ワンネス 249号 2005/1/23発行

水しぶきの中の標的落とし
        菊陽町消防団出初式

 菊陽町消防団出初式が1月9日(日)さんさん公園スポーツ広場で行われました。
 鎌田博昭団長が「我々消防団員はひとたび災害が発生すれば地域住民の生命、身体及び財産を守るという崇高な使命のもとに任務を成し遂げなければなりません」と訓示。各分団ごとに「通常点検」を行い、きびきびとした行動を披露しました。
 また、みどり、さくら、武蔵ヶ丘第1、第2の幼年消防クラブの園児たちも分列行進と通常点検を行い、可愛い姿に会場からは大きな拍手が送られていました。 
 さくら保育園の矢野成豪くんは「練習は厳しかったけど通常点検を頑張りました」と話してくれました。 
 団員による「標的落とし競技」もあり、高さ16mの標的をうまく落とす班や、なかなか落とせずに、水しぶきを浴び苦労する班もありました。
 3つの競技が行われ、結果は、規律服装の部は第4分団、機械器具の部は第4分団、標的落としの部は第2分団第5班が優勝しました。

●小雪舞う極寒の中行われた出初式。「寒かった〜!」消防団員さん 大変ご苦労様でした。 谷川


  元気よく行進するさくら園の子どもたち


 悪質商法にご用心
        菊陽町高齢者大学

 菊陽町高齢者大学12月講座が12月15日(水)菊陽町図書館ホールで行われ、悪質商法対処について学習しました。
 熊本県消費生活センター金融広報アドバイザーの詫間幸江さんを講師に迎え、悪質商法の被害にあわないために「オレオレ詐欺」や「架空請求」の特徴や手口、その対処法を学びました。
 「最近のオレオレ詐欺は手が込んでいて、受け側の情報が全部分かっているようです。時代の流れをうまくつかんでだましています。被害にあわないためにもまず、相談しましょう」と講師の詫間さん。
 参加した五味安子さんは「知っているつもりでしたが、とても勉強になりました。十分気をつけます」と話されました。

●とても勉強になりました。オレオレ詐欺にあわないよう十分注意します。谷川


 仲良くぺったん
          菊陽杉並台子ども会

 菊陽杉並台子ども会(坂口賢仁会長)主催のおたのしみ会を兼ねたおもちつき会が、12月19日(日)杉並台南公園で行われました。自治会からはつき手、婦人部は豚汁作りと丸め方でお手伝いで参加。たくさんの人が年末の行事を楽しみました。
 湯気の上がるせいろから蒸されたもち米が臼に入れられると、順番を待つ子どもの列ができ、交代でもちつきを体験しました。「腰を入れて頑張ってついて」と声がかかり、和気あいあいとした雰囲気。つきあがったお餅はそれぞれ持参したお皿に入れ、用意された納豆やきな粉などをつけおいしそうに食べていました。
 松岡裕樹くん(3年)は「お餅がくっついて、きねが重かったけど、おもしろかった!」と元気良くおもちをついていました。もちつきのあと、自治会や婦人部など参加者みんなで豚汁を食べて身体を暖め、子どもたちはおたのしみ会で楽しい一日を過ごしました。

●「子どもたちに季節の行事を体験して、思い出作りにして欲しい」と、子ども会会長は話されていました。皆一緒だと楽しいですね。私もおもちごちそう様でした〜! 井


 つきたてのお餅で親睦
      ひばりヶ丘区もちつき大会

 ひばりヶ丘区(石島哲生区長)の持ちつき大会が12月19日(日)区の公民館で行われ70名が参加し35kgのもちをつきあげました。
 蒸しあがったもち米を参加者全員で杵と臼を使って手際良く餅つき。「初めてもちをつきました。うまくつけたと思います。楽しかったけど頑張ってついたので手が痛いです。自分でついた餅はとてもおいしい」と姉妹で参加した岡淳美さん(中部小4年)と愛美さん(2年)。
 石島区長は「区の親睦行事として毎年行っています。粘り強い年が迎えられるように、いやなことでも何でも餅に包んで食べてしまえば年忘れになりますね」と話されました。
 ついた餅は、あんこ、納豆、きなこ、のり餅などにして会食し、益々区の親睦を図りました。

●つきたてのお餅をご馳走になりました。とてもおいしかったです。今年も一年良い年でありますように! 谷川


  (23)上津久礼区 古川医院 古川まこと 
      健康と「死」を考える
          スピリチュアルな健康とは

すべての人はいつまでも健康に元気に長生きしたいと願っています。世界保健機構(WHO)は、健康を基本的人権の一つととらえ、その達成を目的として設立された国連の専門機関です。WHOの健康の定義が「完全な肉体的、精神的及び社会福祉の状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない」(WHO憲章)です。

1999年WHOは理事会決議として健康の定義に「スピリチュアルに健康な状態」を加えました。スピリチュアルとは、「精神の、心の、霊魂の」等の訳があります。
 日本では医療制度が充実しているため、今のところすべての方々が医療を受けられます。そのため医療機関に病気や死が集中し、死が忌むべきものとして一般生活から遠ざけられています。しかし、いつか人間は死にます。死を小さいときから身近な出来事として捉えることも重要です。死を真剣に考えることで「生きること」のすばらしさを実感できると思います。

人類が地球上に現れ、自らの考えを持ち始めたときより、「死」は永遠の課題です。さまざまな宗教者が、長年の修行と体験から啓示をうけ、「死」を克服する智慧を述べています。
 仏教では次のように考えています。「生きていることのすばらしさ、そしていのちや健康より大切な“智慧と慈悲の世界”に気づくと心豊かな人生をすごすことができます。

医療の世界では、健康で長寿が目的となっていますが、仏教ではいのちの長さは問題にしません。人間として成長することが重要なのです。人間の本当の目的とは、生きることの意味・使命・役割を気づき、実現させることです」

いかなる人でも、死への恐怖を持っていますが、これを克服し人間の本来の目的に気づいた時が、スピリチュアルに健康な状態と言えるかも知れません。
 「生と死」についての講演会が開催されます。あなたも「死」について一度考えてみませんか。


  スポーツクラブきくよう     
          アーチェリー

 11月14日(日)さんさん公園スポーツ広場で行われた熊本県アーチェリー協会会長杯に6名が出場し、好成績をおさめました。
30mダブル男子の部
優勝 濱崎善和さん 昨年5月から始めまし     
   た。優勝できて嬉しいです。
3位 松見信也さん 健康管理のため半年前   
   から始めました。アーチェリーを楽し 
   んでます。
18mダブル女子の部
優勝 笹原明日香さん 初めての優勝です。  
   嬉しいです。
2位 笹原有希子さん 次の大会ではもっと
   頑張ります。
3位 笹原由加里さん 
18mダブル男子の部
優勝 廣野裕貴さん 昨年は準優勝、今年は
   優勝でした。嬉しいです。


松見さん
 廣野さん
  由加里さん
   上 明日香さん
   下 有希子さん
   右 濱崎さん

      (18)

今年もよろしくお願いします。2005年はスポーツ種目に合わせたストレッチングを紹介します。 
   ジョギング編

両足を肩幅に開いてまっすぐに立ちます。大きく息を吸って両手を上げて片方の手でもう片方の手首をつかみます。
息を吐きながら、つかんだ手の方へ引くように身体をゆっくり倒し、息を吐き終わったら元に戻します。手を持ち替えて反対の方も同じような要領で行います。
両足を肩幅に開いて立ち、息を吐きながら軽く膝を曲げて、上体を静かに前に倒します。
このとき頭を起こし、背筋を伸ばすように行うことが大切です。膝を曲げずに行うとストレッチ効果が上がります。


先生、保護者、生徒
      が協力して門松作り

                 武蔵ヶ丘中学校
 12月26日(日)武蔵ヶ丘中学校(田代佳行校長)で門松作りが行われました。“良い年が訪れますように”との願いを込めて、丸二日がかりで完成。一番苦労して切った孟宗竹は、スパッと天にも突き刺さるほど。ノコを引いたり竹を押さえたりして、手伝った生徒たちも手作りに大満足の様子でした。
 新生徒会長の小郷秀和くん(2年)は、「これで、新しい年を気持ちよく迎えられます」と満面の笑みを浮かべていました。(文・写真提供 羽根田祐一教諭)

阪本光琉(ひかる)くん 1歳8ヵ月
       緑ヶ丘区

なんさま元気もの!いつもケガが絶えません。

   

本田尚子さん 20歳 三里木北区
 お母さんの着物で成人式を迎えました。将来は銀行に就職できるように、勉強を頑張ります。    
   (撮影協力 なないろ写真場)

      
   「図書館をたのしむ会」自主講座
講演「仏教に学ぶー生きかた、死にかた」
 講 師:普賢寺住職 菊城 淳真先生
 日 時:2月14日(月曜日)
    午後7時〜8時30分
 会 場:菊陽町図書館ホール
 入場料:無料
 問合せ:図書館を楽しむ会事務局
     п@232−1566(古川医院)
《編集後記》
先日我が家に“振り込めサギ”の電話がかかってきました。長女の名をかたり、泣きながらの名演技!?にあやうく信用するところでした。皆さん、気をつけてくださいね。すぐにお金を振り込まないで下さい!!(T.I)