ワンネス 248号 2005/1/16発行

大人としての自覚を持とう 
              菊陽町成人式

 平成17年度菊陽町成人式が1月10日(月)町図書館ホールで開かれ、町内で378名が成人式を迎えました。
 晴れ着に身を包んだ新成人の笑顔があふれ、久しぶりに会う同窓生と話したり写真を撮ったりして、あちらこちらで歓声が上がっていました。
 冨永清次町長から「今日を境に立場や生き方が変わります。夢の実現と成長のチャンスにしてください」との言葉に、新成人代表の荒牧裕勝さんが「成人としての自覚を持ち、学んできたことを生かしていきたいと思います。お父さんお母さん今まで育ててくれてありがとう」と謝辞を述べました。
 会場内は私語も無く、大人としての素晴らしいマナーが示され、町の将来を担う新成人の頼もしい姿に、涙を浮かべる保護者もいました。

“荒れる成人式”の話題がマスコミをにぎわしましたが、菊陽町では騒ぐ人もおらず、感心しました。
 きれいな晴れ着は見ていてこちらもうれしくなりました。(岩田)



ゆっくり歩いて健康に
             ウォークラリー
 スロースポーツウォークラリーが12月5日(日)武蔵ヶ丘北小学校をスタート・ゴールに、18チームが参加して行われ、全員元気に完歩しました。
 細切れになった地図を頼りにスタート。チェックポイントでは、ニュースポーツバッゴーに挑戦したり、ゲームをしたりと家族や友人と仲良く歩き、ゴール近くで思わず駆け出す子どももいました。
 ゴール後は温かい豚汁をいただき、優勝チーム(3kmコースは“ゆゲッツチーム”8kmコースは“東ファミリーズチーム”)が表彰されました。
 母、姉、兄と参加した福田佳尉くん(菊陽中部小1年)は「疲れたー!」と言いながらも8kmコースで3位となり大喜びで賞状を受け取っていました。


寒い中、小さい子どもたちも頑張って歩き通しました。途中コースを間違えたチームもあり大変でした。皆さんお疲れ様でした。(岩田)

心に響くコーラス!
          コールフレンズコンサート

 菊陽町働く婦人の家のコーラスグループ“コールフレンズ”の10周年記念コンサートが12月5日(日)菊陽町図書館ホールで行われ、素晴らしい歌声を披露しました。
 メンバー全員着物で登場した第1部は「青い山脈〜高原列車は行く」を歌い終わったあと田島ケイコ代表が「コーラスを始めて10年の歳月を迎えました。童謡や青春時代の歌から練習をはじめ、今では皆さんが親しんでいる曲にも挑戦しています」とあいさつ。コールフレンズを指導している塚本和乃先生のソロや、神水幼稚園の保護者で結成された“コールあさがお”と一緒に「赤い靴」や「しゃぼん玉」が歌われると会場からは大きな拍手が送られていました。
 第2部は、ピアノ伴奏をしている松尾美和子さんのピアノソロでショパンの「革命」で始まる多彩なプログラムで来場者を楽しませました。

 結成当時からのメンバー松藤ミヨ子さんは「楽しく歌うことができました。練習よりも声が出たようです。声の出る限りみなさんと一緒に歌っていきたいです」と話されました。

着物姿のコーラスも初めてで感激しました。 素晴らしい歌声をありがとうございました。(谷川)


楽しくおせちづくり
           菊陽町三里木町民センター

 菊陽町三里木町民センターの主催講座“おせちづくり”が12月17日(金)同センター調理室で行われ、14名が参加して楽しくおせち料理を作りました。
 長年にわたり学校給食に携った渡辺育子先生を講師に迎え「牛肉の八幡巻」や「レンコンの松前漬」などの6品を作りました。
 「初めての方とも和気あいあいと楽しく料理をすることができました。ダシを摂ったこんぶで一品作ったり、初めてレンジで作った甘酢もとても勉強になりました」と堀野佳代子さん(ひばりヶ丘区)と尾崎リキさん(上津久礼区)。渡辺先生は「さすが皆さん主婦ですね、とても手際が良いです。おせちは学校給食にはありませんので、皆さんに教えて頂きながら楽しく料理ができました」と話されました。

母と一緒におせち作りに参加しました。せっかくだから今年は我が家のおせちは手作り!良かった〜参加して。(谷川)


 (5)
   「放牛地蔵」  〜新町〜

むかしむかし(1685年)熊本の城下町に貧しい鍛冶屋の親子が住んでおったそうな。父親の七左衛門は大変な酒好きで、暮らしは楽にはならず、せがれの七助が野菜売りなどをして過ごしておったそうな。

今日もまた、七左衛門は酒を買ってくるように言いつけた。だが、酒屋にはツケがたくさんたまっておってな、七助は気が重く戸口のところでグズグズしていると、七左衛門はいきなり「火吹き竹」を投げつけたんじゃと。ところが運悪く前を通りかかったお侍の大矢野源左衛門の顔面に当たってしもうた・・。さぁ大変!カンカンに怒ったお侍は、懸命に謝る七左衛門を容赦なく無礼打ちにしてしもうたんや。

せがれの七助はひとえに己の不孝のせいだと嘆き、出家して名を「放牛」と改め一心に父親の供養に努めたんじゃと。そして、30余年の修業の末に「今後10年間のうちに百体の石仏を建て、父の菩提を弔おう」と、大願をたてたんじゃ。

放牛はあちこちの村で托鉢をしてはお布施を集め、コツコツとお地蔵さんを建てていった。田迎小前を一体目として、菊陽町の新町にある開光寺内の放牛地蔵が66体目なんじゃ。そして、大願成就の百体目が熊本市池田にある往生院にあるんじゃと。その表情には悟りをひらいた安らぎさえ感じられるんじゃ。

この地蔵さんの特徴はな、光背に放牛名と何体目かが銘記されすぐわかる。歯痛、母乳の出を良くしてくれるお地蔵様として親しまれておるんじゃ。放牛さんはお慈悲深いお地蔵様。是非一度お参りしてはいかがかな。  (資料 菊陽町史編纂集より)


  

羽ばたけ未来へ 
 ◆押花の年賀状
小原道子さん  宮の上区
年賀状を干支の酉の押し花で飾りました。相手の方の健康を願って花びらや葉っぱを1つひとつ重ねて作りました。同じものはひとつとして有りません。

心を込めて
 ◆酉の置物
村上喜代子さん 宮の上区
着物の端ぎれや古いネクタイで干支の酉の置物を作りました。老人ホームなどへ持っていくと、大変喜ばれました。テレビ番組を参考にして、色々な手芸品に挑戦しています。


   

 阪田シズ子さん 79歳
堰@田崎アツ子さん 75歳 
            上中代区

菊陽町東部町民センター体操教室で習った「白雲の城」を二人で踊りました。
 東部センター祭で発表する前の度胸試しで、菊陽町老連の芸能大会で踊ってみました。皆さんからたくさんの拍手をもらって嬉しいです。これからもリハビリを兼ねて踊ります。

   
題 名  まただまされたな、ワトスン君
著 者  コリン・ブルース
出 版  角川書店

確率、統計、順列組み合わせなどの数学の理念に基づき・・・などと聞くと、チョット苦手と敬遠してしまうのですが、物理学者でもあるこの本の著者は、日常起こりうる事件を、簡単な言葉で分かりやすく説明、解決しています。事件は、あのワトスン君の周りで起きます。解決しているのはもちろんシャーロック・ホームズ氏です。菊陽町図書館司書 外園節子さん


  

馬場春那(はるな)ちゃん 
     3歳 八久保区

着物の似合うお年頃になりました。毎日ドロまみれになって遊んでいるのがウソみたい!今日はおしとやかです。

  
名前 レディ 
   4歳 メス

くだもの大好き!お客さん大好き!一緒に遊びましょう!
 
鳥居世奈さん あさひヶ丘区



   第4回菊陽町男女共同参画セミナー
   〜女と男で築くイキイキ菊陽〜
日 時: 1月28日(金)13時半〜16時
場 所: 菊陽町図書館ホール
講 演: 男女共同参画社会を目指して
      高木絹子氏(弁護士)
問合せ先:三里木町民センター
      п@232−5536
 コーラス(中部小合唱部)、リズムダンス(働く婦人の家講座)、ボランティアによる寸劇などもあります。