勝ち抜いた5チームによる総当り戦が行われました。優勝の行方は最終戦までもつれ2点先行されたものの、その後アクアは5点を取り逆転勝ちを収め優勝しました。
  ほとんどの選手が美鈴幼稚園の卒園生ということで、チームワークで勝ち取った勝利です。優勝の瞬間、選手と保護者が抱き合って喜ぶ姿は美しいものでした。(文・写真 美鈴幼稚園 野田久枝園長)

 
1月7日(日)のワンネスは、お休みさせていただきます。