ワンネス 329号 発行
おじいちゃんおばあちゃんが先生
     菊陽町南部町民センター

 平成18年度第3回高齢者と子どもの交流会が8月22日(火)菊陽町南部町民センター(矢野陽子所長)で行われ、楽しく交流しました。
  参加したのは、菊陽南小校区の高齢者の方たちと菊陽南小学校の児童の皆さん、約120名。子どもたちは3班に分かれ、おじいちゃん、おばあちゃんに教えてもらいながら、スーパー竹とんぼ作りや黒砂糖蒸しパン作り、茶道教室、室内ペタンクを順番に体験しました。
  「茶道教室を体験しました。正座していたので足がしびれました。お茶は苦かったけどお菓子はおいしかったです」と福本美咲さんと桑住理紗子さん(6年)。春田拓靖くん(3年)は「竹とんぼ作りはナイフで頑張って削りました。出来上がりを飛ばしたら飛びました。楽しかったです」と笑顔で話してくれました。
  昼食には、地元野菜を使った野菜カレーと黒砂糖蒸しパンをみんなで頂き、ますます交流を深めました。

●高齢者と子どもたちのふれあう姿を見てとても嬉しく思いました。誘われていっしょに室内ペタンクをして遊びました。楽しかったです。(谷川)


 夏休みの宿題にします
             青葉台区

  青葉台区公民館活動の一環としてエコクラフト講習が8月11日(金)と23日(水)の2回、区の公民館で行われ、可愛いリボン付きのカゴが出来上がりました。
  講師は公民館長の野見山弘美さんと自治会役員の宮崎良子さん。最初に材料のエコクラフトでカゴの底の部分を作り、次に横の部分を編んでいきます。参加した子どもたちは、最初はうまくいかず「難しいね。ここどうするの?」と質問しながら頑張って作りました。最後に持ち手を付けリボンを飾り出来上がりです。
  坂本麻里栄さん(西小2年)は「頑張って作りました。底の部分が難しかったけど上手にでき嬉しいです。夏休みの宿題で学校へ持って行きます」と喜んでいました。

●取材をしながら一緒に作りました。結構頭も使い、難しかったけれど、一番うまくできました!(谷川)


 若宮神社を修復     
               上津久礼区

去る6月26日の豪雨による山崩れで傾いた上津久礼区(立野靖人区長)の若宮神社の修復作業が、8月10日(木)から約一週間の工期で行われました。
  同神社は明治45年に大幅な修復が行われ今の形となっていましたが、今回の豪雨で裏山から鉄砲水が出て山が崩れ、同神社を補強してあった柱が倒されて、社が“くの字”に曲がってしまうという被害に遭いました。山からは4tトラック25台分もの土砂が流れ、神社も大きな痛手を受けました。8月10日(木)早朝より工事の安全祈願をした後、修理に取り掛かりました。工事にあたるのは清水建設(菊陽町原水)で、ジャッキを使い傾いた神社を垂直に直し、補強の柱を立て直す工事から始められました。
  立野区長は「若宮神社は、子どものお宮参りや還暦のお参りなど、全区民の心のふるさとです。区で大事に守っていきたいと思います」と、修復にあたる気持ちを話されました。

●「区民の皆さんの心のよりどころ」と言われた区長さんの」言葉に伝統ある神社を守る気持ちを感じ、大切な作業だと思いました。(岩田)


 楽しい演芸に大喜び 
              おひさまクラブ

  武蔵ヶ丘北小学校の学童保育、おひさまクラブ保護者会(中尾 忍、久末佐栄子会長)から夏休み中の子どもたちに楽しいイベントをと企画し、沖野区区長の俵積田 勇さんが、8月16日(水)おひさまクラブで南京玉すだれやマジックなどの演芸を披露しました。
  まず、にぎやかに銭太鼓を披露し、次に南京玉すだれで東京タワー、しだれ柳などを次々に作ると子どもたちからは驚きの声と拍手が起こりました。傘の上でボールを廻したり、大皿5枚を一度に廻して見せると「すごい!」と声が上がっていました。最後にマジックもあり、子どもたちは大喜びでした。
  熱心に見ていた古川雄一くん(2年)は「玉すだれとマジックと皿回しがおもしろかった」と興奮気味。野口泰生くん(5年)が代表で「来てくれてありがとうございました。マジックや皿回しがすごかったです」とお礼の言葉を述べました。俵積田さんは「子どもたちの反応が良くて、嬉しいです」と話されました。

●次々と繰り出される技に子どもたちも感心しきりでした。俵積田さん、ご苦労様でした。(岩田)


   (18) 新町区 行政書士  西塔正弘
  親の残した借金は
      相続しなくてもいいのか?


以前このシリーズ第8回で一部取り上げたことがあるのですが、最近このような事案を受けましたので確認の意味を込めて改めて触れてみたいと思います。
 
父親が商売に失敗し、借金を残して亡くなられました。父親の唯一の資産であった不動産の価格と、借金の額とではどちらが多いのかはっきりわからない。借金が多かった場合でも、返済しなければいけないのか?といった内容です。

法定相続人は被相続人(この場合は父親)の遺産を相続すると、プラスの財産だけではなく、マイナスの財産も承継することになります。つまり、相続すると借金もついてまわることになります。自分のせいで背負った借金ではないのに、これを支払わなければならないのです。相続人にとっては気の毒です。そこで、民法では相続放棄と限定承認という制度を設けて相続人の保護を図っています。

どんな制度かというと、先ず相続放棄とは、相続による遺産の承継を放棄する制度です。相続人各自が自由にできます。次に、限定承認とは、被相続人のプラスの財産の限度内で被相続人が残したマイナスの財産(借金)についても承継するという制度です。この限定承認は相続人各自が自由に行なうことは出来ずに、相続人全員が共同で行なう必要があります。

これらの手続きを利用するには、どちらの制度とも、被相続人の死亡を知ったときから3ヶ月以内に、家庭裁判所に申し立てて行います。相続人が、遺産の全部または一部を処分してしまったり、3ヶ月の期間を過ぎてしまったりした場合には相続放棄や限定承認はできなくなりますので注意が必要です。

お葬式などでバタバタしてますので、3ヶ月はあっという間に過ぎてしまいます。気づいたときには3ヶ月が過ぎていて、相続放棄が利用できずに借金を負う羽目になったなどということがないように、知識を身に付けられ万一、自分の身の回りに発生したときの際には活かして下さい。

この相談者の方の場合には、幸いにも相談が早くて期限内に財産の全容を把握の上、相続放棄の手続きを相続権の及ぶ親兄弟まで次々にすることによって相続人全員が借金から免れることができました。早めの対応が我が身を助けた事例でした。


     
           子ども会
ビーチボールバレー県大会3位!

        青葉台ピンクパンサーガールズ

  子ども会ビーチボールバレー菊陽町大会で5連覇、郡大会で3連覇を果たした青葉台ピンク・パンサー・ガールズが8月27日(日)荒尾市立体育館で行われた県大会に出場し、3位と健闘しました。
内村朱菜さん(菊陽西小6年)のコメント
  県大会にいけることになり、みんなで毎日練習を頑張りました。みんなで頑張って3位をとれたので悔いはありません。とっても楽しくできてよかったです。

 足の骨折にもめげずベスト4
第11回千唐流全日本空手道選手権大会が、8月29日(火)菊池市総合体育館で行われ、個人組手の部でベスト4になりました。途中、足の骨折に見舞われましたが棄権することなく最後まで頑張ることができました。
  次の全日本大会では必ず優勝し、世界大会へいきたいと思います。
  最後に先生、保護者、空手の友だちのみなさま、試合中はご声援ありがとうございました。    (文・写真 岩崎俊輔さん)

 区長さんを紹介します

退職してから小説を書き始めました。原稿用紙4〜5枚の掌編や40枚程度の短編を同人誌に発表しています。時代小説の形で、現代に通じる題材を書いています。
緑ヶ丘区に来て5年目ですが、今春から区長になりました。自治会だよりを月1回発行して、区内の行事や活動をお知らせしています。各世代がみんなで仲良く助け合えるような区にしていきたいと思います。   

  自然と共存する民 
           ネパールを訪ねる
(3)
             江島 均 津久礼ヶ丘区
世界で最も美しい谷・ランタン

  2月18日から世界で最も美しいと言われているランタンバレー(標高4100m)を7日間歩きました。カトマンズからヘリコプターで3000mのゴラタベラ村まで一気に飛べば時間は短縮できますが、高山病を避けるために、1600mのシャブルベシまで、がたがたの山道を10時間かけてバスで行きました。翌朝、2400mのラマホテル村まで森林帯を歩きました。ソーラーシステムが設置されていてシャワーもあるロッジでは、寝袋にくるまって心地よく寝れました。
  朝6時にお湯を入れた洗面器をキッチンボーイが部屋の前に運んでくるのがモーニングコール。6時30分から朝食、7時
30分頃からトレッキング開始です。ゴラタベラ村で昼食をとり、炎天下の乾燥した山道をランタン村まで(3500m)歩きました。ヤクの放牧地の中にマニ石が積み上げられた、やや平坦な道をゆっくりゆっくりと高山病を意識しながら歩きました。キャンジンゴンパ村に2泊して最高点4500mまで歩きましたが、高山病的不眠や吐き気との戦いでした。

ランタンバレーの放牧場からランタンリルン山を背に

                      
  ■菊陽町町長選挙 立候補予定者に聞く
公開討論会開催

日時:9月15日(金)
    午後6時30分開場 7時開始
場所:菊陽町図書館ホール
主催:未来の菊陽町を考える会 代表 平川修三
パネリスト:町長選挙立候補予定者(表明順)
       くぼた ひろのり氏
       後藤 みつお氏
       冨永 ひろし氏
有権者であればどなたでも参加できます。

■菊陽町手をつなぐ心障者の会
   チャリティ  秋の歌謡・彩
 
日 時:9月23日(祝)
   午前9時20分開場 9時30分開演
オープニング 菊陽武蔵剣豪太鼓
場 所:菊陽町図書館ホール
ゲスト:磨 MaYuu 優さん(歌謡・吟詠)
    鳥濱運栄さん(トランペット奏者)
入場料:500円(当日券あり)
主 催:外村歌謡教室 ひ・ふ・み会
賛助出演:菊陽町歌謡部会・日舞
     ジャズダンス・フラダンス他
問合わせ п@232−1920(外村)