ワンネス 305号 発行
楽しい汗をかきました! 
              宮ノ上区

 地区住民の交流を図ろうと、2月20日(月)宮ノ上区(宮邊松代区長)で廃油せっけん作りと健康体操教室が開かれ、26人が楽しく汗を流しました。
  最初に、各家庭から持ち寄った廃油をペットボトルに入れ、水と苛性ソーダを混ぜたものを加えました。音楽を鳴らし元気に足踏みしながら、両手に握ったペットボトルを振るとすぐに固まり始めました。体操も兼ねたせっけん作りは汗ばむほど。一石二鳥となりました。
  続いての健康体操では「365歩のマーチ」に合わせて体操。ワンツー、ワンツーと声をかけながら1曲終えると「けっこう疲れるね〜」との声も上がりましたが、続いて黒瀬さんの解説つきで「炭坑節」に挑戦。参加された4人の男性も笑顔で踊っていました。昼食には温かいうどんが用意され、おしゃべりしながらの楽しい昼食会となりました。
  少数派の男性のひとり、竹原一毅さんは「楽しく汗をかきました。これからは男も踊っていきたいと思います」と地区の集まりを楽しんでいました。 

 

 志を立てて  武蔵ヶ丘中学校

 武蔵ヶ丘中学校(鳴神 勝校長)では、2月10日(金)と17日(金)に2年生を対象に立志式を行いました。
  立志式とは、武士の社会で行われていた元服の儀式にちなみ、「志を立てる(自分の夢や希望を目標に掲げ、それに向かって頑張る)式」として行われています。
  10日は熊本機能病院ソーシャルワーカーで車椅子マラソンランナーの山本行文さんの講演がありました。17日は推薦や前期入試で合格を勝ち取った3年生から、高校入試へのアドバイスを受けました。 
  3年生の蔵本 彩さんは「小さいときから調理が好きで、将来は調理師になりたいと思い、受験する高校を決めました」と、夢に向かって進学する気持ちを力強く話し、後輩たちにエールを送りました。2年生からは「先輩の夢はなんですか」「どれくらい勉強しましたか」などの質問があり、将来を考える時間となりました。

 

 笑いの中に学びあり
         第9回菊陽町まちづくり大学

 2月11日(土)第9回菊陽町まちづくり大学が菊陽町図書館ホールで開催されました。今回は大田黒浩一さん率いる劇団「きゃあ」によるトークショーや劇で、参加者全員で大笑いしながら家庭教育の大切さについて学びました。
  トークショーでは、大田黒浩一さんと樫山ひろ子さんが登場。周りの大人によく注意されたことなど、実際に自分が育ってきた様子を話されながら「あの頃は良かった」で終わるのではなく、その頃の子育てに学ぶべきものがいかに多いか話されました。「うちの父ちゃん」と題した最後の劇では、親の子どもへの関わり方と食育の問題を取り上げ、親の都合や思い込みで子どものあり方を決めていないか、朝食をきちんと取る規則正しい生活ができているかなど、何が子どもにとって大切なのかを考えさせられました。        
写真提供 菊陽町教育委員会生涯学習課 

●コンテナみかんによるコントでは、熊本弁をふんだんに使って子どもたちと一緒になって遊ぶ親の姿の大切さをうったえられました。
ぶいぶいガールズのフラダンスのあと
親はどれだけ子どもと会話を交わしているか、何が子どもにとって大切なのかをきちんと考えた家庭教育=しつけができているのか、今一度皆さんで考えてみたいですね。


 日頃の学習の成果を披露
      公民館大会

 平成17年度菊陽町公民館大会が2月19日(日)菊陽町図書館ホールで行われ、モデル公民館実践発表は武蔵ヶ丘4町内と古閑原が行い、1年間の活動報告をしました。
  中央公民館講座の発表では、図書館ホールホワイエに、押し花教室や洋裁教室、お菓子作り教室など日頃の学習の成果が展示され、来場者はそのすばらしい出来栄えに感心していました。ステージ発表は、韓国語で歌を披露した韓国語教室やふるさとの四季と題し「こいのぼり」などを歌ったコーラス教室、ジルバやチャチャチャなどリズムにのり楽しく踊った社交ダンスなど16グループが発表しました。また、写真教室の皆さんは公民館大会の記録を残そうと、シャッターを切っていました。
  絵本とストーリーテリング講座の秋月好子さんは「短い練習期間でしたが、上手くできたと思います。詩のリレーでは皆さんの心の中にその情景が浮かべばとても嬉しいです」と話されました。

●中央公民館講座講座発表では、図書館ホールホワイエに、押し花教室や洋裁教室、お菓子作り教室など日頃の学習の成果が展示され、来場者はそのすばらしい出来栄えに感心していました。ステージ発表は、韓国語で歌を披露した韓国語教室やふるさとの四季と題し「こいのぼり」や「村祭り」など11曲を歌ったコーラス教室、会場から飛び入りもあり、ジルバやチャチャチャなどリズムにのり楽しく踊った社交ダンスなど16グループが発表しました。また、写真教室の皆さんは公民館大会の記録を残そうと、シャッターを切っていました。
  絵本教室の秋月好子さんは「短い練習期間でしたが、上手くできたと思います。詩のリレーでは皆さんの心の中にその情景が浮かべばとても嬉しいです」と話されました。最後にお楽しみ抽選会もあり大賑わいでした。


   (12)新町区 行政書士  西塔正弘 

 離婚をするための方法

何らかの原因で離婚を考えたとき、夫婦間での十分な話し合いによって双方が合意して離婚する協議離婚は、一番簡便な方法と言えます。協議離婚は、市町村役場に「離婚届」を提出し受理されたら成立します。しかし、夫婦の一方が離婚に同意しない場合は、協議離婚はできません。

このような場合には、家庭裁判所に調停を申し立て、そこで調停委員を交えてさらに夫婦が話し合いをします。ここで、双方が合意した場合には、離婚が成立します。いわゆる「調停離婚」です。

この調停が不成立に終わった場合、家庭裁判所が独自に判断して調停に代わる審判を下す場合があります。それが確定すると離婚が成立します。「審判離婚」です。

さらに、調停不成立で審判がなされなかった場合や審判に不服で異議申し立てした場合には、地方裁判所に離婚訴訟を提起できます。そこで、離婚を認める判決が下されれば、離婚が成立します。「裁判離婚」ですね。

このように4通りの離婚方法がありますが、約9割の夫婦は簡単な手続きでできる「協議離婚」の方法で離婚をしています。

しかし、離婚に家庭裁判所や地方裁判所が一切関与しない「離婚協議」の方法をとる場合でも、離婚後トラブルが発生しないように、十分に話し合いをしてその内容をきっちりと文書化しておくこと、すなわち「離婚協議書」を作成しそれを公正証書化しておくことが、後々後悔しないために不可欠と言えます。

この協議書の中で取り決めておくことに、子どもがいた場合の親権、監護権、面談交渉権、養育費、それに財産分与或いは相手に非がある場合の慰謝料などがあります。問題、相談内容としてこれらのことを離婚前にきちっと文書化してないことによるトラブルが実に多いのが現状です。

相続などを取り上げたときにも記載したように、この問題でも万一に備えて事前に「文書化」しておくことがあなたを守ることになるのです。

一時の感情だけでただただ早く離婚したい、その場から逃れたいと思って上記のようなことをおろそかにしていると後悔することになりますよ。


  
     久川 健さん(69歳) 合志杉並台

◆ウッディカービングとは
  鳥や魚などの姿を、木を彫って作るホビーで、私は主に昆虫を彫っています。
◆始められてどのくらいですか
  7〜8年になります。先輩に小鳥の作りかたを習って、その技術を昆虫に応用しました。「ウッディカービング倶楽部」という名前で文化協会に登録しています。
◆題材には昆虫が多いですね
  以前から昆虫が好きで、採集した標本もたくさんあります。最後にトンボが好きになり、トンボを各パーツごとに計測して、実物大に再現しています。足は真鍮の針金を細工して付けました。カービングで昆虫を作る人は、少ないですが全国にいらっしゃいます。
◆細かいお仕事ですね
  はい。トンボの羽の支脈1本1本も正確に作ります。一体つくるのに数ヶ月かかります。大変ですが楽しみでもあります。
◆作品の台座やトンボが止まっている木もすてきですね
  剪定した庭木や、大工さんから端材を頂いて作っています。
◆これからは
  孫たちの姿を彫ったり、板彫りで絵画を彫刻したり、石彫りにも挑戦したいです。



      
力走を応援!
  
熊日30`ロードレース

 第50回金栗記念熊日30`ロードレースが2月26日(日)に行われ、菊陽町原水の折り返し点付近では、力走する選手に大きな声援が送られました。
  レースは清水智也選手(佐川急便)が1時間31分9秒で優勝。菊陽町内のコースで先頭に立っていたサイラス・ジュイ選手を抜いて、初の栄冠でした。
  写真右は、女性として初出場を果たした野田頭美穂選手(ゼッケン201)。女性白バイ隊員に先導され将来のマラソン選手として期待される走りで駆け抜けました。    (優勝した清水智也選手)

 


ピープルエアロビクス

 健康促進、ダイエット、ストレス発散!を目的に、毎週月曜と金曜の午後1時半、月曜午後7時半から西部町民センターで楽しくレッスンしています。昼は子連れで、夜は20代から40代まで、毎回20人ほどが集まります。無料体験も随時受付中です。お気軽においで下さい。
問合せ先 090−7159−7606   
            村上さん

 



安田かける翔瑠くん 3歳2ヶ月 花立区
踊ること、歌うことが大好き!じどうかんでは、いつもお友だちと仲良く遊んでいます。
 《編集後記》

津留区の阪本 章さん宅の見事な、しだれ梅です。いよいよ春ですね。6日は啓蟄でした。虫と言えば、インタビューコーナーの久川さんが作られたトンボには驚きました。種類によってとまり方や羽のつき方も違い、こだわって実物どうりに作られています。(T・I)