ワンネス 256号 2005/3/13発行
子育てにマニュアルなし
        菊陽西小学校母親委員会

 子育ての講演が聞きたいという保護者の要望で、菊陽西小学校PTA(辻 浩一会長)母親委員会(宮田知子委員長)が主催する子育て講演会が、2月20日(日)同小学校で行われました。
 講師は菊陽町在住で「子育てにマニュアルなし!」の著者、吉野由美さん。会場の多目的ホールには保護者ら約50名が参加。熊本弁で話す吉野さんのダイナミックな子育て体験が語られました。
 「子どもには『〜しなさい』は使わん。どうしたらいいかば考えさする。子どもは失敗すっとが当たり前だけん。『どうしてこぎゃんしたとか?』て質問に換えてみる。自分の小さか時のこつば思い出してみなっせ。その時はわからんでも大きくなるうちに分かってきたでしょうが?」「人との出会いが人生を変えることもある。人とたくさん触れ合わせることは親の役目じゃなかでしょうか」という話にお母さんたちも聞き入っていました。
政岡祐子さんは、「泣き笑いの楽しい時間でした。これからの子育ての参考にします」と話してくれました。

●講師の吉野さんと私は小、中学の同級生です。当時の彼女も活発だったけど、パワーアップして生き生きしていました。彼女とS先生の出会いが彼女を変えたと始めて知りました。 井


生きること、死ぬこと
         図書館を楽しむ会

 図書館を楽しむ会(阪本やすし会長)の自主講座が2月14日(月)菊陽町図書館ホールで『仏教に学ぶ―生きかた死にかた』と題し、浄土真宗普賢寺の菊城淳真住職を迎えて行われました。
 仏教で説く迷いの境界“六道(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上)”とその原因と結果なども分かり易く話されました。最後に「自分の人生のおしまいの仕方を考えていきましょう。それがよりよい生きかた、ひいてはより良く死ぬと言うことになると肝に銘じましょう」と話されると参加者の中には、うなづく姿も見られました。
 森久保峰子さん(新山区)は「自分が置かれている立場、忘れていることを思い出しました。聞きに来てよかったです」と話されました。

●「良い死に方それまでどれだけ充実して生きていたか、いい生き方をしていたかで決まる」自分の一生の終焉の時を後悔することなく生きようと思いました。 井


ストライクを目指して!
                ボウリング教室

菊陽町教育委員会が主催するボウリング教室が、2月23日、3月2日、9日、16日、23日の全5回、菊陽ボウルで行われています。
 2月23日は、ミーティングルームで菊陽ボウルの甲斐 淳さんより5回行われるプログラムの説明とビデオを見てボウリングについての勉強をしました。場所をレーンに移し、立つ位置やボウルを投げるフォーム、タイミングなどの講習のあと、教えられたことを守りながら実際に投げました。
 参加した中尾 綾さんは「全くの初心者です。投げるタイミングを教えてもらい初めてストライクが出ました。楽しかったです」と話されました。
 次回以降は、スコアの付け方などを学習します。最終日には受講生による大会も行われる予定となっています。

●ボウリングの基本から丁寧に教えてくれました。次回開催されるときは是非参加者として伺いたいです。谷川


学習の成果を発表  公民館大会  

平成16年度菊陽町公民館大会が2月20日(日)菊陽町図書館ホールで行われ、多数の来場者が訪れました。
 地域活動推進モデル公民館の指定を受けている柳水区と花立区の実践発表や、フープやリボンを使い音楽に合わせ元気に踊った“さわやかスポーツ教室”、自分の作った作品を着て開場の皆さんに披露した“洋裁教室”など、中央公民館の講座生が日頃の学習の成果を発表しました。
 また、ホワイエにはパッチワークや短歌教室、プランター園芸教室などたくさんの作品が展示されていました。
 さわやかスポーツ教室の本田温代さんは「練習回数が少なかったのでハラハラドキドキでしたが、楽しみながら一生懸命踊りました」と話されました。

●作品の展示もステージ発表も素晴らしいものがありました。皆さんお疲れ様でした。谷川


 (19)いのちの絆の源に               緑陽台区 勝木信子
        ヌチヌグスージ

ここまで、地球SOSというテーマで、紫外線、遺伝子組み換え、言葉などを通して命との関わりを考えてきました。
 
人は一人では生きてはゆけない。生きるということは食べるということ。食べるということは他の命をいただいているということ。他の命は地球の大地やお日様や水から育まれたもの。自然とは命そのもの。人はその自然の一部なのです。この自然との命のつながりを横の糸とすると、人が地球上に誕生してからこれまで命をつないできたという縦の糸があります。

ここに縦の糸をそのまんま伝えてくれる「いのちのまつり《ヌチヌグスージ》」という絵本があります。《ヌチヌグスージ》とは、沖縄の方言で“いのちのお祝い、いのちのお祭り”という意味だそうです。

その一節から・・・
「ぼうやにいのちをくれた人は誰ね〜?」
「それは・・・お父さんとお母さん」
「そうだねえ。いのちをくれた人をご先祖さまと言うんだよ」
《中略》
「ねえ、おばあさん、ぼくのご先祖さまって何人いるの?」
コウちゃんは、指をおって数えてみることにしました。
すると・・・

この先は絵本を是非ご覧下さい。すごいことになっています。今の自分の命の奇跡に驚くこと間違いなし。絵本だから感じることができる迫力です。
縦の糸と横の糸の絶妙なバランスの中に命は在ります。だから、自分を大切にしなくてはならない。自分を大切にするとは、自分を甘やかすとか自分勝手とは違う、全てのバランスの中に奇跡的に今自分は生かされているのだと意識することではないかと思うのです。

自分を大切にするということが出来て、初めて誰かを大切にすることが出来る。自然を大切にする気持ちが自ずと湧いてくる。環境問題も毎日のように起こる殺人事件や自殺や子どもたちの悲劇も戦争も・・・つきつめると問題の根源は人の心の中に全てあると思うのです。皆様はどのように思われますか?

約3年にわたって連載を続けてまいりました。来春まで約1年間しばらくお休みをいただくことになりました。電磁波問題や地球温暖化問題など情報を整理してまたこのワンネスに掲載できたらと思っています。ありがとうございました。

引用 いのちのまつり「ヌチヌグスージ」
作  草場 一壽 サンマーク出版


  応援しました!

第49回金栗記念熊日30kmロードレースが2月27日(日)行われ、びぷれす熊日会館をスタート・ゴールに原水を折り返す日本陸連公認コースを53選手が走り抜けました。
優勝した松宮隆行選手(コニカミノルタ)は1時間28分0秒の世界新記録でした。



エキストラに出演しました!

          青葉台区 藤本雅子      
TBSテレビ放送50周年記スペシャルドラマ「青春の門」のエキストラに応募し採用された私は、2月20・21日の撮影に参加してきました。炭鉱住婦人という役どころで、小雪の降る中で荒尾万田炭鉱跡での撮影は、佐藤浩一さん、鈴木京香さん、豊川悦司さん、岸谷五郎さんたち有名な俳優のみなさんと一緒でした。
 佐藤浩一さんは優しくて、撮影後握手してもらいました。鈴木京香さんは、物腰の優しいとってもきれいな人でした。素敵な豊川悦司さん!!すぐ側で撮影を見ることができうれしかったです。
 RKK熊本放送で3月21・22日2夜連続で放送があるそうです。私、映ってるかなあ?みなさん是非見てください!

 
 題 名 にんげんだもの    
 著 者 相田みつを
 出 版 文化出版局

相田みつをさんの作品集です。一文字だけの書から詩までありますが、相田氏の独自の書体で書かれている言葉の数々からは力強さとともに、優しさや温かさというものが感じられます。
 シンプルな言葉で書かれているからこそ伝わりやすく、考えさせられるものがあります。生きる力のたくさん詰まった、そんな一冊ではないかと思います。
      菊陽町図書館司書 清野さとみ



   明日はホワイトデー!

もらってうれしい?ホワイトデー売れ筋ベスト3

1位 エンジェルハート オードトワレ
南国を思わせる甘くトロピカルな香り!
真っ赤なハート型のボトルがとっても
キュート?  ¥2,814

2位 Pinky&Dianne  ポーチセット
ミニタオル・ポーチ・ブラシケース・ミラーのセット
   
3位 FIORUCCI   携帯ストラップ

ハートのデザインをモチーフにお手頃価格が人気!
¥1,575〜2,100






阪本龍紀(たつのり)くん
 2歳 下原区

デカレンジャーやトーマスが大好き!お姉ちゃんたちと毎日元気に遊んでいます。

《編集後記》
3月だというのに寒気が日本列島を包み雪が降ったと思えば、小春日和で過ごしやすかったりしています。そして杉花粉の飛散もすごいようです。体調には十分ご注意下さい。 (N・T)