ワンネス 274号 2005/7/24発行
元気いっぱい手作りバザー   
              杉並台幼稚園

 7月8日(金)杉並台幼稚園(伊藤博士園長)で、保護者会(北山あけみ会長)主催のバザーが行われ、子どもたちはたくさんの催しを楽しみました。
  「子どもたちにはバザーの楽しさを、先生方には日頃の感謝を、そして保護者同士の親睦を…」との思いを込めた手作りバザーは、各クラス保護者の工夫を凝らしたものばかり。わくわくルームでは風船のプールに滑り台でドボン!亀の島を渡ったりと子どもたちも大喜び。MYうちわのコーナーは親子で白いうちわに手形をつけて、好きなキャラクターの切り抜きを貼ったりしてオリジナルうちわを作りました。また、スーパーボールすくいやヨーヨーつり、ペットボトルのボウリング、駄菓子つりとたくさんのゲームには行列ができていました。
  きく組のたかきみくさん、きたやましょうくんは「スーパーボールがとれて良かった。楽しいよ」と駄菓子つりの景品やヨーヨーを持って元気よく遊んでいました。

●色々なゲームがたくさん!!楽しそうでしたよ。私もMYうちわ作りたかった〜!お母さんたちのパワー、すごい! 井


力作を展示
      芸術家の町“菊陽町展”

 今年も芸術家の町“菊陽町展”が、熊本市の画廊喫茶「南風堂」で7月1日(金)から9日(土)まで開かれました。
  有志15名から、油絵、水彩、版画、彫塑と多様なジャンルの出品があり、多くの来場者が鑑賞に訪れました。
  この展覧会は、菊陽町在住者有志により毎年実施され今年で3回目。プロ・アマの別なく続けられています。

〈出品者〉
 上村 隆一  緒方 麻子  岡本 民也
  金丸 善子  合志  功  酒井  亨
  嵯峨 邦子  佐田 恭子  生山 マツ子
  馬場 幸生  福永 邦彦  南部 ツキ代
  藤山 敬子  山川 和子  吉永 節子  

●芸術家の町菊陽町ならではの作品が、展示されていましたね。是非、菊陽町でも展覧会をして見せてくださいね。谷川


新しいバレーボールを楽しんで
         合志町スポーツフェスティバル

 6月26日(日)合志町総合体育館で、スポーツフェスティバルが開かれ、たくさんの町民が参加してスポーツに親しみ、親睦を深めました。
  今年はペタンク、アジャタ(玉入れ)、ワンバウンドフラバールバレーボールの3種目に小学生から年配の方まで男女を問わず参加。合志杉並台チームはワンバウンドフラバールバレーボールに参加。このバレーは今年始めて採用された種目で、サーブレシーブは従来どうりですが、ラリー中は必ずワンバウンドしてから返すことや、変形ボールを使用するため弾み方も一様でないことに、戸惑いながらの対戦となりました。  
  参加者は「ワンバウンド!」の声を掛け合いながら熱戦を戦い、得失点差で合志杉並台がパート優勝を飾りました。
  「ワンバウンドを意識しないといけないので、頭の体操になりました。久しぶりにいい汗かきました」と石丸勲子さん(合志杉並台)は笑顔で話してくれました。

●変わった形のボールで見ているほうは面白かったのですが、参加された方は、意外と運動量が多く、21点3セット制とあって、大変きつかったようです。お疲れ様でした。 岩田


心を一つにしてナイスプレー
              西校区レクリェーション大会

  菊陽町西校区体育協会が主催する第22回西校区レクリェーション大会が6月26日(日)西小体育館で行われ、西小学校8地区から約300名が参加しスポーツで交流を深めました。
  開会式では青葉台子ども会の窪田光浩くん(6年)が「みんなで協力して、仲良く楽しく正々堂々とプレーすることを誓います」と選手宣誓。
  子ども会の部はドッヂビーの競技があり、元気いっぱいのプレーに応援の保護者から大きな声援が送られていました。
  「頑張ったけど当たってしまい悔しかった」と東ヶ丘子ども会チームの釘抜詠樹くん(4年)。子ども会の部で優勝した三里木子ども会チームの伊藤宏一郎くん(6年)は「みんなで力を合わせて頑張りました。優勝できて嬉しいです」と笑顔で話してくれました。
  このあと大人の部はソフトバレーボールの競技が行われ、楽しくプレーしていました。 大人の部、子ども会の部をあわせた総合優勝は青葉台区でした。


優勝した三里木区子ども会のみなさん おめでとう!  

●体育館は子どもたちの熱気でムンムンでしたが、みんな一生懸命がんばっていました。子ども会の部で優勝した三里木子ども会の皆さんの笑顔が印象的でした。お疲れ様でした。 谷川


  (40)菊陽町手をつなぐ心障者の会   「つくしんぼ」会長 坂田義美

今回と次回は、つくしんぼ会員で、企業で働く知的障害者の娘さんのお母さんに、子どもの成長と成長の中で思ったことや地域への思いを書いていただきました。

         知的障害の娘と歩んで
     …地域での共生を願う…
〈前編〉     西田美和子

知的障害を持って生まれた娘も今年で22歳になりました。民間会社に就職して3年、毎朝5時半に起き、電車を乗り継いで1時間半かけて会社に元気に通っています。4ヵ月半前までは…。
今大きな選択を迫られているところですが、後半でふれることにし、娘と歩んで気付かされた事をお話ししたいと思います。

小さい頃は人見知りが激しい、言葉が遅い等ありましたが他の兄弟となんら変わる感じはしませんでした。小学校に入学する頃になり、違いに少しずつ気づき始めました。数と物が1対1で結びつかない。本を読ませたら1文字毎に息を吸って区切る。右や左、信号の赤や青が覚えられない等々。

でも横断歩道は正しく渡れるんですよ。学習バトルの末に私が悟ったことは、左右や赤青等、人間が便宜上決めたことであって、右が左であったっていいわけなんだと。と同時に、何の苦も無く物や数を認識できる事がどんなに偉大な事かも気付かされました。

小・中と普通学校に行きましたが、クラスの中でどうしても問題のキーマンになることが度々で、母として一番涙したのもこの時期でした。なんとか先生や仲間に支えられ卒業までたどり着きましたが、その先が見つけられません。選択肢は養護学校のみ、そこへ行く為には療育手帳が必要との事。

いざ役場の窓口で手帳を提示された時、私は思わず担当の方にきいていました。「これには、どんなメリットがあるんですか?」 私はその手帳を手にすべきかせざるべきか迷ったのです。何だか人間の世界に1本のラインを引いて、娘はこっちの人間よと親自身が線引きしてしまうようで…。

結局、娘は養護学校に進みました。
(養護学校)=(障害者)=(普通でない子)そんな私の差別の目も、色んな子どもと接する中で変わっていきました。
  普通って何?どんな基準?
  この子たち、それぞれに出来ることがあるんだと。  つづく‥


菊陽西小学校で6年生に食育の授業をされた、「春香のだんらん料理教室」主宰の池田春香さんにお話しを聞きました。

◆「食育」とはどういうことですか
  食べることの意味や、家族と囲む楽しい食卓のあり方を伝えることで、心と体を自分で作り上げることが出来るように情報を提供することです。

◆食育に取り組もうと思ったきっかけは

  今の若い人たちの料理力の無さを知り、自宅で料理教室を3年前に始めました。結婚前の人たちに、最低限必要な料理力を付けてあげたいと思いましたが、みんな忙しく時間が足りませんでした。

◆なぜ小学生に
  食事について学ぶ時間の余裕があるのは、小学生のうちかなと思い始めました。

◆6年生に授業をしてみていかがでしたか

  一言で言えば「受け身」に慣れすぎていると思いました。料理は家族の喜ぶ顔を見るチャンス、自分が家族を幸せにしてあげられるチャンスです。料理をすれば、受け身から能動的になれます。


◆具体的に何を取り上げられましたか
  「何をどれくらい食べればいいか。なぜ、選んで食べなければいけないのか」の他、食品添加物や地産地消などを、実物を見せながら話し、自分の体を自分で作り上げる、自己管理能力を育てることが出来るようにと考えました。また、食事が楽しくなるように、テーブルセッティングの仕方や食事のマナーも教えました。

◆今後どんな活動をしたいですか
  子どもの年齢にあった内容を、目・耳・舌など五感を刺激しながら話し、食べることを通して、命や家族や自分を大切にすることを学んでもらえるように工夫していきたいと思います。

新年度の活動開始

       菊陽ロータリークラブ

  熊本菊陽ロータリークラブは7月1日に新年度を迎え、新役員(会長 山口治利・幹事 石炭行信)のもとで‘05〜‘06年度の活動を始めました。
  菊陽クラブは現在16名の会員がおり、地道な奉仕活動を続けて16年目になります。ロータリークラブの名称はあまり聞き慣れないかもしれませんが、全世界で120万人を擁する国際的な奉仕団体として有名です。本年度は、地域に密着した社会奉仕をめざし、地域の方々との交流を図って行こうと思っています。
  交流を希望されるかたは、下記のFAX番号へご連絡をお願いいたします。 Fax のみ 096-338-0901


   夏祭りで踊ろう!

オーレ、オーレ!マツケンサンバ

7月19日(火)菊陽町夏祭り総踊りの練習があり、菊陽音頭とマツケンサンバUを踊りました。練習はあと2回。7月26日(火)、8月2日(火)に菊陽中体育館で午後7時半からあります。みんなで一緒に踊ってみませんか!




大林結菜(ゆいな)
さん 
1歳11ヵ月 新山区

新山のばばちゃんちに遊びに来ました。もうすぐ2歳の元気な女の子です。


劇団「風の子九州」巡回公演


親子で触れ合える遊びや、布を使った遊びなども交える、体験型の演劇公演です。小さいお子さんでも楽しく見ることができます。お誘いあわせておいで下さい。

日時 8月2日(火)
    午前10時開場 10時半開演
場所 西部町民センター 
       入場無料
問合せ むさしがおかじどうかん
      338−3443


 《編集後記》
梅雨明けしたとたんにこの暑さ!分かってはいても、熊本の夏は暑いですね。暑さの元はこのセミの声。うるさーい! 子どもの頃はこの抜け殻を見ただけでセミの名前を当てる友達がいたんですよねえ。(T.I)