ワンネス 292号 2005/12/4発行
芸術の秋を満喫  
  文化祭特集

■菊陽中学校
  11月15日(火)菊陽中学校(津留武芳校長)で「MY BEST〜私のすべてを懸ける〜」をテーマに、文化発表会が開かれ、熱気ある発表にたくさんの拍手が送られました。
  吹奏楽部の演奏に続き、菊池郡英語暗唱大会に出場した生徒の英語暗唱や、各学年の総合的な学習と合唱コンクールが交互に発表されました。総合的な学習の発表では、2年生の「エイサー」の情熱のこもった踊りや、3年生の「グッバイ マイ」と題された劇が熱演されました。
  午後には、お待ちかねの3年生の自主発表があり、劇、ダンス、ミュージカルと各クラスの特色を出した楽しい出し物が次々と披露され、会場が拍手と笑顔で沸きました。
  保健委員で2年生の矢島佳織さん、水上由葵さんは「学校であったアルコールについての講話を聞いて、自分たちはどう思うか考えて展示をしました。テストをしてみてほしいです」と友人の川上 遼さん、木下真希さんと展示コーナーでアルコールのパッチテストを試していました。


 ■武蔵ヶ丘中学校
  11月12日(土)武蔵ヶ丘中学校(鳴神 勝校長)で「通じる心、武蔵ヶ丘の文化」をテーマに保護者や地域の人を迎えて学習成果発表会が開かれました。
  吹奏楽部の演奏に続いて、各学年の代表が総合的な学習の発表を行い、パソコンを使ったわかりやすい発表に拍手が送られました。午前の部最後には、先日行われた県中学校駅伝大会で優勝した陸上部女子の力走するTV番組を観賞し、再び喜びに沸きました。昼休みには、習字や科学展の作品の展示を見てまわる保護者の姿が見られました。
  午後は在校生も参加する武蔵剣豪太鼓の演奏の後、合唱コンクールが始まり、早朝や休み時間も練習した歌声が体育館いっぱいに響きました。また、コンクールの審査をした上野正直先生が、課題曲で3年生の全員合唱を指導され、力強い歌声に感動の輪が広がりました。最優秀金賞は3年3組が受賞しました。
  合唱コンクールを聞いていた木文子さん(三里木北区)は「息子が指揮をしたので、子ども以上に緊張しました。優秀賞が取れてよかったです」と話されました。


●武蔵ヶ丘中、菊陽中
数々の作品が飾られた体育館で、合唱を聞いていると1年生、2年生3年生とだんだん上手になっていくのがわかります。男子の声が大人の声になっていて、とっても素敵でした。(岩田)


 ■合志杉並台

  11月13日(日)合志町杉並台(西川誠二自治会長)の文化祭が杉並中央公民館で行なわれ、たくさんの力作が並びました。
  会場を訪れた人たちは絵画、編物、押し花など展示された作品を身を乗り出して鑑賞。喫茶コーナーでは、お茶やおはぎ、ケーキでくつろぎました。若草会からは手作りのティッシュケースや、炊き込み御飯、ぜんざいなどの販売もされ「温かくて、おいしいね」と、どんどん売れていました。
  上田涼子さん、鳥井桂子さんは「手作り漬物は風味があっておいしかったです。寄せ植えも安くて、クリスマス用のかわいいものができました」と寄席植えの鉢と野菜などを両手に持ち、笑顔で話されました。


●いつも元気な若草会のお母さんたちに元気を貰います。仲の良い地区の方々を見ていいな〜と思います。
これからもよろしく!(井)

 ■三里木区

三里木区(岸田年弘区長)の第12回文化祭が11月20日(日)区の公民館で行われ、たくさんの作品が展示されました。
  会場にはフランス刺しゅうや写真、編み物などが多数展示されていました。また、子ども会の書道や絵、手芸作品、ふれあいサロン参加者による作品も展示され、来場者はその出来栄えに感心しました。冬瓜3個の重量当てクイズもあり、3個の冬瓜を何度も抱え「何キロあるかな?」と考えて合計重量を書いて投票しました。
  竹創作品を出品した森 茂さんは「体操人形や、やじろべえを出品しました。子どもの頃に作ったのを思い出しながら作りました。皆さんに見ていただいて嬉しいです」と話されました。

●素晴らしい作品やかわいい作品などが会場いっぱいに展示されていました。ぜんざいもおいしかったです。ごちそうさまでした。(谷川)


 ■青葉台区

 青葉台区(岡本民也区長)の第5回文化祭が11月12日(土)13日(日)区の公民館で行われ、素晴らしい作品が多数展示されました。
  公民館には、書道や絵画、手芸品などが展示され来場者の目を楽しませていました。また、婦人部によるぜんざいの接待もあり、皆さん「おいしい」と食べていました。白色トレーで作った飛行機も子どもたちにプレゼントされ大喜びでした。
  来場した五味安子さんと宮本幸子さんは「どの作品も、すばらしい出来栄えに感心しました。いつまでも眺めていたいです」と話されました。
  駐車場では、だご汁や健康茶、手作り品の販売やコーヒーショップも設置され大繁盛でした。

●たくさんの作品にも感心しましたが、駐車場でのバザーも大盛況でした。みなさんお疲れ様でした。(谷川)


   (9)柳水区 堀川眞助

    想念波動

私たち農業者が、いい作物を作ることと、お母さん方が家族を健康にしていくのは、まったく一緒のことです。『いい水』『いい食物』『いい環境』を整えていけばいいのですが、ここでもう一つ大事なことがあります。この3つが揃っていても、これがないとダメになる。

それは『想い』いわば『心』です。どういう想いで作物を育てるかで全然変わったものになります。人参そのものの健康を願ったり、食べる人の健康を想って育てるのと、自分の儲けとか欲のために育てるのでは、まったく違うものになってしまいます。それは人でも同じです。子どもを育てるのも一緒です。

みなさんは『水からの伝言』(江本 勝著)という本を見られましたか?これは水の結晶の写真集です。水質(水源)によって結晶の形が違うのは想像できますが、文字を貼り付けただけの水の結晶がその文字の意味の違いで、きれいな六角形になったり、いびつな形になったりするのは驚きです。

特に『愛・感謝』『ありがとう』の結晶の美しさに比べ『ばかやろう』『ムカツク・殺す』の結晶の歪みには驚かされました。このことは日常私たちが使っている言葉や想いが水に伝わるということ、体のほとんどが水でできている、人や植物にも伝わるということです。どういう『想い』で作物を育てるか。どういう言葉かけで子どもを育てるのか。とても大事なことです。『しようね』と『しなさい』、『きれい』と『きたない』の結晶の違い。親として子どもにどう対していくのか考えさせられるものです。
 
『想い』が伝わると言うことは、どういうことなのでしょう。触ってもいないものが伝わるということ。それを伝えるものが『波動』ということでしょう。『想い』を伝えるものが『想念(そうねん)波動』ということです。人と接するとき、植物と接するとき、私たちの心の中にある『想い』が伝わるのです。うわべだけの言葉では伝わりません。日頃、自分が何を考え、何を『想い』生活しているのかが、問われてきます。


 

祝日の鉄砲小路

  11月23日(水)勤労感謝の日の鉄砲小路には、秋晴れの空の下、きれいに刈り込まれた生垣に国旗が並び、秋のさわやかな風になびいていました。


  自主防災に努めよう
11月6日(日)宮ノ上区(宮邊松代区長)で、第1回防災講座が開かれ、停電時に役立つ「あかり」作りを体験しました。
  はじめに菊池広域連合南消防署本部第3課長の家入さんより、火事や地震など身近な防災についてお話があり、参加者一同熱心に耳を傾けました。
  「あかり」は空き瓶の中にティッシュをアルミホイルで包んで灯芯にし、サラダ油を少量注ぐというもの。「簡単にできるので、何個か作って、ふたをして置いておくと安心ね」と声が上がっていました。
         (写真提供  宮邊松代区長)

 JP英会話

毎週水曜夜7時〜9時、菊陽町三里木町民センターでジャロッド・ハリントンさんを講師に楽しく英会話を勉強しています。
  センター祭では2ヵ月練習した英語劇「桃太郎」を発表しました。笑いの絶えないレッスンで、みんな水曜を楽しみにしています。5回目の水曜がある時は懇親会となり、一番のお楽しみとなっています。


(右)内村佳暉よしきくん 3歳 三里木北区
(左)中村稜汰りょうたくん 5歳 熊本市

  ふたりはいとこ同士です。佳暉くんはマジレンジャーウルザードが大好き!稜汰くんはムシキングに夢中です!

名前 トム 13歳 オス
  泳ぐことが大好きです。1ヶ月半前、車同士の事故に巻き込まれそうになり、それ以来車が恐くて、お散歩に行きたがらなくなりました。
  菊陽杉並台区 わたしの台所「和」さん

 月下美人
  サボテン科 
  英国名はムーンライト・シンデレラ 
  花言葉 はかない美・繊細

月下美人は、夕方〜夜中に咲き始め、満開は3時間ほど。朝にはしぼんでしまうたった一夜の花です。合志杉並台の東窪正一郎さん宅では、今年は夏ごろから咲き始め、11月に入って、1日に最高40個の花を咲かせました。写真では表現できないなんとも言えない、よい香りが家中に広がります。  (写真提供 東窪正一郎さん)

《編集後記》
各地区の文化祭にお邪魔していつも思う事。それは皆さんの作品の素晴らしいこと!これからも素敵な作品を見せて下さい。それから“手作りのおいしいもの”も楽しみにしてま〜す!(M.T)