ワンネス 302号 発行
学業と健康を祈願
         花みずき通り繁栄会

 花みずき通り繁栄会(木村善則会長)は、日頃繁栄会を利用していただいているお客様に感謝の気持ちを込めて1月22日(日)第6回太宰府天満宮初詣と九州国立博物館ツアーを行いました。
  午前8時、41名の参加者は花みずき通りを出発。2時間ほどで、昨年10月にオープンした九州国立博物館へ到着し、現在開催されている「中国美の十字路」を見学しました。その後、太宰府天満宮へ向かい、子どもの学業や家族の健康などを祈願し、思い思いに楽しみながらおみやげを買いました。最後に、南蔵院の“ねぼとけさん”の呼び名で親しまれる釈迦涅槃像を見学し、その大きさにびっくりしました。
  木村会長は「急遽日程が変更になり、参加者の方たちには迷惑をかけましたが、予定にはなかった南蔵院にも立ち寄ることができ、皆さん楽しんでいただき良かったです。『来年もぜひ参加したい』との声もあり、今から行き先に頭を悩ませています」と話されました。
 

 食べるものを選ぶ力を
         身につけよう

     菊陽西小学校PTA母親委員会

 1月28日(土)菊陽西小学校PTA母親委員会(小林恵美子委員長)主催の「食育の講話と料理教室」が池田春香先生を講師に迎え、三里木町民センター調理室で行なわれました。
  10時から食育について池田先生から「食べるものを選ぶ力、食べ方を身につけることが大事。毎日の生活のあり方や母親の作る食事で子どもにも伝わります」と話があり、参加者は熱心に聞いていました。
  その後は野菜を中心としたメニューで料理教室があり、ごぼうのカツ、白菜の野菜あんかけなどをみんなで作りました。
  参加者の光永晃子さん(三里木北区)は「食育は話を聞いただけでなく、行動に移すことが大事ですね。今日からやってみます」と話されました。

●野菜中心のメニューを教えてもらい、うちでも作ってみました。意外にも子どもたちが「おいしい」と食べてくれました。これからはもっと作ろうと思いました! (井)


 初めての講座発表会
         南部町民センター講座発表

 日頃センターで学んだことを発表しようと、第1回菊陽町南部町民センター講座発表会が1月29日(日)同センターで行われました。
  展示の部ではビーズアクセサリーや絵手紙、華道などが飾られ来場者は素晴らしい出来栄えに感心していました。ステージ発表の部では、琴教室や健康体操、フラダンスなど21のプログラムが披露され、発表が終わるたびに会場から大きな拍手が送られていました。
  「フラダンスを踊ることで体の調子が良くなりました。頭の体操にもなりますよ」とフラダンス講座の吉山美洋子さん。ケーナを演奏した鬼塚成子さんは「皆さんの前に出て緊張しましたが上手く演奏することが出来ました」と話されました。

●皆さん学習の成果を発表され、素晴らしい発表でした。私もケーナを習っているので、皆さんの前で演奏しましたが、音も出ずに終わりました。来年こそはソロに挑戦します。(谷川)


 作品展で地域交流       
            下原区

 地域の発展と交流を目的とした下原区(鍋島 章区長)の第5回趣味の作品展が1月28日(土)、29日(日)に区の公民館で行われ、力作が勢ぞろいしました。
  会場には木目込み人形や木工品、編み物、絵手紙、カントリードールなどが展示され、その出来栄えに宮本慶子さんは「皆さんお上手でビックリしました。私も手作りに挑戦して来年は作品を出品したいです」と話されました。
  また「この折り紙で作るのれんはどうするの?」との言葉で即席の折り方講習会も始まったり、「おはなしのへや」では子どもたちに本の読み聞かせをしたり、住民同士ますます交流を深めました。渡辺磧子さんは「習字やちぎり絵など17点を出品しました。皆さんに見ていただいて嬉しいです」と喜ばれました。

●毎年素晴らしい出来栄えの作品が所狭しと並び、出品される方たちの意気込みがうかがえました。来年も楽しみにしています!(谷川)


  (33)上津久礼区 古川医院 古川まこと
 
 あなたのいのちが危ないA
  米国産牛肉は安全か? その1

米国産牛肉輸入再開わずか1ヵ月で特定危険部位混入というルール違反のため、政府は再度輸入禁止を決定しました。何が「危険」なのか?BSE(牛海綿状脳症)について調べてみましたが、人類史上最悪ともいえる恐るべき病気に愕然としました。

BSEは脳が縮みスポンジのようになることから、牛スポンジ状脳症(BSE:Bovine Spongiform Encephalopathy)と命名されました。BSEの様な症状で死ぬのは牛だけではなく、羊、豚、動物園のチーター、ピューマ、カモシカさらに飼い猫、飼い犬まで腰をぬかして死んでいきます。

恐ろしいことに1996年3月20日イギリス政府は「ヒトがBSEの肉を食べると新ヤコブ病(スポンジ状脳症)=変異型クロイツフェルト・ヤコブ病になる」と発表しました。汚染肉を1グラム食べただけでも感染すると言われています。牛の潜伏期間約5年、ヒトは早くて4〜5年、ふつうは10〜20年後に発病します。

BSEの原因は不死身の病原体である感染性たんぱく微粒子「プリオン」で、激烈な放射能照射や360度以上の高熱炉で焼き尽くし黒焦げの灰になっても死にません。

BSEの発生は「共食い」が原因です。1957年にアメリカの医師がニューギニアの食人種に小脳がスポンジ状になり退化していく「クールー」があることを発見しました。1959年獣医学の研究者がイギリスのスクレイピー(ヒツジ伝達性海綿状脳症)もスポンジ脳であることを発見しました。スクレイピーはヤギにもマウスにも伝染し、筋肉からでも感染します。クールー、ヤコブ病、スクレイピー、BSEの原因は「プリオン」とわかりました。

1980年代後半、イギリスでBSEの感染が爆発的に拡大したのも「共食い」が原因です。1970年代スクレイピーが多発しましたが、牧畜業者は羊の死骸の山をイギリス全土の40ヶ所以上あるレンダリング・プラント(工場)に運び、加工処理しました。

死骸は「油脂」と「骨粉」と「肉粉」に分離され、「肉粉」と「骨粉」は家畜や豚の配合飼料やペットフードに生まれ変わり、乳牛・豚や養殖魚そしてペットのえさとなりました。当時ポンド下落のため、イギリス国内で大豆や魚粉が高騰し、牛の飼料を安い動物性飼料へと切り替えました。そして1985年5月イギリスにBSEが発生し、またたくうちに全土にひろがりました(2000年BSE18万頭)。

1988年7月、イギリス政府は牛・羊の死体を動物性飼料に加工および使用することを禁止しましたが、すでに遅く1995年までBSEに感染した牛70万頭が食用で人間に食べられていると予測されています。専門家は21世紀にはエイズ流行と同じ規模で全世界で新ヤコブ病がひろがると予測しています。ヨーロッパではBSEの正確な情報がメディアにながれ、数百万人が菜食に切り替えています。


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バランスボールを使った
    ストレッチ@

 バランスボールの空気圧は、膝の角度が90度になるように座れる位が良いです。

バランスボールの基本姿勢
ボールに腰を下ろし背筋を伸ばして床に両足をつけ膝をつけ、膝の角度が90度になるように座ります。正しい姿勢で座らないとバランスが崩れて座りにくいです。どうしても座れない方は、足を30cm広げるとバランスが取れます。
  テレビを見ながら、本を読みながら、食事をしながら毎日10分位座ってください。
ボールに座り、手でボールを押さえながら両足を床から離し1分間静止します。この運動を1日数回行ってください。

   簡単なようで難しいですが、全身の筋力アップにつながります。
  体重の重い方や膝の悪い方でも負担をかけずに運動できます。是非行ってみて下さい。
バランスボールの問合せ
菊陽町生涯学習課スポーツ振興係
    平松まで   233−1520

和紙で作る簡単おひな様

和紙やきれいな包装紙を4×12cmの大きさに切り、1.5cm巾に三つ折する。
1をゆるく三つ折にする。
1円玉の大きさの円と0.8×2.5cmの長方形を白い厚紙で作り、円の下方に長方形を張る。
2の結び目に差し込む。

 男女2体作り、きれいな色や模様の厚紙の台紙に貼るとおひな様の出来上がりです。 
  お手軽に華やかな「おひな様」ができますよ。
  安松由野さん 
     三里木区








  シートベルトを着用しましょう!
  大津地域交通安全活動推進員協議会による「シートベルト着用推進タッチ運動」が2月6日(月)菊陽町役場側の空港菊陽線で行われ、運転中のドライバーに、チラシやペンライトを配り、シートベルト着用の大切さと交通安全を呼びかけました。
  参加者は「シートベルト着用のキャンペーンです。ご協力下さい」と声をかけると、ドライバーからは「寒い中お疲れ様です。シートベルトを着用して安全運転に心掛けます」と言葉が返っていました。
 

北川ひでき秀貴くん 3歳 東ヶ丘区

 食べ物の好き嫌いがなくとっても元気です。5年生のお姉ちゃん、3年生のお兄ちゃんと仲良しです。

  

オンシジウム 
     らん科
  花言葉は「一緒に踊って」「可憐」
  熱帯・亜熱帯アメリカに分布します。オンシジウムは属の名前で、約400種があるそうです。
撮影場所
宮ノ上区 渕脇さん宅

《編集後記》
  300号記念プロ野球オープン戦チケットプレゼントに、たくさんのご応募ありがとうございました。厳正な抽選の結果、佐藤有記さん、浦田舞斗さん、宇野克己さんにチケットを発送しました。いろいろなご意見ご感想も嬉しかったです。(T.I)