ワンネス 270号 2005/6/26発行
グラウンドゴルフで親睦  
                あさひヶ丘区

 晴天の6月5日(日)あさひヶ丘区(淀 保志区長)の区民の親睦をはかるグラウンドゴルフが、菊陽町民グラウンドで行われ、みんなで楽しい時間を過ごしました。
 参加者80人の20チームで試合を行われ、明るい笑い声と「強いよ!」「あら、おしか〜」と声も聞かれ、和気あいあいとゲームを楽しみました。
 強い日差しをさけて、ときおり日蔭に入りながらゲームをしていた江藤喜美子さん、大塚宏子さんは「グラウンドゴルフは、いつもしているわけではありませんが、楽しいですね。ストレス解消になります」とスティックを手に話されました。お母さんやお友だちと参加していた坂田聖尚くん(中部小2年)は「8番でホールインワンしたんだよ!」と嬉しそうに話してくれました。

●暑い日でしたが風が気持ちよかったです。ホールインワンも何本も出て皆さん大活躍でした。お疲れ様でした。(井)


 的をめがけて
      四半的城北ブロック大会

 6月4日(土)菊陽町立体育館で、県内や宮崎県から19チームが参加し四半的弓道連盟競射大会城北ブロック大会が開かれ、約100名が参加しました。
 最高齢88歳、平均年齢も70歳代の参加者は「さあ行こう!」の掛け声でいっせいに弓を構えて的を狙い「当たり!」の声がかかると元気な笑顔を見せていました。
 菊陽協会の皆さんは今回はお世話役で、競技に参加はしませんでしたが、得点表の管理など運営に汗を流していました。
 宮崎県五ヶ瀬町から参加した新田テイ子さんは「姿勢がよくなるし、仲間との交流の楽しみもあります」と、仲間9人と仲良く弓を引いていました。

●座ってできるし、集中力も養えるとあって、生涯スポーツとしてとてもいいなぁと思いました。皆さんお元気で遠出も苦にされないところに感心しました。(岩田)


美しい風景に感激!  菊陽町歩こう会

 菊陽町歩こう会(相馬安治会長)は5月例会として5月26日から2泊3日の日程で、鳥取、京都への旅行を行いました。
 26日朝7時、菊陽町中央公民館前を出発し飛行機にて大阪伊丹空港へ到着。最初に、日本三大砂丘の一つ鳥取砂丘の美しい風景を見て感激しました。27日は、全長約3.6kmの細長い砂嘴(さし)と、白い砂浜には約8000本もの黒松が生え、日本三景と呼ばれる天橋立をケーブルカーとリフト、遊覧船から観光しました。展望所から股のぞきで天橋立を見ると海面に黒松が写り、水墨画のように見えました。岸壁の母の記念碑があるので有名な、舞鶴引揚記念館も見学し「平和の尊さ」を実感しました。28日は、京都市内観光となり比叡山、嵐山、金閣寺を廻り、金閣寺をバックに記念写真を撮りました。
 参加した前田アツ子さんは「今年から歩こう会に参加し、今回で2回目の旅行でした。鳥取砂丘から見る日本海の青さに感激しました。来て良かったと思いました」と喜ばれました。

●充実した2泊3日でしたね。今回は聞き取りで文章を書かせていただきました。とてもうらやましく思いました。機会があれば一緒に旅行に出掛けたいです。(谷川)


 ナイスプレー続出
        菊陽町ソフトバレーボール大会

 菊陽町ソフトバレーボール協会(坂本俊治会長)が主催する第9回菊陽町ソフトバレーボール大会が6月5日(日)菊陽中体育館で行われ27チームが出場し、熱戦を展開しました。
 開会式では、クレイジーチームの園田亮介さんが「日頃の練習の成果を十二分に発揮し、正々堂々とプレーすることを誓います」と選手宣誓のあと試合開始。
 各チーム「来るよー」や「ナイスプレー」など声を掛け合いながら、スピード感あふれる試合を行いました。
 Tubomiチームの坂本千晴さんは「たくさん試合ができ、体力的には大変ですが、やりがいがあります。一勝目指して頑張ります」と話されました。
<優勝>
 トリムAの部・TVC熊本 レディースの部・アラビアンナイト
 トリムBの部・平和糖B

●日頃の練習の成果が出て、みなさんとても上手です。勢いあまってボールがカメラを持つ私にぶつかることもしばしば・・・。痛いです!お疲れ様でした!(谷川)


  (39) 菊陽町手をつなぐ心障者の会
                    「つくしんぼ」会長 坂田義美

  親の願いD     前回(266号)より続く
自閉症の我が子に残したいもの<後編> 下津久礼区 冨永悦子


自閉症の30歳の長男が、社会生活で出来ないことはたくさんあります。相手とのコミニュケーションが取れず自分の思いや考えを伝えられません。簡単で常識的なことも、教えられたことしかできず、訳の判らない奇声を発したり、自分で考えて行動することも難しい様です。出来ないことがいっぱいですが、自宅での日常生活はほとんど困りません。

しかし、一人で目的を持って遊びに行くことが出来ないので、親がスケジュール等考えて一緒に遊んでやればいいのですが、休日にのんびりする気持ちのゆとりと体力が私の方にはありません。長男は朝の掃除、洗濯等の家事手伝いが終わったら結局何もすることがなくテレビを見ています。

でも、月曜日から金曜日まで通所するところがあることは本当に有り難いことですし、月に2回ですが、障害者とボランティアで楽しむ「虹の会」という太鼓の練習をする場があること等、多くの方の理解と支えで、ここまでやって来られたのだと感謝しています。

菊陽町にも、キャロットサービスや在宅支援制度などの福祉サービスがあります。困った時に助け合える制度があることは有り難いことです。より充実した制度になるためには、多くの声を届けることが大切なことかもしれません。

障害者を我が子に持つことは私自身予期していなかったことで大変なこともありますが、それを喜びとして一緒に生活すれば、楽しいことや教えられることがたくさんあります。何が起きてもプラス思考で出来ることを支え合いながら生きていけるのは有り難いことです。

我が子に何を残すかだけでなく、私の定年後の生き甲斐づくりとしても、地域で長男を含めて、活き活きと生活できることを探したいと思っています。いろんな人が休日や余暇に気楽に集えるような場所が地域にあったらいいな、そんなことを考えている今日この頃です。



菊陽町中央公民館主催講座 写真教室

講師は大塚 守さん。第1、第3月曜日午後7時から9時まで、楽しく和気あいあいと勉強しています。フラワーヒルズや菊池渓谷などに出掛けて撮影する野外学習も楽しみです。
 初心者でも大歓迎です。お手持ちのカメラを活用してみませんか!(デジカメ可)
申込・問合せ
菊陽町中央公民館  232−2116



デイサービスセンター「星の里」

    「星の里」理事長  古川 實人

 歳をとると身体もこころも弱くなっていきます。おまけに以前のように社会や家庭で本当に必要な存在でなくなっていきます。高齢になるにつれ、悲しく寂しくなる方が多いようです。現在、寝たきりで入院中の84歳の母を看ていてそう思います。
 しかし、私もすぐ高齢者になり、自らがお世話になる立場になります。誰でもおそかれ早かれ高齢者になります。どうせならもっと楽しく生き生きと歳をとりたいものです。そして楽しく介護と医療をうけたいものです。
 「今を生きる」―これは数千年の歴史を持つ仏教の智慧です。日々一瞬一瞬、生きることのすばらしさを実感することです。
考えようでは、歳を重ねることは楽しいものです。今まで長く生きてきた人生のさまざまな体験と智慧を周りの人々に伝えることも大切な使命かもしれません。
 「星の里」では、ご利用される方々がご家庭と同じような雰囲気でお過ごしになれるように、心のこもったあったかい家庭料理でお待ちしています。食べ物はいのちです。ご希望の方には玄米もお出ししています。「食」と「癒し」の「星の里」に一度お出かけ下さい。6月1日より開所しています。    232−3608


  「星の里」のスタッフ

浜ア颯詩(そうた)くん 1歳 下原区

 昨年11月に鹿児島から引っ越してきました。お友だちもできたよ!音楽にあわせて踊るのが好きなボクです。みんなヨロシクネ!

    百合

花言葉 雄大な愛・威厳・高貴

 娘の友人から頂いた球根を育ててみたら、こんなに大きな花が咲きました。
 「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」といわれるように、美しい人のたとえにもなっています。  撮影場所 下津久礼区 冨永ノブ子さん宅


                       
スポーツクラブきくよう

プールで体操!フィットネスアクア

 水中ウォーキングやアクアビクスを行います。皆さんも参加してみませんか!

日 時 7月4日から 毎週月曜 計8回
    午後7時30分〜8時30分
(プールは午後7時から9時まで利用可)
場 所 スポーツパレス アスパ
参加費 会員 3,200円 
    一般 6,800円 (入場料・保険料)
準備物 水着、バスタオル、帽子、ゴーグル等
    ※水中シューズ使用可
対 象 中学生〜大人  定 員 50名 
申込締切 6月29日(水)
申込・問合せ
 スポーツクラブきくよう事務局
          233−1520


こうしケアマネクラブ
   三周年記念セミナー

三好春樹講演会

新しい介護を始めよう!
〜身体障害者の見方とアプローチ〜
実技〜肩マヒで固まった
   指の開き方とパーキンソン体操

日 時 7月10日(日)午後7時〜9時
会 場 指定介護老人福祉施設
    紀水ナーシングホーム
参加費 2,000円
 午後9時30分から講師を囲んで懇親会を予定しています。参加ご希望の方は事前にお申込み下さい。
申込・問合せ
こうしケアマネクラブ 代表 庭田孝男
事務局 紀水ナーシングホーム内
          248−7110


《編集後記》
先日、津留区の矢野郁夫さん宅裏庭に「夜になると“ホタル”が乱舞しますよ!」との情報がありさっそく伺い取材開始。美しいホタルは見れたのですが、写真を撮ると・・・(>_<)残念ながら菊陽町のホタルを紙面では紹介できませんでしたが、また来年見に行きます。 (N・T)