ワンネス 208号 2004/3/21発行
元気にわくわくタイム!  
                 中部小発表会

 2月29日(日)菊陽中部小(田中和徳校長)では、“中部っ子わくわくタイム”発表会が行われました。各学年、学級ごとで場所も体育館や多目的ホール、各教室等に分かれての発表会は今年が初めて。
 「子どもたちが一年間張りきって勉強してきたことを、しっかりと最後までごゆっくり参観して下さい」との田中校長先生のお話のあと、1・2年生は生活科、3〜6年生は総合的な学習の時間の中で学んできた一年の成果をいろいろな形で発表しました。
 「来てくれたおうちの人やみんなに良かったよと言ってもらえて嬉しかった」と2年生の川道功太郎くん。4年生の坂本有希さんは「まとめるのが大変だったけど発表したことが分かったよと言ってもらえて嬉しかった」と話してくれました。
 子どもたちの確かな成長に、訪れた保護者や地域の方も満面の笑顔で各会場をまわっていました。






2年生は、町探検に行って学習したことを発表しました。

捨てないで作ってみよう
         エコライフサークル

 捨てられる衣類を再利用しようと、3月5日(金)エコライフサークル(紫藤和代代表)のメンバー10人が武蔵ヶ丘北小学校(長野了一校長)の4年生に、布のわらじ作りを指導しました。
 材料はTシャツやシーツ、着物のはぎれなどを幅4cm程に裂いたもの。わらじ作りは初めての子どもたちは、わからないことばかり。同サークルのメンバーは、一人ひとりに丁寧に教えていました。
 約2時間で両足とも仕上げた子どももおり、きれいな色の鼻緒をつけて履いてみてニッコリ!「難しかったけど、できてうれしい」と松本麻依さん。捨てればごみになる衣類が蘇り、ごみの減量を考えるよい機会になりました。



スポーツ選手と練習 菊陽JBC

 スポーツクラブきくようジュニアバドミントンクラブ(丸山裕監督)の部員24名は2月28日(土)武蔵ヶ丘中体育館で行われた「スポーツ選手とふれあい指導事業 子どもの体力向上キャンペーン」に参加しました。
 講師を務めたのは、昨年全日本実業団バドミントン選手権で初優勝を飾ったNEC九州バドミントン部の今井彰宏監督と幡谷好美選手、末綱聡子選手の3名。
 午前中は基本練習の指導、午後からは試合形式で練習。シャトルの打ち方やグリップの握り方などの基本や高度なテクニックの伝授もあり、子どもたちは真剣に取り組みました。
 「子どもたちとふれあえて楽しかったです。教え方の勉強にもなりました」と指導した末綱選手。参加した赤城明日香さん(中部小5年)涼子さん(3年)は「クリアの打ち方と打点を習ったらフォームがきれいになり、ドロップもできるようになりました」と笑顔で答えてくれました。





白銀にシュプールを描いて
                スポーツクラブきくよう

 スポーツクラブきくようが主催し、大矢野町のスポーツクラブと合同でのスキー教室が、2月28日(土)宮崎県五ヶ瀬ハイランドスキー場であり、楽しい一日を過ごしました。
 着くまで見当たらなかった雪が、ゲレンデには80cmも積もっていてビックリしました。早速練習開始。2時間という短い時間にも関わらず、3人のインストラクターが親切丁寧に指導してくださったおかげで全員すこしは滑れるようになりました。中には、コースを最後まで滑る小中学生もいて、さっそうと白銀にシュプールを描けるようになりました。当日は天気も良かったので、汗びっしょりになるほど夢中になって滑りました。   (文・写真提供 スポーツクラブきくよう)
帰りのバスでは、みなさん疲れていましたが「ぜひ来年も参加したい」とウレシイ声がたくさん聞かれました。試飲した綾町の白ワインはとてもおいしかったですよ!





 (14)     上津久礼区 古川医院 古川まこと    

         ハンセン病は普通の病気    

ハンセン病はらい菌による細菌感染症です。主に抹消神経と皮膚が侵される病気
です。結核や肺炎などと同じような普通の病気です。遺伝病や「業病」ではありません。らい菌の感染力は非常に弱く、感染したとしてもほとんど発病せず、多くの人は自然に治癒します。日本では年間数人が発症していますが、外来通院も可能で適切な治療により完治します。世界中で80万4千人の患者がいます(1998年WHO発表)が、経済的な理由で治療ができないで放置されていることが多く、問題となっています。

ハンセン病は紀元前6世紀のインドでの記録が残されています。10世紀から15世紀にかけてヨーロッパで大流行し、この病気に対して差別や偏見を大きくしたと思われます。1873年ノルウエーのハンセンがらい菌を発見しました。1943年結核治療薬スルフォン剤(プロミン)が治療に有効とわかり、ハンセン病は治る病気になったのです。1960年WHOが「らい菌の感染力は極めて弱い。患者を隔離する必要はなく、外来治療で十分」と勧告しました。

日本では1907年、国がハンセン病患者の隔離政策を進め、1931年らい予防法によりすべての患者が隔離されるようになりました。1960年のWHOの上記の勧告後も、36年間もの長きにわたり患者の人権は無視され続け、やっと1996年らい予防法が廃止されました。2001年5月、国の患者に対する隔離政策は違憲との判決が出され、やっと患者の人権が回復しました。

しかし現実社会では、昨年の黒川温泉の問題でもわかるように、国の隔離政策がもたらしたハンセン病に対する偏見や差別を多くの国民がまだ持ち続けていることも事実です。上記に述べたように、ハンセン病に対する正しい知識をすべての国民が持つことが重要です。
そのためには学校教育でも教師・生徒ともどもハンセン病やエイズそして種々の難病に対する正しい知識を勉強し、教養としてしっかり身につける必要があります。そうすればそれらの患者さんに対する差別や偏見をなくすことができると思います。

そして現在、ハンセン病の患者が受けたような偏見・差別を今度はエイズ患者が受けています。1989年2月に成立したエイズ予防法に「患者の福祉や人権よりも公共の福祉もしくは公衆衛生の向上を図ることをめざしている」という条文があります。まさに、らい予防法とおなじような性格をもつ法律です。


(9)
     背中と腰のストレッチ

@ひざを曲げて上体を起こしすわり、両足の裏を合わせます。そのまま上体を前に倒し10秒間前後静止します。
 この時、頭だけを倒すのではなく、背筋を伸ばしながら倒すようにします。手はできるだけ前へ伸ばします。

A仰向けになった後、両手で背中を押さえながら足を上げて静止します。 この時、無理をしないように両ひざは曲げたままでも良いです。

B両足を床につけます。両手でしっかり背中を支えておいて下さい。無理をして床に足を付ける必要はありません。このストレッチを1セット30秒間のつもりでゆっくり行いましょう。

寒くて固まってしまった筋肉などを伸ばすには良いストレッチです。このストレッチで身体をほぐすとギックリ腰の予防にもなります。
B

@

A



高倉彰吾(しょうご)くん 4歳 新山区

ぼくもお母さんも児童館の朝の活動がだ〜いすき!
西部町民センター祭では、くじ引きでたくさんお菓子をもらったよ。四月からは幼稚園で〜す。


  卒業おめでとう

3月12日(金)菊陽町の中学校で、卒業式がありました。二つの中学校合わせて、354名が学び舎を巣立ちました。未来に向かって羽ばたけ 15歳!


先生から卒業証書を頂く菊陽中3年3組の様子





ハクモクレン
 (モクレン科)

花びら全体が白く、裏に桃色の線があるのは、同じモクレン科のコブシです。

花言葉
 「自然な愛情」

撮影場所:
白鈴保育園(新山区)
   

名前 ロン オス 18歳
犬の18歳は人間で言えば100歳!耳と腰が悪くなったけれど、プードル4匹と仲よく暮らしています。
       東ヶ丘区 正代美代子さん

ワンネス編集室から

街のわだい
  小さな主役
    わが家のペット・・・ 

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  お電話下さい。スタッフがお伺いしまーす。

《編集後記》
205号で探していたネコのももちゃんは無事見つかったそうです。よかったですね。わが家でも猫を飼っているので人事ではありませんでした。今の季節はネコちゃんにとっては恋の季節。お出かけしたくなるのもしかたありませんね。  (T.I)