ワンネス 286号 2005/10/23発行
  わが町探訪! 
           下原区東陽会

下原区東陽会(前田義範会長)は9月
27日(火)会員30名が参加して白水台地の歴史探訪と福祉施設見学を行いました。
  区の中央公園を午前9時に出発。馬場楠井手の鼻ぐり公園で上村 泉さん(馬場楠区)から鼻ぐり井手の説明を聞き、このあとバスの中からでしたが、六道塚古墳と井口の眼鏡橋も見学しました。そして、井口区にある特別養護老人ホームきほう苑を訪問し、参加者が持参したタオルをプレゼントしました。
  菊陽町老人福祉センター大広間で昼食をとり、午後からは上村さんのお話しや、ビデオ「清正公の水物語」を観て鼻ぐり井手などの勉強をしました。
  参加した西 昭子さんは「菊陽町の史跡をめぐり、色々話しを聞いたり分かりやすいビデオを観てとても勉強になりました。菊陽町に住んで40年になりますが、改めて我が町のことを勉強しました。参加して良かったです」と話されました。

 

●菊陽町内の史跡について色々勉強しました。いつも同行させて頂いてありがとうございます。谷川


 体験!図書館司書
           菊陽中学校職場体験

  10月5・6・7日の三日間、菊陽中学校では2年生を対象に職場体験学習を行いました。菊陽町図書館では4人の男子生徒が司書の仕事を体験しました。
  本の貸し出しや返却のカウンター作業や本の整理のほか、6日(木)は小さい子どもを対象にお話し会を開きました。篠原 諒くん、河内和也くん、中山雄一朗くん、水上和磨くんの4人は、司書のエプロンをつけ、「でてこい でてこい」などの絵本の読み聞かせに挑戦。緊張した様子で絵本をていねいに読んでいました。
  生徒たちの指導をした小八重和代司書は「本を扱うだけでなく、人と接する難しさも学び取ってもらいたいと思います」と期待。生徒たちは「貸し出し作業はおもしろかったけれど、お話し会は緊張して難しかったです」と、司書の仕事を体験した感想を話してくれました。

●ドキドキの体験でしたが、上手に読んでいましたね。将来の夢に向かってがんばれ! 岩田


 身も心もリフレッシュ  菊陽町歩こう会

菊陽町歩こう会(相馬安治会長)の9月の例会が9月15日(木)に行われ56名が参加し、清和文楽邑と通潤橋に出掛けました。
  午前9時菊陽町を出発。清和文楽邑では沢市とお里夫婦の深い愛情物語の「壺坂霊験記、山の段」を観賞したり、地元で採れた野菜を使った料理を頂きました。このあと、白糸台地に水を運ぶ用水路橋として造られた通潤橋を見学しました。放水が行われると、真っ白い水しぶきの美しさと、水の流れ出る轟音に感激しました。駐車場には、八朔まつりで町内を練り歩いたライオンや鷲の作り物が飾られており、その大きさや精巧さに驚きました。
  参加した城 美香子さんは「楽しい一日でした。放水は何度見てもすばらしいですね。郷土料理も美味しくて身も心もリフレッシュしました。また参加します」と喜ばれました。


 気持ちよく歌えました  外村歌謡教室

 外村歌謡教室ひ・ふ・み会が主催する福岡県西方沖地震玄界島義援チャリティ「秋の歌謡・彩」が9月23日(金)菊陽町図書館ホールで行われました。
  歌謡教室に通う生徒さんたちが日頃の練習の成果を披露したり、日舞や南京玉すだれやフラダンスなどの賛助出演もあり、会場は大盛り上がり。また、マジシャン・ポロのマジックショーやシンガーソングライターの関島秀樹さんのショーもあり楽しいひとときを過ごしました。
  「声も良く出て気持ちよく歌えました」と森田サカエさん(曲手区)。南 八千代さん(川久保区)は「たくさんの人の前で歌ったのは、生まれて初めてでした。歌を通してたくさんのお友だちもできました。これからもみんなで楽しく歌っていきます」と話されました。
  入場料の中から義援金が、菊陽町社会福祉協議会と玄界島寺田 至自治会長に手渡されました。

●出演される皆さんはとてもお上手でした。練習の成果が十分発揮されていました。お疲れ様でした。谷川


  (43) 菊陽町手をつなぐ心障者の会  「つくしんぼ」 会長 坂田義美         
  今回も“大ちゃん”の地域の人との関わりを中心に書いてもらいました。

 地域の人たちに支えられてA  新町区 白石ひろ子

26歳の自閉症の息子が土曜日の夜、喜んで出かけて行く所があります。近所の方たちに誘われて町の体育館でのミニバレーです。お向かいの方が一緒に連れて行ってくださいます。今日はそのお話しをしたいと思います。

息子がミニバレーに参加させてもらうようになったきっかけは、地区で毎年開催される地蔵祭りの一環である組対抗のミニバレー大会でした。以前は、私が我家から出場していましたが、足腰が痛くなった私に代わって息子を補欠として参加を申し出ました。

なにせ優勝チームには賞金が出ますので迷惑をかけない補欠で、と思ったのです。でも、組の方たちが、ルールも何も知らない息子に手取り足取りでいろいろ教えて下さり、励ましてくださったりで、息子は喜んで練習に参加するようになりました。下手ながらも試合に出場させていただき、打ち上げ会にも参加し、息子は誇らしげに帰ってきました。

その後、組の方から「町内のミニバレークラブに大ちゃんを参加させんですか?」とお話しをいただきました。「迷惑をかけるのでは?大丈夫でしょうか?」「なーん、大ちゃんが楽しいと思うのが一番だし、練習したら上手になっていきますよ」とおっしゃって下さいました。息子もいきたいと希望しましたので参加させていただきました。

そうは言うものの、心配で一度練習を覗きに行きました。そこには生き生きとした息子の姿がありました。上手でもない息子は「ハイ、○○さん次お願い!」コートの中で楽しそうに声をあげてボールを追っています。

失敗した時は大袈裟なジェスチャーや大声で「ヨッシャー!」とちょっと変な言動もあるのですが、サークルの方たちが温かく見守り、サポートして下さっている事がひしひしと感じられ、有難く思わず涙ぐんでしまいました。対外試合にも上手でもない息子を出場させていただいています。

サークルの方たちはミニバレー以外の場所でも息子に声をかけてくださいます。「ミニバレーの人たちは僕の仲間だもん」と誇らしげに言う息子は、地域の方たちから人生の大切な物を得ています。感謝の気持ちでいっぱいです。


  すぎなみ旗争奪
     中学校軟式野球大会初優勝!

第14回菊陽町すぎなみ旗争奪中学校軟式野球大会が9月17日(土)18日(日)、町民グラウンドを主会場に、菊池郡市の中学校13校と阿蘇西原中、植木五霊中、八代第一中の計16チームのトーナメント戦で行われました。
  菊陽中野球部は、初戦合志中をサヨナラ勝ちで下し勢いに乗り、八代第一中、練習試合で負けた旭志中にリベンジを果たし、決勝では兄弟校の武蔵ヶ丘中をやぶり、見事初優勝を飾ることができました。
  おごることなく、本当の意味で強い、すばらしいチームを目指したいと思います。
  今後ともご声援よろしくお願いします。


 ハローウィンまで
       待ちきれません

合志町幾久富にある「パンダ模型」店頭に、かぼちゃの人形が並んでいます。店主の松本栄光さんが、お土産に貰ったかぼちゃの種を4年前から栽培し収穫したものに、かわいい顔を描いて並べたもの。
  大きいものは30kgにもなり、並べるのにも苦労されるそうです。今年は50個ものかぼちゃが次々と登場し、来店するお客さんを迎えています。



 
古川 沙紀(さき)さん 1歳4ヵ月 新成区

 お姉ちゃんの保育園の運動会の応援に来ました。お姉ちゃんのダンスに合わせて、一緒に踊りました。


       
   
名前 中隊長 約8歳 メス
7年前、やせこけた野良犬を保護しました。顔が漫画の「のらくろ上等兵」に出てくる“中隊長”にそっくりで、中隊長と呼んでいましたが、実はメスでした。
       合志良人さん 三里木北区

     
菊陽町文化の香り高いまちづくり事業
第11回“さんさん”コンサート
津軽三味線ねぷた囃子
    感じてください、津軽の心。
日時 11月13日(日)
開場  午後1時30分 開演 2時
場所 菊陽町図書館ホール
入場料 1000円
問合せ 菊陽町役場企画財政課
         п@232−2112

 “さんさん”コンサートのチケットを、ペアで3組の方にプレゼント致します。ご希望の方は、チケット希望とお書き添えの上、住所 氏名 年齢 職業を書いて、FAXまたはハガキでご応募下さい。
  締め切りは10月30日(日)必着。
宛先   ワンネス編集室


 

《編集後記》

図書館で職場体験中の菊陽中学校の生徒たちに聞くと「機械を使うカウンター業務は楽しいけれど、来られた方に何と言っていいか分からない」と話していました。人と接する事は、難しいことだなあと感じました。
  私たちスタッフもインタビューする時には緊張しますが、いつも皆さんが快く答えてくださり、とても嬉しく思っています。お気軽に声をかけてくださいね。(T.I)