ワンネス 319号 2006/6/25発行
東北蔵王の旅
        菊陽町歩こう会
  菊陽町歩こう会(相馬安治会長)は5月28日(日)から30日(火)の2泊3日、東北地方蔵王の旅へ出かけました。
  24名が参加した旅は1日目、熊本空港より羽田へ行き、バスで東北自動車道で福島県へ。すばらしい景観が眺められる「日本の道100選」の磐梯吾妻スカイラインを通り、山頂に巨大火口がある吾妻小富士へ到着。山肌には雪も残っている中を40分程山登りを楽しみました。夜の宴会では生バンド演奏やフラダンスショーもあり、歩こう会のメンバーも浴衣でフラダンスを踊りました。
  2日目は、仙台名物の笹かまぼこ工場を見学。家族のおみやげを買い求めました。このあと、日本三景の一つでもある松島港で記念写真を撮り、伊達政宗公の菩提寺、瑞巌寺やバラ寺として親しまれている円通院を見学しました。この日の夜の宴会はカラオケダンス大会となり、歌ったり踊ったりとますます親睦を深めました。
  3日目は、陽のあたり方で色を変えるため「五色沼」と呼ばれる「蔵王お釜」を見学。霧がかかりやすく、地元の人もなかなか見ることができないのですが、この日はエメラルドグリーンの湖面を見ることができ大感激しました。そのあとは蔵王酪農センターでおいしいチーズを買い求め、帰路に着きました。
  参加した後藤美奈子さんは「歩こう会には初めての参加でしたが、親子、姉妹3人でゆっくり話もでき、旅行を楽しみました。真っ白な雪と桜、熊本では見られないミスマッチな風景と自然の雄大さに感動し心打たれました」と喜ばれていました。
        (写真提供 菊陽町歩こう会)


 おおきなおいもにな〜れ  
                   白鈴保育園

 6月3日(土)白鈴保育園(谷川聖子園長)で年長らいおんぐみの子どもたちが、さつまいもの苗植えをしました。
  朝8時半に集合した28組の保護者と園児たちは、園の向い側にある大山航一さん(新山区)の畑に出発。大山さんが畝(うね)を起こしビニールを張って用意してくれた畑で、早速芋苗植えに挑戦。先生があけてくれた穴にさつまいもの苗を植え、手でしっかり土を押さえていました。隣の畑の大根に付いた虫を観察したりしながら、600本の苗は次々に植えられ、畑に植えきれなかった分は保育園内の畑に植えられました。
  「この苗からはお芋の姿は想像できていないと思います」と話すお母さんと一緒に「おいもをうえるのはたのしい」と鍋島 舞ちゃんは一生懸命植えていました。

●子どもたちが要領よく植えたので、畑はすぐに苗でいっぱいになりました。秋のいもほりが楽しみですね。(岩田)


 園児たちと楽しく遊びました
         一人暮らし高齢者を励ますつどい

  菊陽町民生児童委員協議会(前田義範会長)が主催する平成18年度一人暮らし高齢者を励ますつどいが、5月31日(水)菊陽町老人福祉センター大広間で行われました。
  町内の一人暮らし高齢者145名が招待され、前田会長と来賓のあいさつのあと、なかよし保育園の園児たちが「忍者たいそう」や「手のひらを太陽に」などを披露しました。そして、おじいちゃんおばあちゃんの中へ入り「ずいずいずっころばし」などの手遊びをして楽しく遊びました。最後に園児全員で「いっぱい遊んでくれてありがとうございました。元気で長生きしてください」とお礼の言葉と、手作りのカードをプレゼントしました。昼食時には詩吟や大正琴演奏などが披露され、楽しいひとときを過ごしました。
  参加した大塚君子さんは「お友達に誘われて、昨年より参加しています。孫と同じくらいの子どもたちと楽しく遊びました。アトラクションの『頭の健康体操』には大笑いしました」と話されました。

●園児たちの登場に「かわいい!」と目を細める出席した皆さん。 大正琴や踊りも披露され一日楽しみました。(谷川) 


  (50)菊陽町手をつなぐ心障者の会  「つくしんぼ」会長 坂田義美

今回も前回に続き、きくよう地域生活支援センターのデイサービスを利用している障害者の家族の方に手記を寄せてもらいました。

   福祉と私の活動     田島敬一

精神障害発症のメカニズムは、現在どこまで解明できているのでしょうか。患者家族としては、一日も早い解明と、画期的な治療法が現れてきてほしいと願ってやみません。一筋の光明は最近の加齢による認知症についてです。

比較的若い段階で年をとってから認知症になるかどうかを知ることができ、薬や知的訓練によってある程度進行を遅らせることが可能になってきたとか報じられていることです。足し算や引き算のような単純計算や文章の音読をするのがいいとか、囲碁・将棋や懐かしい故郷の風景や美人画のジグソーパズルが脳の活性化にいいとかいう話です。歌はさらに効果的とか・・・。

私は認知症だけでなく精神障害についても薬とともに歌を歌うことが治療手法として科学的に確立されないか、今後に期待したい気持ちでいます。そう思うようになったのは、2人の作曲家兼歌手に出会ってからのことです。古家建雄さんとうらた剛さんは、西原村のイメージソングを4曲誕生させました。

私はそれまで音楽番組にはそっぽを向いて、チャンネル争いに負けたらくるりと背を向ける人間でした。しかし、俵山に回る風力発電をイースター島のモアイたちと見なして、福祉の先進国デンマークの方角から吹いてくる風を見つめていると歌う「夢運来風(ムーンライフ)」に出会ってからは車の運転中にも歌を練習する人間になったから面白いものです。

うらた剛さんは、お年寄りの福祉施設などを訪問するミュージックボランティアをし、懐メロやその町村のご当地ソングを作曲して歌うなどしています。人さまに喜んでいただくことを我が喜びとする活動はついに100回を超えました。感謝する人々によってグランメッセで祝い会まで開かれました。

このように何事も感謝、ありがとうの気持ちで活動されるミュージックボランティアを、精神障害者の施設でやっていただいたら、症状が軽くなりはしないかと思うのですが・・。県内にもシンガーソングライターとよべる音楽家がおられます。せっかく作った歌を埋もれさせるのではなく、文化を温存し育てる役割をこの出会いは果たすようになりはしないかという事です。

風車のふるさとデンマークは、福祉のふるさとでもあり、サービスを受ける側が積極的に発言をしていき、不便に思うところ、不都合なところを変えていく「ユーザーデモクラシー」を国民ひとりひとりが身につけていったことが福祉の水準を押し上げていった歴史がある、と聞きました。

西原村の文化創造館「風流(カザル)」で4月16日(日)西原村と阿蘇のイメージソングお披露目のコンサートを開きましたが、どの歌も心を癒す力を持った曲ばかりでした。音楽との接点を作り出し、流れを菊陽病院をはじめ、精神障害の人々の心を癒しへと導き入れたい思いで今後取り組んでいきたいと思っています。


 
   〜インドネシアの子どもたちに〜

募金のご協力をおねがいします
         三里木区 松本いづみ

 私は三里木区で子ども英会話教室を開いており、アジアの子どもたちの教育支援にも取り組んでいます。
  私の友人でインドネシア・バリに在住のNana夫妻は、今、幼稚園や保育園に行けない(就学が困難な)子どもたちのために、幼稚園の開設を計画されています。又、教師不足という問題を抱えながらの教員の確保や、カリキュラムを充実させるために様々な取り組みをされています。
  私たちも何か力になれたらと思っています。日本にいながらでも、支援や援助ができます。
  日本で集まった募金で・・・
鉛筆・消しゴム・ノート・クレヨン・画用紙などの文房具を購入します。
子どもたちの遊具やおもちゃ、生活用品を購入します。
その他に、ご家庭で着なくなった子ども服やおもちゃがあればお持ちください。責任を持って現地に届けます。
  毎週日曜日午前10時〜菊陽サンリージャスコ駐車場内の『Smile kids 子ども英会話』教室前でフリーマーケットを行っています。売上金は全てインドネシアの子どもたちの教育支援のための募金にあてています。
  皆さまのサポート・ご協力をお願い致します。
 お問合せ Smile kids 子ども英会話
  п@  090−4482−9695  松本まで
  E-mail princessizumi@dance.ocn.ne.jp



 
7月4日はバザーです!


杉並台幼稚園で7月4日(火)にバザーが行われます。その準備のためにお母さんたちが集まって、みんなで和気あいあいと準備中!子どもたちも楽しみにしていますよ!がんばってね〜お母さん!!

 

鈴木亮汰(りょうた)くん 1歳8ヵ月 光の森区

  絵本が大好きです。引っ越してきたばかりなので、みんなお友だちになってね!


 ハイビスカス 
           別名 扶桑花(ぶっそうげ)

鮮やかな色の大きな花が魅力の熱帯花木ですが、中には淡い色の可憐な花をつけるものもあります。一日花なので朝開いた花は、夜には閉じてしまいます。亜熱帯植物で、実は日本の夏は暑すぎます。できるだけ風通しのよい涼しい所に置きましょう。
  花言葉 「私はあなたを信じます」

 
  ■訂正とおわび■
先週の318号「四半的城北ブロック大会」記事中で「四尺五寸先にある・・・的」は「四間半先」の間違いでした。訂正しておわびします。


《編集後記》
いよいよ梅雨。雨は嫌い!なんて言わず、雨の日を楽しむ方法を考えませんか?きれいな傘やおしゃれな長靴を探したり、お部屋の模様替えもいいですよ。(M.T)