ワンネス 339号 発行
みんなでボランティアしました
         宮ノ上区

10月24日(火)宮ノ上区(宮邊松代区長)で、今回で3回目となるボランティア雑巾縫いがありました。
  同区公民館には、使い古したタオルや使い道の無い新品のタオルを手に27人が集まり、早速縫い始めました。ミシンも8台持ち込まれ、バスタオルなどの大物や厚手のタオルも次々に雑巾や台拭きになり、昼までに足拭き13枚、台拭き17枚、雑巾160枚が出来上がり、新品のタオル25枚や使用済み切手やアルミのプルタブなどと一緒に菊陽町社会福祉協議会に寄付されました。参加者は一生懸命手を動かしながら、近所に住んでいてもなかなか会わない人とおしゃべりして、和気あいあいとボランティアすることができました。
  山田典子さんは「無理せずに地区内でできるので参加しました。少しでも喜んでもらえればうれしいです。おしゃべりもできて楽しいです」と話してくれました。

●皆さん生き生き楽しくボランティアされていて、私も輪に加わりたいなと思いました。(岩田)


 介護について学習
           健康介護セミナー

 第29回健康介護セミナーが10月20日(金)介護老人保健施設サンライズヒル(森岡由紀施設長)で行われ、入所者の家族や通所をされている方、一般の方へ呼びかけ18名が参加しました。
  今回はベッドからの移乗動作について、パワーポイントを使い分かりやすく説明。職員の方が、寝返りや起き上がりの補助、ベットから車椅子へ移乗の方法を実際に行い「てこの原理を利用することで、楽にできます」とアドバイス。このあと参加者も実際に体験し、腰を痛めない方法を学習しました。参加された方は「ポータブルトイレへの移乗も今回学習したことを応用すれば良いですね」と話されました。


●ベッドから車いすへの移乗など介護をする上で大切なことを学ぶことができました。また、便利な介護用品の紹介もありとてもためになりました。(谷川)


 人生旅芝居  高齢者大学

 菊陽町高齢者大学10月講座が10月
25日(水)菊陽町図書館ホールで行われ、たくさんの大学生が参加しました。
  今回は、皆さんご存知の片岡演劇道場の玄海竜二さんが講師を務め「人生旅芝居」と題した講演会が行われました。玄海さんは最初に「火の国一代」の曲で踊りを舞い大学生を魅了しました。
  講演は4歳の頃初舞台を踏んだことや小学校の頃は芝居をしていることでいじめられたこと、非行に走ったことなどを話されました。また、ブラジルやロサンゼルスといった海外公演の話やホスピス病院の話など「何もしないよりしたほうがいい」と波乱万丈の人生を熱く語られました。
  参加した中村美智子さんは「旅役者の方たちの苦労を初めて知りました。玄海竜二さんがなおさら大きく見えました」と話されました。

●玄海竜二さんの講演はもちろん、歌や踊りも見ることができ感激です。大ファンになりました。近々片岡演劇道場にも行ってみたいです。(谷川)


 すばらしいステージを披露
            菊陽町歌舞器会

 歌舞器会が主催する“秋の歌と踊りの祭典”が10月22日(日)菊陽町図書館ホールで行われ、89組が参加し、すばらしいステージが繰り広げられました。
  「白い海峡」や「もどり舟」などの歌や「人生哀愁」や「法印遊侠伝」などの踊りが熱演され、客席からはステージが終わるたびに大きな拍手や声援が送られました。
  「北のともしびを踊りました。緊張せずに間違わずに踊ることができ良かったです」と荒木征子さん(玉名市)。「紅の舟唄」を熱唱した佐藤京子さん(菊池市)は「大きな舞台で歌うのは初めてで、今回がデビューです。少しあがりましたが気持ちよく歌え、良い経験になりました」とホッとされた表情で話されました。

 

●皆さんすばらしいステージを披露されていました。大きなステージで歌ったり踊ったりすると気持ちがいいですね!(谷川)


 創立25周年記念大会
     菊陽町青少年健全育成町民会議

 菊陽町青少年健全育成町民会議創立25周年記念大会が10月21日(土)菊陽町図書館ホールで行われました。
  オープニングでは菊陽武蔵剣豪太鼓の力強い演奏や、武蔵ヶ丘北小学校6年の岡 明子さんの「平和学習で学んだこと」などの実践発表がありました。
  休憩を挟んで、第一高校 大畑誠也校長の「21世紀の人(本もの)づくり」と題した記念講演が行われました。大畑先生は天草東高校に赴任し、日本一の小規模高校を目指した話や、菊池高校では「悪戦苦闘能力を身につけよう」と挨拶を基本にした5ヶ条を実践したことを熊本弁丸出しで話され、楽しい語り口に会場からは大きな笑い声も聞かれました。

●菊陽町青少年健全育成町民会議
  大畑校長の講演もはとても楽しく大笑いでしたが、親として考えさせられることもありとても勉強になりました。(谷川)


 (41)上津久礼区 古川医院 古川まこと 
ガン戦争−その2 ガンを自分で治す

人々は、ガンの怖さを知っていても自分がガンにならない限り、危機感をもちません。しかし、私たちはガンやさまざまな病気を患うかもしれない時代に生きています。

病気の予防や病気の治療では「自分のからだは自分で守る」ことが基本です。糖尿病をはじめ多くの病気は生活習慣病です。病気をつくった原因は、患者自身の間違った生活習慣にあります。

病気を治すのも間違った生活習慣を改める患者自身の努力にかかっています。生活習慣病としてのガンの治療も同じです。すべてを医者任せにして、手術や放射線や抗ガン剤だけで治そうとしても、ガン治療の現実をみてもわかるように完全治癒は難しいと思います。

あなたのガンについての考えを変えてみてください。健康人でもガン細胞は一日平均5000個生まれるといわれています。人類すべて誰でもガン細胞を何千、何万個と持っているのです。これらが無制限に増殖してこのガン腫瘍とならないのは免疫力で防止しているからです。免疫力によってガンが増えたり、少なくなったりしています。

ガンが自然に治ることもあります。川竹氏(元NHKディレクター)は、このガンの自然退縮の事実を知り、1993年自然退縮について国内・海外で取材し、NHKテレビ「人間はなぜ治るのか」(3回シリーズ)で放送、大反響を巻き起こしました。先述したように彼はガン患者学研究所を立ち上げ、自然退縮にいたるさまざまな方法を多くのガン患者に知らせ、実践を勧めています。その結果、ガンを治した人々が少しずつ増えています。

ガンは生活習慣病の中でも「治りやすい」病気のようです、しかしガンが治った人たちの8割が玄米菜食をしているように、生活習慣や食生活の思い切った改善が必要です。すなわち、ガンの原因はライフスタイルの乱れ、食事の乱れ、心の持ち方の乱れです。

ライフスタイルの乱れとは、多忙な仕事、昼夜逆転した不規則な毎日、睡眠不足、運動不足等々あわただしい現在の生活習慣です。食事の乱れとは、肉、魚、卵、牛乳などの常食で、動物性タンパク、脂肪、カロリーを取りすぎる一方、野菜不足でビタミン・ミネラルが取れていない、欧米風の食生活です。

心の持ち方の乱れとは、職場や家庭での人間関係のもつれ、仕事上でのストレス、金銭関係やその他人生におけるさまざまなトラブルやストレスのことです。したがってガンを治す根本は、患者さん自身の生活習慣全般の改善です。結局、患者さんしか自分のガンを治せないのです。大変難しいことですが、治った方々はこのことを実践しています。 

NPO法人 ガンの患者学研究所は小冊子「すべては、あなたが治るため」を無料配布中です。
  古川医院までご連絡ください。
          232−1566


 映画を見に来てください

  私が倉田哲也さんと出会ったのは去年の秋、合志中学校での総合学習として講話をしてもらったのがきっかけです。当時15歳の私には刺激を与える話でした。倉田さんには婚約者がいましたが、その婚約者の母親から結婚を認めてもらえないと聞き驚きました。私の周りには今までにそういった『結婚差別』というものがなく、現在本当にあると思っていなかったからです。自由に恋愛をして結婚ができる権利さえも障害を持っているというだけで許してもらえないのです。障害者は他の人と何も変わらないことを伝えたくて、倉田さんが頑張っている姿を見た私は、自分も何か行動を起こさないといけないと思いました。高校生になり私は「もっこす元気な愛」を上映しようと実行委員会を立ち上げました。まずは、自分の身の周りの人に知ってもらい、それからどんどんたくさんの人に広まっていって欲しいのです。映画の中には倉田さんだけでなくいろいろな人が登場します。その人たちの考えや価値観を一人でも多くの人に見てもらいたいと思います。
  私は今回、観客に伝えると同時に私の成長としてもとても大切な行事だと思っています。だから改めて、この映画を見る人と一緒に自分が何をしなければならないかを考えていきたいと思います。

 

ドキュメンタリー映画
もっこす元気な愛
日時 11月28日(火)開演 午後7時
会場 合志市ヴィーブル文化会館
入場料 大人 1000円(当日1200円)
     高校生 500円(当日 700円)
     中学生 300円(当日 500円) 
     小学生以下 無料(保護者同伴)
問合せ  090−3323−5801(赤星)
     096−385−3512(キネコム 守田)


 

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バランスボールを使ったストレッチ

太ももとアキレス腱のストレッチ

腰でボールを壁にはさみます。足は肩幅くらいに開き、視線は真っ直ぐ正面を見ます。息を吐きながら腰でボールを押し、ももと床が水平になるくらいまでゆっくり足を曲げます。息を吸いながらもとの姿勢に戻します。


太ももと足首のストレッチ
ボールに背を向けて片足で立ち、もう片方の足をボールの頂点付近に乗せます。(写真1)息を吐きながら乗せた足でボールを後ろに転がしながら、片方の足でバランスをとります。(写真2)息を吸いながらゆっくりもとの姿勢に戻します。足を換えて同じように行います。

日一日と寒さが増してきます。これからの季節は、肉離れ、腱の断裂などを起こしやすくなりますのでスポーツの前には十分なストレッチを行ってください。




 〜参加チーム紹介

合志南ヶ丘小学校サッカー部
監 督 矢田 潔先生
コーチ 廣松正景先生 部員数 44名
キャプテンから一言 藤田祐哉くん 6年
  今年のチームは昨年と同じくらい良くまとまっています。保護者の応援もすごいので、コート内はとても盛り上がってより良いプレーができます。今後も一試合、一試合を大切にしていきたいと思います。


 菊陽西小学校サッカー部
顧 問 渕瀬貴治先生 上田聖一郎先生
     井上妙子先生
部員数 37名
キャプテンから一言 金澤成建くん 6年
  学童オリンピックでは、今年初めてチャンピオンシップに出場しました。勝てなかったけれど、チャンピオンシップでやれる!と自信がつきました。

《編集後記》
「平松弘子の健康ストレッチ」を第1回から36回まで冊子にまとめました。ご希望の方は熊日新聞菊陽販売センターと菊陽町中央公民館内生涯学習課スポーツ振興係で差し上げます。      (ワンネス編集室)